バイナリーオプション規制。今後は海外業者中心に
2013年バイナリーオプション規制がスタートされました。FXでのレバレッジ規制と同様にバイナリーオプションでも、日本の業者ではいままで同様の取引を楽しむことができなくなってしまったのです。海外FXと同じようにバイナリーオプションでも、海外バイナリーオプション業者を選ぶ方が増えてくると予測されます。
バイナリーオプション規制とは
バイナリーオプション規制を知る前に、そもそもバイナリーオプションとはどういうものか?ということから解説します。
規制前のバイナリーオプションは、最短で数分後の為替レートが基準となる地点のレートから「上がったか?下がったか?」だけで勝ちと負けが決まり、購入した投資額が約2倍になるか、なくなるか?というシンプルな仕組みであり、このオプション購入金額も最小で100円ぐらいからできるため、人気を集めていた取引方法だったのです。
しかし、この仕組みだけを見てしまうと、相場を呼んでトレードをする方よりも、カジノでのHIGH&LOWをやっているような感覚で楽しむ方が増えてしまい、投資ではなく、ギャンブル的な意味合いの方が強いとの批判が存在していたのです。
実勢に為替レートを判断しながら行う方はFXをやる人の方が多い為、バイナリーオプションでは、ギャンブル的な感覚で楽しむ方が多いのは事実だと考えられます。
そこでFX業者を中心としたバイナリーオプションを提供していたバイナリーオプション業者は、自主規制をする目的でワーキンググループを設置し、規制の提言をすることにいたり、結果、内閣府令の交付という法的規制までたどり着くことになったのです。
この結果、2013年11月末でそれまでのバイナリーオプションはできなくなったのです。
規制後は規制前と何が違うの?
1.取引期間が長くなった
今までは、最短5分というスパンでバイナリーオプションの判定が行われていました。上がるか?下がるか?を決めれば5分後に結果がわかるという方式です。
これが最短2時間になったのです。日本のバイナリーオプション業者の場合は、1日5回、6回程度しかバイナリーオプションの取引ができなくなってしまったのです。
海外のバイナリーオプション業者は60秒後に結果がわかるので、120倍の時間を待つ必要があるのです。
2.権利行使価格の固定とオプション価格の変動
これはバイナリーオプションをやったことのある人にしかわかりにくい部分ですが
今までは、1000円で投資したものが、上がったか?下がったか?で1.91倍のペイアウト率であれば1910円で払い戻された形です。非常にわかりやすかったのですが
今後は払い戻しが1500円と決まっていて、その2時間前から2分前までの時間に刻々と購入価格が変わっていくという仕組みになっています。
よりギャンブルではなく、投資というところに比重を置いた仕組みと言えますが、利用する方としては非常にわかりにくい仕組みになったのです。
海外業者は、FX同様に規制の対象外
海外FX業者がレバレッジ規制の対象外になるように、バイナリーオプションも海外業者であれば上記の規制は対象外で、今まで通りのシンプルですぐに結果がわかる取引が可能です。
今までバイナリーオプションを楽しんでいた方は海外業者に口座を作ることが進むと考えられます。
おすすめの海外バイナリーオプション業者
{article 149}{text}{/article}
コメントを残す