AnzoCapitalをプロが評価。AnzoCapitalのスプレッド・レバレッジ・入出金方法・取引ツール・口座開設方法・投資家からの評判を徹底分析

AnzoCapitalとは?

まだ国内では利用者が少ないAnzoCapitalでは、他社よりも有利な条件で口座開設ボーナスなどの特典を提供しています。お得なボーナスを活用できることに加えて、金融ライセンスも取得していることから、サービスのバランスが良いと評価が徐々に高まっている海外FX業者です。

AnzoCapitalの会社概要

AnzoCapitalはAnzoCapital Limitedが運営する海外FXで、設立は2016年で日本向けのサービスが開始されたのは2018年と、まだ国内ではあまり知られていない海外FX業者です。

運営実績が比較的に浅いことがAnzoCapitalの不安要素とはなるものの、ベリーズの金融ライセンスを取得しており、以前は完全信託保全を採用するなど安全性が保証されていた海外FX業者でもあります。スキャルピングも可能で、格安のECN口座を提供している点も注目されています。

海外FXサービス名: AnzoCapital(アンゾーキャピタル)
運営会社: AnzoCapital Limited
拠点: ベリーズ
金融ライセンス: ベリーズ金融監督庁/IFSC
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AnzoCapitalの口座の種類

AnzoCapitalの口座はSTP口座のスタンダード口座、またはECN口座のRAW口座の2種類があります。

スタンダード口座

固定スプレッド口座 詳細
基本通貨 USD、JPY
取引単位 1ロット=100,000通貨
レバレッジ 最大500倍
取引手数料 無料
最低入金金額 100ドル(10,000円)
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・特典 口座開設・入金ボーナス
ゼロカット保証 あり
スタンダード口座は、平均的な海外FX口座の条件を備えた口座です。最低入金金額も1万円でハードルが低く、口座開設ボーナスや入金ボーナスにて有利な取引を始めることができます。

RAW口座

固定スプレッド口座 詳細
基本通貨 USD、JPY
取引単位 1ロット=100,000通貨
レバレッジ 最大500倍
取引手数料 片道7ドル/1ロット
最低入金金額 100ドル(20,000円)
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・特典 口座開設ボーナスのみ
ゼロカット保証 あり
RAW口座は最小スプレッドが0.0pipsのECN口座です。手数料は1ロットで片道720円と格安の設定、最低入金金額も1万円と好条件が揃っている口座です。

AnzoCapitalのメリット

  • ベリーズの金融ライセンスを取得
  • トータル的なサービスのバランスがとれている
  • スプレッドが狭い設定
  • 口座開設キャッシュバックや入金ボーナスの特典が利用できる
  • 条件クリアでボーナスの出金も可能
  • 口座が2種類のみでわかりやすい
  • RAW口座のスプレッドは業界最狭クラス
  • RAW口座の利用条件のハードルが低い
  • トータル的なサービスのバランスが良い
  • 日本語サポートやコンテンツが充実
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AnzoCapitalは充実したトレード環境、そしてお得なボーナス制度など、トータル的にサービスのバランスがとれた海外FX業者です。初心者から上級者まで幅広いニーズに応えることができるのが大きな特徴です。

AnzoCapitalのデメリット

  • 運営実績がまだ浅い海外FX業者
  • 安全性・信頼性で不安が残る
  • 日本向けサービスは開始されて2年程度
  • 口座開設キャッシュバックは入金金額の条件がある
  • ボーナスの仕組みがややこしい
  • ロスカットレベルは50%と海外FX業者では高め
  • MT4以外の取引ツールはない
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AnzoCapitalは国内ではまだ知名度が低く、比較的に新しい海外F業者であることが不安要素となります。今後の展開次第では経営が厳しくなる可能性も秘めていることが大きなデメリットだといえます。現時点では少額資金の利用のみにとどめておきたい海外FX業者です。
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AnzoCapitalの金融ライセンス

AnzoCapitalの運営会社はAnzoCapital Limited、ベリーズの金融ライセンスを取得して営業しています。ベリーズでは金融監督庁となる国際金融サービス委員会IFSCが、政府の政策に基づきベリーズの金融業者を監督・管理しています。

AnzoCapitalの金融ライセンス

https://anzocapital.com/jp/why-anzocapital/regulation

ベリーズの金融ライセンス
ベリーズの金融ライセンス

https://www.ifsc.gov.bz/license-service-provider/

運営会社: AnzoCapital Limited
金融ライセンス: ベリーズ金融監督庁/IFSC
ライセンスナンバー: 000331/48

AnzoCapitalの金融ライセンスの評価と評判

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ベリーズの金融ライセンスはオフショア系であるため、信頼度はそんなに高いわけではありません。しかしながら、ネット検索にてAnzoCapitalの口コミや評判を調べてみると、AnzoCapitalの金融ライセンスに対する評価は決して低くないようです。

というのも、国内では人気上位にランクインするAXIORYやFBSもベリーズの金融ライセンスを取得している事実があるからです。オフショア系の金融ライセンスでもベリーズは一定の信頼性があると判断されています。

AnzoCapitalのボーナス

AnzoCapitalでは定期的に口座開設ボーナスと入金ボーナスと主に2つのキャンペーンを開催しています。

口座開設ボーナス
口座開設ボーナス

https://anzocapital.com/jp/campaign/

新規で口座開設をして以下の条件をクリアすると、50ドル(日本円の場合5,000円)の口座開設キャッシュバックがもらえます。公式サイトではキャッシュバックとありますが、これはあくまでも証拠金として使えるボーナスのことです。

  • AnzoCapitalのLINEオフィシャルアカウントをフォロー
  • スタンダード口座に2万円以上の入金 またはRAW口座に5万円以上の入金
  • ボーナス申請メールを取引前にAnzoCapitalあてに送信

以上3つのステップを踏まないと、口座開設ボーナスは付与されません。ボーナス申請メールを送信する前に取引をしてしまうと口座開設ボーナスは無効になるので注意しましょう。

30日以内に、5ロット以上の取引があり、25回以上の売買往復歴があれば口座開設ボーナスで受け取った5,000円は、現金として出金することが可能です。
入金ボーナス

入金ボーナスは入金金額に応じて最大で50%のボーナスがもらえる制度です。

入金ボーナス

https://anzocapital.com/jp/campaign/

入金ボーナス

1万円以上の入金から、5000円、10,000円~とボーナスが入金金額に応じて高くなっていきます。50万円以上の入金に関しては、どれだけ入金しても最大10万円のボーナスとなります。

この入金ボーナスは初回のみで、過去に利用歴がある方は対象にはなりません。また、入金ボーナスもメールにて申請する必要があります。

AnzoCapitalのボーナスの評価と評判

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スプレッドの狭さを売りにする海外FX業者のほとんどがボーナスを提供していません。AnzoCapitalのボーナスは派手さには欠けるものの、狭いスプレッドを提供している海外FX業者でボーナス制度があるだけでもお得だとの声が聞かれています。

一方では、ボーナス取得に手間がかかるため、わざわざそこまでして得るほどのボーナスではないとの意見もあります。あくまでもAnzoCapitalのボーナスはスプレッドの狭さにプラスで着いてくる「おまけ」のような存在です。ボーナス目当てに利用する海外FX業者ではないといえます。

AnzoCapitalのスプレッド

AnzoCapitalは狭いスプレッドを実現している海外FX業者の1つです。スタンダード口座のスプレッドは平均よりやや狭いかなといった程度ですが、ECN口座のRAW口座ではかなり狭い設定になっています。

公式サイトにてターゲットスプレッドが公開されています。

通貨ペア スタンダード口座  RAW口座
USDJPY   1.5pips   0.4pips
EURJPY   1.4pips   0.3pips
GBPJPY   1.9pips   0.7pips
AUDJPY   1.6pips   0.4pips
CADJPY   1.6pips   0.5pips
EURUSD   1.2pips   0.1pips
AUDUSD   1.3pips   0.2pips

https://anzocapital.com/jp/products/forex

AnzoCapitalのスプレッドの評価と評判

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AnzoCapitalのスプレッドは海外FX業者の中では最狭クラスに属すると定評で、ネガティブな情報は口コミサイトやSNSでも全く見かけません。

とくに、ECN口座を利用したい投資家にはRAW口座は手数料も格安、最低入金金額も1万円とハードルが低いのでおすすめです。経済指標取引やスキャルピングも認可されているので安心して取引できるのが魅力でしょう。

AnzoCapitalのレバレッジ

AnzoCapitalのレバレッジは最大500倍で、海外FXの平均的な水準です。

取引資金によって最大レバレッジは以下のように制限されます。

  • 10,000ドル未満 → 最大500倍
  • 10,001ドル~50,000ドル → 最大400倍
  • 50,001ドル~200,000ドル → 最大300倍
  • 200,001ドル~500,000ドル → 最大200倍
  • 500,000ドル以上 → 最大100倍

AnzoCapitalのレバレッジの評価と評判

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AnzoCapitalのレバレッジは海外FXの平均水準にあるため、不満に思う投資家はほとんどいないようです。1,000倍、3,000倍とかけれる海外FX業者も中にはありますが、国内FXに比べれば十分に高いレバレッジがかけれると評価されています。

仮に、まとまった資金にて300倍程度に制限されたとしても、それでも満足する投資家は多いといえるでしょう。

AnzoCapitalの約定力・約定スピード

AnzoCapitalでは高い約定力にて取引できることが大きなメリットです。自社で公開している約定力のデータは、約定率99%、約定スピードの平均0.20秒です。

基本的に利用者の数が増えれば増えるほど、サーバーを増強しない限り、サーバー負荷が上がり約定スピードは低下する傾向にあります。現時点のAnzoCapitalでは、まだ利用者の数が少ないため、十分な約定スピードが満喫できる環境にあります。

AnzoCapitalの約定力・約定スピードの評価と評判

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数は少ないながらも、AnzoCapitalの実測データを公開している複数の投資家サイトを参考にすると、実測でSTP口座の平均スピードは0.24秒となっており、約定力では業界でトップクラスのレベルにあることが高く評価されています。

スキャルピングなどの高速取引にも十分に対応できる約定力だといえます。約定力を重視するならばAnzoCapitalは選択肢の1つとなるでしょう。

AnzoCapitalの資産保全(分別管理・信託保全)

AnzoCapitalでは顧客の資産は分別管理にて安全に保管しています。

以前は公式サイトにて完全信託保全が明言されていたのですが、現在は信託保全の項目が削除されています。

分別管理
分別管理

https://anzocapital.com/jp/accounts/funding-methods

顧客の資金は会社の資金とは完全に分離して保管されることが約束されています。

AnzoCapitalの資産保全の評価と評判

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以前は分別管理と信託保全にて顧客の資産が保護されていることの明記がありました。運営方針に変更があったと見られ、現在は分別管理のみに関する情報が提示されています。

完全信託保全があったからこそ、新参のAnzoCapitalでも安心だといわれていたので、現時点では信頼性に関しては不安の残るままだといえるでしょう。また、今後何らかの対策が公開されるまでは、大きめの資金を預け入れるにはリスクが高いといえるでしょう。

AnzoCapitalの入金出金方法

AnzoCapitalで利用できる入出金方法は、海外送金か国際決済サービスのいずれかとなります。いずれの場合でもAnzoCapitalへの手数料は入金1万円以上、出金3,000円以上で無料です。

  • 国内送金(入金のみ)
  • 海外送金
  • bitwallet
  • STICPAY

入金時のみ国内のネットバンキングから国内送金扱いで入金することができます。海外送金の場合、各自で利用する金融機関への海外送金手数料や振り込み手数料などが3,000円~4,000円程度かかります。

bitwalletなら、入出金ともに手数料が安く済むのでおすすめの方法です。入金時は銀行口座からの振込みであれば100円程度、出金時は800円程度です。事前に登録をしておくと良いでしょう。

STICPAYの手数料は入出金額の1%とやや高めなので、あまりおすすめできません。

AnzoCapitalの入出金方法の評価と評判

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海外FXにて最もよく利用されている、クレジットカードの取り扱いがAnzoCapitalではないので不便だと感じる投資家は多いでようです。

国内送金扱いにて簡単にネットバンキングから入金できるようになった点は高く評価されています。しかし、重要なのは入金よりも出金です。いざ利益を出金する時のことを考えて、bitwalletがいつでも使える状態にしておくと安心です。

AnzoCapitalの取引ツール・教育コンテンツ

AnzoCapitalで利用できる取引ツールはMT4のみです。複数の海外FX口座をMT4マルチターミナル、MAMで1つにまとめることも可能です。

MT4
MT4

https://anzocapital.com/jp/trading-platform/mt4-web-trader

Web版、Windows版、MAC版、モバイル版とほとんどの端末にて利用することができます。使い方はガイドブックが公式サイトにて提供されています。

MT4マルチターミナル
MT4マルチターミナル

https://anzocapital.com/jp/trading-platform/metatrader4-multiterminal

MT4マルチターミナルで複数の海外FX口座をまとめてトレードしていくことも可能です。

MAM
MAM

https://anzocapital.com/jp/trading-platform/multi-account-manager

MAMはマルチアカウントマネージャーと呼ばれる、プラットフォームで複数の海外FX口座の取引状況や損益状況を管理することができるツールです。

VPS
VPS

https://anzocapital.com/jp/research-tools/vps

資産の残高が5,000ドル以上、1か月の取引ロット数が5ロット以上であれば、無料でVPSサーバーの利用も可能です。

教育コンテンツ
教育コンテンツ

https://anzocapital.com/jp/research-tools/economic-calendar

  • 3大市場のオープンとクローズ時間をマップで表示
  • 経済指標カレンダー
  • FXデイリーレポート
  • FXビギナーズガイド
  • Webチュートリアル
  • FX計算ツール

など、AnzoCapitalでは、初心者~上級者まで役に立つ教育コンテンツが充実していることが大きなメリットです。

AnzoCapitalの取引ツール・教育コンテンツの評価と評判

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AnzoCapitalの取引ツールはMT4のみとなるので、EAなどの関係でMT5が使いたい方やcTradeが使いたい方には物足りないかもしれません。ただ、マルチプラットフォーム、MAMが揃っている海外FX業者はそんなに多くないので注目ポイントです。

海外FX業者によっては日本語の教育コンテンツが少なかったり、そもそも教育コンテンツが用意されていないケースも多いです。教育コンテンツに関しては、初心者向けの情報が多いのが特徴で学びながら始めたい方には、AnzoCapitalは申し分のない海外FX業者です。

[anzocapital_sum_mini]
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以下の記事では初心者向けに海外FXの始め方を解説しています。合わせて参考にして下さい。

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。