海外FXの出金でデビットカード(プリペイドカード)が利用停止に

海外FXの出金でデビットカード(プリペイドカード)が利用停止に

mastercard128 128海外FXの出金方法として「デビットカード(プリペイドカード)」という選択肢がありました。しかし、デビットカード(プリペイドカード)の利用ができないことになってしまいました。

デビットカード(プリペイドカード)による海外FXの出金

デビットカード/プリペイドカードと名称は海外FX業者によって違うのですが、機能にはデビットカードというのが正しい名称です。

デビットカードは、クレジットカードのように国際ブランドの加盟店で利用できる決済用カードですが、銀行の口座残高とリアルタイムに連動していて、残高の範囲内でVisaやMasterCardなどの国際ブランドの加盟店で利用できるものなのです。

海外FX業者も大手の業者は自社のデビットカードを発行しており、海外FX業者の口座に残高があれば

  • その残高分でショッピングをする
  • その残高をコンビニATMで引き出す

ことができるため、海外FX業者の出金手段として重宝されていたのです。

海外FX業者の場合は、ほとんどがMasterCardのデビットカードであり、日本の大手コンビニATMで利用できるのはセブン銀行のATMがあるセブンイレブンだけでした。

これはMasterCardが中心となって運営している「Cirrus(シーラス)」というATMネットワークにセブン銀行のATMは対応しているからです。外国人がセブンイレブンのATMを使っているシーンをよく見るのは、海外のクレジットカードやデビットカードが使えるのはセブンイレブンだけだからです。

また、MasterCardは日本の消費者金融にも唯一カード発行を許可している国際ブランドであり、比較的発行しやすい国際ブランドなのです。海外FX業者もほとんどの業者がMasterCardのデビットカードを発行しているのです。

MasterCardが海外FX業者に取扱停止の連絡

XM(エックスエム) → XMカード

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実は、マスターカード社より急遽連絡があり、誠に残念ながらXMカードのサービスを2016年9月16日(金)をもちまして終了せざるをえなくなりました。

お客様のXMマスターカードの残高は9月16日(金)まで通常通りご利用頂けます。その後XMマスターカードに残高がある場合は、9月19日(月)午後17時(日本時間の午後23時)までに、自動的にお客様のMT4口座に返金させて頂きます。

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AXIORY → AXIORYオリジナルブランド プリペイドカード

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現在、InterCash社提携・マスターカード社からの直接の通達により、AXIORYプリペイドカードプログラムにおける全ての機能が凍結されている旨連絡がございました。弊社では、プログラムの継続利用に関し交渉を続けさせて頂きましたが、残念ながらマスターカード社からの直接の通達である為、今後継続してのサービス提供不可の回答を受領しております。

上記通達を受け、 誠に遺憾ではございますが、AXIORYオリジナルブランド プリペイドカードサービスの提供を中止させて頂く事となりましたので、お詫びとご報告をさせて頂きます。

AXIORY プリペイドカードをお持ちのお客様へは、順次個別にご連絡させて頂き、お客様の運用口座へカード残高資金の返金手続きをさせて頂いております。マスターカード社からの要請を受け、弊社ウェブサイトからオリジナルプリペイドカードに関する情報、並びにクライアントポータルから、入出金に関するシステムを撤去させて頂いております。

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とMasterCard社が直接、海外FX業者、並びに国際決済サービスやバイナリーオプション業者に取扱停止の連絡をしているのです。

結果として、デビットカードを発行していた海外FX業者やネッテラーなどの国際決済サービスも、デビットカードによる出金はできなくなってしまいました。

残った残高は運用口座に返金されるようです。

なぜ、MasterCard社はいきなり海外FX業者を利用停止にしたのか?

最大の理由は、記憶に新しい

「セブンイレブンのセブン銀行ATM不正引き出し事件」

だと考えられます。

2016年5月22日に、南アフリカのスタンダード銀行(SBKJ.J)の偽造クレジットカードが一斉に使われ、現金約14億円が不正に引き出されたのです。

  • 1万4000回の引き出し
  • セブンイレブンのセブン銀行ATM
  • 合計約14億円

スタンダード銀行は「顧客ではなく同行が推定3億ランド(約1900万ドル)の損害を被った」と発表しています。

日本は、新しく安全性が高い「チップ・アンド・ピン」システムを導入しておらず、旧式で安全性の低い「磁気ストライプ」のカードが通用する国であったこと、不正に対処する経験が浅く、監視し、不正を探知し、対応するといった点で後れを取っていたことから、狙われたとされています。

「責任はクレジットカードを発行したスタンダード銀行にあるが、事件の捜査が進めば、加盟店銀行にも責任が及ぶだろう」と専門家の発言もあり、国際ブランドも海外事業者へのクレジットカード、デビットカードの発行に慎重になったのではないでしょうか。

結果として、日本での外国のカード引き出しが多い、海外FX業者も精査の対象になり、取扱停止になったと推察されます。

今後の海外FXの出金方法は?

以前と代わりになく

  • 海外送金による出金
  • 国際決済サービスによる出金
  • クレジットカードによる出金

の3つの選択肢があります。

  • 海外送金 → 手数料が発生
  • 国際決済サービス → 日本の銀行に出金するときは海外送金をする必要がある
  • クレジットカード → 入金した額までしか出金対応できない

というデメリットがあるので、組み合わせて状況に合わせて使い分けるしかありません。

今回利用停止になったのは、あくまでも海外FX業者自身が発行しているデビットカードであり、お持ちのクレジットカードによる海外FX口座への入金、出金には影響はありません。混同しないようにしましょう。

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