海外FXのコンテスト
海外FX業者は、キャンペーンとともに頻繁に賞金獲得のトレードコンテスト(コンペティション)を開催しています。ここでは海外FXのトレードコンテストについて解説します。
海外FXのトレードコンテストとは?
トレードコンテストというのは、日本で言えば「賞金獲得キャンペーン」「賞金獲得トーナメント」「」というような言い回しの方が近いかもしれません。
簡単に言えば、海外FXのトレードコンテストとは
指定された期間中に軍資金(証拠金)を何倍に増やすことができたのか?の倍率で競うこと
を言います。
クイズコンテストや写真コンテスト、デザインコンテスト、○○コンクールと同じです。そのFX版と理解すれば良いでしょう。
入賞者には賞金が設定されています。
あくまでも「何倍に増やしたのか?」という倍率で競うものですので、参加条件の最低金額に達していれば、軍資金(証拠金)の多寡は関係ありません。
無料参加のコンテストも、有料参加のコンテストも存在しますが、一般的に有料傘下のコンテストの方が賞金額は大きくなります。また、リアルトレードでのコンテストと実際にお金は動かないデモトレードでのコンテストも存在します。
通常のトレードでの稼ぎにプラスで賞金が手に入るので、コンテストがある海外FX業者の方が楽しみも、儲けられる可能性も増えるメリットがあるのです。
なぜ、海外FXはトレードコンテストが存在するのか?
日本国内のFX業者にはあまりないトレードコンテストですが、なぜ海外FX業者にはトレードコンテストが存在するのでしょうか?
答えは簡単で
何度も当サイトで解説している通りで
国内FXは呑み行為を行う店頭取引(DD方式)を採用
顧客が負けるとFX業者が儲かる仕組み
海外FXは注文をそのままインターバンク市場に流すNDD方式を採用
顧客の取引数が増えるとFX業者が儲かる仕組み
という違いがあります。
海外FXの場合は、インターバンク市場に直接注文を流す形で実際の為替の売買を行っており、呑み行為をしないのであくまでも仲介手数料としてのスプレッドしか収入源がないのです。
となると顧客の取引量を増やすしか自社の収益を向上させる方法がなく、顧客の取引量を増やしてもらうためのサービスの一環として、儲けられる可能性が増えるトレードコンテストを採用しているのです。
ボーナスなども同じ考え方となります。
海外FXのトレードコンテストは賞金額が高い!
海外FXのトレードコンテストは顧客が世界中に入れることもあり、賞金額が非常に高く設定されています。
例えば、2013年10月に行われたIronFXのコンテストは海外FX史上最高額で「1位になれば15万ドル(約1500万円)」の賞金が支払われました。高級車ランボルギーニも選ぶことができ、非常に魅力的なコンテストになっています。
※IronFXは日本市場向けのサービスを停止しています。
これぐらいの規模のコンテストは、3か月に1回ほどのペースで行われています。有料での参加のものもありますが、基本的には無料で参加できるコンテストが多いため、通常のトレードを行うのであれば、とりあえず参加しておいた方がラッキーでも入賞する可能性が出てくるのでおすすめです。
XMが行っているトレードコンテスト「XMコンテスト」は賞金額はそれほど高額ではありませんが
- 参加料無料
- 毎週、賞金5,000ドル(約50万円)
- リスクなし
- 獲得賞金は出金可能
毎週開催されていて、1週間でのリターン率で賞金が付与されるので、何度も挑戦することが可能です。少額の軍資金設定にしておけば、極端なポジションを持つことも、普段は利用しない極端なボラリティ―がある通貨ペアでトレードすることも、それほどリスクなく、実行できますし、予測が当たれば賞金がもらえる可能性も広がるのです。
初心者から上級者まで継続利用している方が多くなっています。
海外FXのコンテストは、賞金対象者も多い
賞金額が高いとともに、賞金対象者も多く設定されています。
前述した海外FX業者IronFXのコンテストでは
- 第1位 スーパーカー 又は150,000ドル(約1500万円)
- 第2位~第5位 現金5,000ドル(約50万円)
- 第6位~第10位 現金1,000ドル(約10万円)
- 第11位~第20位 現金500ドル(約5万円)
- 第21位~第100位 現金100ドル(約1万円)
なんと100位まで賞金がもらえます。1位は無理だろうと思った方でも、100位ならなんとかと思った方もいるのではないでしょうか。ちなみにこのコンテストの場合、3か月のコンテスト期間中に手持ちの証拠金を2倍にすることができれば、100位以内に入賞することが可能になる結果でした。つまり、証拠金を2倍にすれば入賞できたということです。証拠金の多い、少ないではなく、純粋に何倍にしたかが競われるのも、少額でも入賞できるコンテストの魅力と言えます。また、トレード期間も限られているので、ある程度どちらに相場が動くのか山を貼って投資するような方法も取れるのです。
※IronFXは日本市場向けのサービスを停止しています。
海外FXのコンテストは軍資金が少なくても勝てる可能性がある
どういうことかというと
海外FXのコンテストの勝利の基準は、コンテスト期間の市場終了時に最大のリターンを獲得した人に設定されていることが多いのです。
つまり、
リターン率(%) = 純利益 / 預金 × 100
で計算されるのです。
- Aさん:軍資金1万円を期間中に2万円にできれば、200%
- Bさん:軍資金100万円を期間中に150万円にできれば、150%
- であれば、Aさんの勝ちです。
おわかりの通りで、軍資金が多くても、少なくても関係なく、何倍にできたかがコンテストの順位を決定する指標となっているのです。
現実的には軍資金が少ないほうが、ダメ元でも思い切ってエントリーできるので勝てる可能性も高くなるのではないでしょうか?
コンテスト開催時だけ、主催している海外FX業者に口座を開くのもOKなので、情報をチェックしながら、興味のあるコンテストがあったらトライしてみましょう。
まとめ
海外FXはトレードコンテストも、儲けを増やすための一つの方法として考えられます。
トレードコンテストは、軍資金(証拠金)の多い少ないではなく、あくまでも軍資金を何倍にしたかというリターン率で賞金付与のランキングが決定されるため、軍資金(証拠金)をコンテスト参加基準の最低ラインにして、いつもは行わないようなハイリスクハイリターンのトレードを試してみるという方法も可能になるのです。
現時点では、トレードコンテストを常に開催している海外FX業者は
1社となっているため、選択肢は「XM(エックスエム)」の口座を開設するということになりますが、興味がある方は試してみることをおすすめします。
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