海外FX業者を比較すべき項目はこれだ!海外FX比較で絶対に抑えておくべきポイント

海外FX業者を比較すべき項目はこれだ!海外FX比較で絶対に抑えておくべきポイント

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「海外FX業者を選ぶには、どのようなポイントに気をつけて選べばよいのでしょうか?」

とくに海外FXの初心者の場合、海外FX業者をどのような項目で比較すれば、自分に最適な海外FX業者が見つかるのか?安全な海外FX業者が見つかるのか、見当もつかない方も少なくありません。選ぶべきポイントはトレードスタイルによっても、違いますが、ここでは一般的なケースで紹介します。

海外FXを利用するトレーダーの取引スタイル

「海外FX業者を使ってる」「海外FXに興味がある」ということは、多かれ少なかれ「レバレッジ規制のない中でFXトレードをしたい」という方がほとんどだと思います。必然的に、スキャルピング、デイトレード、スウィングトレードなどの短期トレードを中心とした取引スタイルの方が多いと思いますので

短期取引を前提として海外FX業者を比較するポイントを解説します。

海外FX比較で絶対に抑えておくべきポイント

1.約定力の高さ・約定スピードの早さ

投資家にとって重要になるのは「注文した価格通りに約定すること」です。スリッページが多く発生してしまえば、それは投資家のコスト負担になるので、どれだけスプレッドが狭くても意味がないのです。約定スピードは当サイトでは「自社計測したもの」と「海外FX業者が公表しているもの」の両方を表示しています。※一部測定できていない口座もあります。

できるだけ「約定力(執行率・約定率)が高く」「約定スピードの平均値が早い」海外FX業者を選ぶと良いでしょう。

また、一定額の資金量を持つ投資家の方の場合は、VPSサーバー無料提供というサービスをしている海外FX業者を選ぶと約定スピードが早くなります。

VPSサーバーは海外FX業者が取引サーバーを設置している国の同じサーバー会社のサーバー内にあるので、日本の投資家の日本のPCから注文するよりも地理的な距離がない為、情報伝達の遅延(地理的レイテンシー)が発生しないので、約定スピードが速くなるのです。

VPSサーバー無料サービスを行っている海外FX業者はXM(エックスエム)などがありますが、最低5000ドル以上で無料VPSが利用できるなど資金額の条件があるので注意しましょう。

海外FXを約定力/約定スピードで比較

2.スプレッドの狭さ

約定力に次いで、重要になるのが「スプレッドの狭さ」です。海外FX業者の場合には、スプレッドの狭さに自信がある海外FX業者ほど「最小スプレッド」と同時に「平均スプレッド」を公表しています。

理解しておいてほしいのは

  • 日本国内のFX業者のスプレッド:原則固定スプレッド
  • 海外FX業者のスプレッド:変動スプレッド

ですので「最小スプレッド」を比較しても意味がないのです。

標発表時などトレードが集中するタイミングでは、どうしてもスプレッドが広がってしまうので「最小スプレッド」だけを比較しても、「トレードコストが安くなるかどうか?」はわかりません。

しかし、海外FXになれていない方は、海外FX業者の「最小スプレッド」が狭いところを優先してしまいがちです。

スプレッドの狭さに自信がない海外FX業者は、「平均スプレッド」を公表せずに「最小スプレッド」しか公開していないのです。

海外FX業者を比較するときは、トレードコストを抑えるためにも

  • 「平均スプレッド」を公表している海外FX業者
  • 「平均スプレッド」が狭い海外FX業者

を比較すると良いでしょう。

また、「ECN口座」の場合は「電子取引所」を利用するため、「スプレッドが狭い」代わりに手数料が有料になっているものが多くなっています。

  • ECN 取引手数料 片道3ドル 米ドル/円 スプレッド 0.5pips

というときは

  • 往復換算 3ドル × 2 = 6ドル
  • スプレッド換算 6ドル = 0.6pips(1ドル≒0.1pips)
  • スプレッド合算 0.5pips + 0.6pips = 1.1pips

となり、出来上がりのトレードコストは1.1pipsになるのです。

「ECN口座」のように取引手数料が有料の場合は、出来上がりのトレードコストを計算してスプレッドの狭さを比較する必要があります。「ECN口座」のトレードコストを計算するときも、「平均スプレッド」をベースに計算する必要があります。

海外FXを通貨ペア別スプレッドで比較

3.信託保全

日本国内のFX業者の場合、金融証券取引法によって信託保全が義務付けられています。

しかし、海外FX業者の場合、金融庁に登録していないので信託保全は義務付けられていません。基本的には海外FX業者が任意で、サービスの一環として「信託保全を取り入れるか?」「分別管理のみにするか?」が決まってくるのです。

もちろん、日本の金融庁に登録していなくても、主要な海外FX業者は世界各国の金融監督庁に登録しているため、その国の金融監督庁が日本の金融庁のように信託保全を義務付けているケースもあります。

顧客資金の信託保全が導入されている海外FX業者かどうか?

というのは、ある程度、高額な金額を証拠金としてトレードをする投資家にとっては大きな問題なのです。

信託保全のみで分別管理を採用している海外FX業者の場合は、会社の企業規模や金融ライセンス保有の有無をチェックしてから利用すると良いでしょう。

企業規模というのは

  • 従業員数
  • 日本人スタッフの人数
  • 金融ライセンスの有無
  • グループ会社を含めた金融ライセンスの有無
  • 顧客数
  • 世界展開の状況(世界各国のにあるオフィスの数)
  • ・・・

等です。

金融ライセンスがあり、企業規模も大きい海外FX業者であれば分別管理のみでも大きな問題がないケースが多いのですが、金融ライセンスを持たない業者の場合は、信託保全が前提でないとリスクが大きすぎるのです。

信頼性のランキングで言えば

  1. 「海外FX業者本体が主要国の金融ライセンスを保有している。」かつ「信託保全」
  2. 「海外FX業者のグループ会社が主要国の金融ライセンスを保有している。」かつ「信託保全」
  3. 「海外FX業者本体が主要国の金融ライセンスを保有している。」かつ「分別管理」
  4. 「海外FX業者のグループ会社が主要国の金融ライセンスを保有している。」かつ「分別管理」
  5. 「海外FX業者本体も、グループ会社も、金融ライセンスを所有していない」

です。

とくに

「海外FX業者本体も、グループ会社も、金融ライセンスを所有していない」

という場合にはかなり注意が必要です。

「金融ライセンスがない」ということは「監督する機関がない」ということ意味しています。金融ライセンスがない場合には「信託保全」と言ったところで、それが守られる保証もないということになります。

海外FXを信託保全で比較

4.ボーナス・トレードコンテストの有無と内容

海外FXには「ボーナス」という特典があります。

入金ボーナス100%となっていればいうのは、例えば、10万円の資金を入金したら、証拠金が20万円になり、トレードができる投資家にとっては「儲けられるチャンスが広がるサービス」なのです。

しかし、海外FXでは「ボーナスを前提として海外FX業者を比較する」ことをおすすめしません。

ボーナス < 約定力・スプレッドの狭さ・信託保全

の方が重要であることは間違えないのです。

しかし、「はじめて海外FXを体験してみたい。」「少しでもお得にトレードをしたい。」「少しでも儲けられる可能性を高めたい」という方の場合には、「ボーナス」や「トレードコンテスト」は一つの武器になるのです。

入金ボーナスには

  1. 出金不可で証拠金としてのみ利用できるもの(利益は出金可) → ボーナスの付与率が高い 50%~100%
  2. 既定のトレード量をクリアすれば出金できるもの → ボーナスの付与率が低い 5%~20%

と2種類のボーナスがあります。一概にどちらが良いとは言えませんが自分にあったボーナスを選ぶ必要があります。

また、初心者の方には

  1. 口座開設ボーナス

をおすすめします。これはリアル口座を口座開設すれば、3,000円~10,000円のボーナスが付与されるものです。つまり、入金しなくても、トレードができます、トレードの結果利益が出れば出金ができるのです。1円もかけずにリアルマネーで海外FXを体験できるので、海外FX初心者におすすめです。

トレードコンテストとは

「証拠金を何倍に増やしたか?」で賞金がもらえるコンテスト

です。

トレードでの儲けとは別の「賞金」という臨時収入が期待できます。参加料無料のものも多いのですが、1位賞金は1000万円を超える規模のものもあります。参加料が無料のトレードコンテストを開催している海外FX業者がおすすめです。

海外FXのボーナスで比較

5.金融ライセンスの有無

金融ライセンスというのは

「海外FX業者がある国の金融監督庁で認可をもらっているかどうか?」を意味します。

日本で言えば金融庁の認可(財務局の登録)があるかどうか?です。

金融監督庁は

  • 金融業を営む上での十分な資金があるか?
  • リスク管理の体制があるのか?
  • 分別管理・信託保全はされているか?
  • 顧客の証拠金レベルは適正か?
  • 顧客へのリスクに対する説明は十分か?

などの項目をチェックし「条件をクリアしないと登録されない仕組み」となっています。

「どの国の金融ライセンスを持っているか?」によっても、上記の基準の厳格さが変わってくるのですが、それ以前に重要なのは

「金融ライセンスを持っているか?どうか?」

重要なのは「金融ライセンス保有の有無」なのです。

金融ライセンスを保持しない海外FX業者の場合は、どの国の金融監督庁からも監視されていないので「出金拒否」「倒産」「連絡不通」などのトラブルを招きやすいのです。

ある程度、海外FXになれている方であれば、金融ライセンスがない海外FX業者でも、信頼性のあるなしを見極めることはできるかと思いますが、初心者であれば、まずは「金融ライセンスの有無」をチェックしましょう。

※最近では、金融庁が海外FX業者に金融ライセンスを付与している金融監督庁に「日本人顧客向けのサービス停止」の圧力をかけるケースが増えているため、海外FX業者は、子会社を別の国に作って、その子会社経由で日本人顧客向けのサービスを展開する形を取るようになっています。その場合は、厳密に言えば金融ライセンスを持っていないということになりますが、金融ライセンスを持っている親会社と同じスキームでFXサービスを提供しているので「ある程度の信頼性はある」と判断できます。

6.口座の最低入金額

海外FXの口座とスプレッドの関係は

  • 最低入金額が高い口座 → スプレッドが狭い(VIP口座)
  • 最低入金額が低い口座 → スプレッドが広い(誰でも作れる口座)

となっているケースが多くなっています。

せっかくスプレッドが狭い海外FXの口座があったとしても、最低入金額をクリアできずに利用できないということもありうるので、スプレッドを比較すると同時に最低入金額はチェックしておきましょう。

海外FXを最低入金額で比較

海外FX比較

海外FX選び重要ではないポイント

1.最高レバレッジ

海外FX業者であればレバレッジは最低でも200倍以上になっています。ある程度の資金額でトレードする方であれば200倍あれば十分という方が多いのではないでしょうか。

極端に少額で、ギャンブルトレードをしたい投資家の方のみ、1000倍、2000倍というハイレバレッジ設定の海外FX業者を選べば良いのです。それ以外はとくに「最高レバレッジ」を重視して比較する必要はありません。

2.日本語対応

初心者であればあるほど、日本語対応・日本語サポートの質というのが気になります。ただ、当サイトで紹介している海外FX業者であれば、多かれ少なかれ、日本語対応はしています。日本人スタッフがいることもデフォルト設定になっているので、それほど気にする必要はありません。日本の企業並みとは言わないものの、日本語でチャット問い合わせができるので、ストレスなく利用できるはずです。

3.出金方法

海外FX業者によってペイパル、ネッテラー、スクリルなど利用できる国際決済サービスが異なりますが、基本的にクレジットカードへの出金、海外送金による日本の銀行口座への出金というのはできます。

海外送金の場合、3,000円程度の海外送金手数料が発生してしまいますが、ある程度の利益を出せる方であればそれほど重要な支出ではありません。それよりも、「スプレッドが0.1pips違うこと」「スリッページが発生ないこと」の方がコストに対するインパクトは何倍も大きいはずです。出金方法は意識せずに海外FX業者を選んで構わないのです。

4.トレードプラットフォーム

よほど変わったプラットフォームを希望している方以外は、トレードプラットフォームで海外FX業者を選ぶ必要はありません。

ほとんどの海外FX業者で世界で最も普及しているトレードプラットフォーム「MT4/MT5(メタトレーダー)」が利用できるからです。「MT4/MT5(メタトレーダー)」が使えるのであれば十分なのです。

ただし、「ECN口座」を利用する場合にはECN専用のプラットフォームがあるため、海外FX業者によって使い勝手が異なるケースもあります。利用している海外FX業者のECNプラットフォームが使いにくいようであれば海外FX業者を切り替えることも検討すべきです。

海外FX比較

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