海外FX業者と国内FX業者の追証対応を比較

海外FX業者と国内FX業者の追証対応の違いを比較

up128 128海外FX業者と国内FX業者では追証への対応が違うのです。では、何が違うのでしょうか?今回は2015年1月に発生したスイスフランショックでの海外FX業者と国内FX業者の追証(おいしょう)対応の違いを比較しながら解説します。スイスフランショックとはスイスの中央銀行「スイス国立銀行」が行ってきた無制限の為替介入を2015年1月15日に突如撤廃したことを意味します。この結果、ユーロスイス相場は一時41%の急落、1分足でも1600pipsも急落し、大手のFX業者の倒産するなどさまざまな事態が発生したのです。

国内FX業者の追証対応

追証の有無

ほぼすべての業者が追証あり

口座のマイナス残高への対応

投資家に請求。返済するまでは投資家の債務(借金)という扱い

スイスフランショック時の影響

国内FX業者の未収金は33億8800万円

個人顧客:19億4800万円(1,137件)
法人顧客:14億4000万円(92件)

つまり、スイスフランショックによって、口座残高がマイナスになり、債務(借金)が発生してしまった国内FX業者を利用している個人投資家が1137人いて、合計で19億4800万円もの借金を負ってしまったということになるのです。

マネックスグループ1社だけでも1億6000万円もの未収金が発生しているのです。

国内FX業者の追証の問題点

広がるスリッページで強制ロスカットが期待価格で発動しない!

「トラリピのような取引をユーロ/スイスフランでやっていました。スイスショック直前の1月12日(月)にもSNBが1.20フランの防衛ライン維持を明言したばかりでしたし、強制ロスカットとなっても93万円ほどの資金が残るだろうと計算していました

計算上だと強制ロスカットとなるのは1.14フランあたり。ところが、実際にロスカットされたのは1.04348フラン。30万通貨ほど持っていたため、合計673万円の損失になりました。口座残高がゼロになるだけでなく、317万円の『借金』が残りました」

出典:スイスショックで借金の悲劇!個人投資家を直撃、裁判への動きも…

証拠金維持率が4%を割ったら、追証を請求して2%を割ったら強制ロスカットが発動するというのが国内FX業者の最低基準なのです。きちんと証拠金が2%の段階で強制ロスカットが発動していれば口座残高はマイナスにはならないはずなのです。

しかし、スイスフランショックのようなタイミングでは、他の投資家も含めて、多くのトレーダーの強制ロスカットが発動します。結果、取引先が扶桑氏、注文がなかなか約定しないため、スリッページがびっくりするぐらい広がってしまうのです。前述の例ではなんと1000pipsも下で約定することになったのです。

強制ロスカットの約定がすべってしまうからこそ、口座残高がマイナスになって投資家が債務(借金)を抱えなければならなくなってしまうのです。、

本当にそのスリッページが必要なのか?

当サイトで何度も紹介した通りで、国内FX業者はOTC取引という取引方法を採用しています。投資家の注文通りに為替取引をしない、注文を業者側が呑む方式です。

投資家が損をすればするほど、FX業者が儲かる仕組み

です。スイスフランショックのような場合でも、実際に通貨の売買を注文通りに行っていないとすれば、スリッページも発生しないはずですが、スリッページを多くとって損をさせれば、国内FX業者は大きく儲かる構造になってしまっているのです。

「本当にそのスリッページが必要なのか?」はブラックボックスでその業者の社員にしかわかりませんが、1000pipsもすべって強制ロスカットするというのは異常な数値と言えるのです。疑ってもしかたがないレベルでしょう。

海外FX業者の追証対応

追証の有無

ほとんどの業者で追証なし

口座のマイナス残高への対応

投資家に請求せず、FX業者が被る。
口座がマイナス残高になった場合はゼロ円にリセット

スイスフランショック時の影響

  • 英国アルパリ(UK) Limitedは経営破綻
  • IG index 損失 3000万ポンド(約55億2000万円)
  • 米FXCM 損失 2億2500万ドル(約267億7500万円)
  • サクソバンクグループ 損失 1.07億米ドル(約127億3300万円)

と海外FX業者は追証がなく、そこで発生した損失をFX業者が被ることが多い為、それが倒産につながってしまうリスクも当然あるのです。また、スイスフランは日本よりも海外の投資家に人気がある通貨ペアだったため、日本のFX業者よりもダメージが大きい結果となっています。

海外FX業者の追証・マイナス残高への対応

FxPro

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FxPro 重要なお知らせ – お客様とのお約束に何ら変更はございません。

弊社運用口座をご利用のお客様に対してマイナス残高の保護を提供させて頂いておりますが、今回のスイスフランを取り巻くマーケットにおいて発生しておりました、個人投資家における口座のマイナス残高表示は、全て手動にてゼロバランスへ調整作業を進めさせて頂きました。

現在、全ての作業が完了しておりますのでご確認をお願い致します。

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XM(エックスエム)

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重要なお知らせ: CHFに関する最新情報
大切なお客様、

スイス国立銀行がEUR/CHFの上限撤廃の決定したことよって引き起こされた最近の市場での非常に大きな値動きによって、XMはスイス国立銀行による大混乱の影響は受けての暴落の影響は受けていないことをお客様に保証致します。

XMは常にマイナス残高の自動的な保護を提供していることをお客様に再度ご案内申し上げます。

当社は、この度のEURCHF通貨ペアの異例な値動き等の混乱時には、特にお客様に対する当社の忠誠心の現れとして、こちらのマイナス残高の自動的な保護を継続していく所存です。

先週中にマイナス口座残高が発生した全てのお客様は、当社の評判と強みへのお約束を果たす為に、マイナス残高が起こりうる他のケース同様に、それらのマイナス残高は既にリセットされています。

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どちらの海外FX業者も

  • 口座のマイナス残高表示は、全て手動にてゼロバランスへ調整作業
  • マイナス残高は既にリセット

というように強制ロスカットが追い付かずに口座残高がマイナスになった場合は、マイナスをゼロにリセットしてくれるのです。マイナス分はFX業者が被ることを意味しています。

これが追証ゼロサービスと言われるゆえんなのです。

追証ゼロの海外FX業者を利用していれば、業者の倒産リスクはあったとしても、証拠金以上の損失を被るリスクがないのです。

まとめ

  • 国内FX業者 → 追証あり・口座のマイナス分は投資家の借金
  • 海外FX業者 → 追証なし・口座のマイナス分はFX業者が被る=投資家に損はない

という対応の違いがあるのです。

リーマンショック、東日本大震災、スイスフランショック、中国株安からの世界同時株安、などの世界的な相場の変動が起きた場合には、追証がなく損失が証拠金の範囲内に限定される海外FXの方が安心してトレードができるのです。

海外FX業者には損失を被る分倒産リスクがあるのですが、信託保全がある海外FX業者があれば倒産時の顧客資金も保全されます。

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