海外FXとは
「海外FX」という言葉を聞いてこのサイトに来ていただいたかと思います。ではそもそも「海外FX」とはなんでしょうか?ここでは「海外FXとは?」について解説します。
海外FXとは
「海外に本社がある会社=FX業者(FXブローカー)」を利用して外国為替証拠金取引(FXトレード)を行うことを一般的に「海外FX」「FX海外口座」と言います。
日本では、金融商品取引業等に関する内閣府令(以下、「金商業等府令」といいます。)が改正され、レバレッジ規制が平成22年8月1日に施行されました。この結果、個人がFXトレードをする際のレバレッジは最大25倍という制限がかけられてしまったのです。最大レバレッジが25倍だと、十分な資金力のない投資家ほどFXで稼ぐことが難しくなってしまいます。結果として、レバレッジ規制の対象外である海外FXに注目が集まっているのです。
レバレッジ制限がないのが海外FXが注目されているきっかけ
海外FX業者の場合、レバレッジ制限が適用されません。
レバレッジ制限というのは金商法という法律に帰属するものですから、海外の法人には当然適用されないのです。ただし、海外に本社があるFX業者だとしても、日本の金融庁に登録している外資系企業の場合は日本の法律に従わなければならないため、レバレッジ規制の対象になります。
レバレッジ規制の対象外なのは、日本の金融庁に登録していない海外FX業者だけなのです。
ただし、海外FX業者は日本の金融庁に登録していないと、日本在住の日本人に対して広告宣伝、営業活動をすることはできません。そのため、海外FX業者のCMが流れることはないのです。
海外FX業者の場合は、各業者が自主的に最大レバレッジを設定しています。平均で400倍~500倍、一番大きくレバレッジが設定できる海外FX業者で最高3000倍というところもあります。
なぜ、FXではレバレッジが重要なの?
FXに限らず、投資というものは、軍資金が大きければ大きいほど、大金を稼げる可能性があります。
しかし、株式取引の信用取引でも日本の場合は、3.3倍程度のレバレッジしか設定できないのが現状なのです。
元々、今回の金融庁のFXに対するレバレッジ規制には賛否両論あり、建前上は「投資家の過度な取引を抑制するため」「投資家の保護のため」という形で実行されましたが、レバレッジ規制によってデメリットを享受するのは、投資資金が少ない小口のトレーダーなのです。トレードしたい取引通貨量に対して、用意しなければならない資金量が倍増するだけの結果になってしまったため、今でも批判が多い制度なのです。
少額資金で大きな金額を儲けるためには適切なレバレッジを掛けてトレードすることが必要不可欠なのです。
海外FXの追証なしサービスはハイレバレッジとの相性が非常に良い
たとえば
- 1万円しか軍資金がない場合、日本のFX業者では25万円分の取引しかできません。
- 海外FXの場合は、1万円しか軍資金がなくても、1000万円分の取引が可能なのです。
もちろん、レバレッジが高くなればなるほどすぐに資金が底をついてしまうリスクも増えるのですが、FXの場合は為替レートが変動し下がったとしても強制ロスカットにより、証拠金の1万円がなくなるだけで済むのです。上昇基調のトレンド時に1万円の軍資金で1000万円の取引を行って、そのまま上昇トレンドが続けば大金を稼ぐことも可能です。逆に金利が下降した場合は、強制ロスカットにより証拠金の1万円がなくなるだけなのです。
国内のFX業者の場合には追証(おいしょう)という制度があり、急激なレート変動で預けている証拠金以上に損失が出てしまった場合、FX業者は投資家に対して、マイナスになった残高分の請求を行います。これを追証と言います。この追証があるとハイレバレッジトレードでは、証拠金の何倍にも及ぶ大きな損失が発生し、借金を抱える投資家を生んでしまうリスクがあるのですが、海外FX業者の場合には「追証ゼロサービス」というのが基本となっていて、急激な為替変動によって口座がマイナス残高になったとしても、その損失分は海外FX業者側が負担するのです。
2015年のスイスフランショックのときには、個人投資家は合計で19億円もの追証が発生しました。つまり、このスイスフランショックで19億円分の借金を個人投資家が一夜にして抱えたということです。このときに国内FX業者ではなく、海外FX業者を使っていたとしたら、マイナス分は海外FX業者側が負担してくれるので、誰も借金を負うことがなかったのです。
つまり、海外FXであれば投資家はどんなにハイレバレッジに設定したとしても、証拠金以上の損失は発生しないのです。
ローリスクハイリターンで、損失は証拠金額に限定されるというのが海外FXの大きな魅力なのです。レバレッジ規制と追証(おいしょう)の存在によって日本の国内FX業者ではこのメリットが活用できなくないため、「レバレッジ規制がない、かつ追証もない」海外FXが大きな注目を集めるようになってきたのです。
ハイレバレッジでトレードをしたい小口の個人投資家も、追証を避ける大口の投資家も、海外FXに口座を続々と移している現状があります。
海外FXは国内FXよりも透明性が高いことも大きな魅力
レバレッジ規制も海外FXに注目が集まるきっかけとなり、追証なしと組み合わさって十分なメリットがある特典でしたが、実はそれ以上に大きなメリットが海外FXにはあるのです。それが「取引の透明性」です。
どういうことかというと
- 国内のFX業者の場合は、店頭取引(OTC取引)という取引方法を採用しています。
- 海外のFX業者の場合は、NDD取引(ノンディーリングデスク取引)という取引方法を採用しています。
これが大きな違いなのです。
国内FX業者の店頭取引(OTC取引)とは
国内FX業者が胴元となって、トレーダーから受けた注文を「呑む」取引方法です。
驚かれる方も多いのですが、国内FX業者の場合、投資家から注文を受けても実際に通貨の売買は注文通りにはしないのです。
カジノやトランプゲーム、丁半博打などの「親」を想像してもらえるとわかりやすいのですが、子が負けたら、その分親が儲かる仕組みです。子が勝てば、その分親が損する仕組みです。この「親」の役目をしているのが国内FX業者です。国内FX業者は投資家の注文を「呑む」のです。
競馬であれば友人から馬券の購入を頼まれたときに、実際には友人が注文した買わずに「当たったら自腹で払えばいいや。どうせ当たらないから、外れたら馬券代はふところに入れていいし。」これが「呑み行為」と呼ばれるものです。
「当たったら払ってくれるんであれば、これの何が問題なの?」
というところですが、簡単に言うと投資家と国内FX業者の間に利益相反が起こることが問題なのです。
利益相反というとどういうことかというと・・・
国内FX業者は胴元ですから、トレーダーが利益を出せば、その利益分は国内FX業者が負担します。
一方でトレーダーが損失を出せば、その分、国内FX業者は儲かります。
- トレーダーが負ければ負けるほど、国内FX業者は儲かる
- トレーダーが勝てば勝つほど、国内FX業者は損する
これが利益相反です。
つまり、「トレーダーになんとかして負けさせよう」という力が加わってしまうのです。
- 為替レートを正確に表示しない
- 為替レートをインターバンクのレートからあらかじめ少しだけずらしておく
- スリッページを意図的におこす
- システムダウンを意図的におこす
- ストップ注文を約定させるように一時的にレートを急激に動かして、すぐに戻す
- ・・・
悪質な噂が絶えないのです。
もちろん、これは公にこれらの行為を認める国内FX業者はいませんし、国内FX業者が開発した独自の取引プラットフォームの中の話ですので、たしかめるすべはありません。しかしそれにしても透明性が低いのです。
そもそも、海外FX業者はみんな同じ世界標準の取引プラットフォーム「MT4」を採用してトレードしているのに、国内FX業者はわざわざ自社開発の取引プラットフォームを業者ごとに個別に開発しています。
これはおかしいと思いませんか?世界で最も普及している「MT4」を使える大手の国内FX業者は、皆無なのです。※楽天FXのみ事業買収に伴いMT4を利用できる環境にあります。
裏側で操作しやすいように自社開発でブラックボックス化しているのです。
実際には顧客ごとの勝率をチェックし、勝率の高いトレーダーの取引に対してはカバー取引といって、逆のポジションを持つことで相殺するリスクヘッジが行われています。一方で勝率の悪い顧客に対しては「呑み行為」を行うのです。
この仕組みに気づいている経験のあるトレーダーがこぞって海外FXに流れているのです。
FX業者が投資家の足を引っ張るのが国内FX業者が採用している取引方法の大きな問題点です。
海外FX業者のNDD取引、電子取引所取引(ECN取引)とは
電子取引所取引(ECN取引)は日本でも株式投資の取引方法として採用されています。
株式投資の経験者ならわかるかと思いますが
「買い手」と「売り手」がいて、お互いの売値と買値が合致すると取引が成立します。
いくらなら買いたい(売りたい)という気配値もわかり、ブラックボックスはありません。非常に透明性が高いのです。しかも、どの価格帯でどのくらいの注文が入っているのか?を板情報で見ることができるので、市場参加者の動向を予想しやすいメリットがあります。気配値のわからない国内FX業者の取引ツールよりも、重要なトレードの材料が増えるのです。
海外FXのECN口座では、日本の株式投資と同じ仕組みでFXトレードができるのです。
トレーダーの注文は実際に売買されます。買い手と売り手がいて売買が成立するので、約定拒否やスリッページも存在しません。
また、
海外FX業者は完全に第三者の仲介者に徹して、仲介手数料で利益を出すビジネスモデルなのです。
海外FX業者は自社の利益を増やすためには、どんどんトレーダーに取引してもらう必要があります。
海外FX業者は、トレーダーに儲けてもらって、取引量を増やしてもらいたいのです。
実際にはECN取引だけでなく、STP取引という海外FX業者が注文をインターバンク市場に流す取引方法もあるのですが、どちらもNDD取引(ノン・ディーリング・デスク)というもので、「ディーラー、つまり仲介者不在のトレード=注文通りに実際に売買が行われる取引」のことを意味するのです。
投資家の注文通りに売買を実行させるNDD取引では、海外FX業者の利益は投資家に取引量を増やしてもらうことでしか、成し遂げられません。
投資家が取引量を増やすときというのは、勝っているときですから、海外FX業者はなんとか投資家に「勝ってもらいたい」と考えるのです。
海外FXではボーナスを出したり、コンテストを用意したり、勝つためのニュース情報をトレードのプロが解説したり、最新のソーシャルトレードの仕組みを用意したり・・・色々な角度からトレーダーが勝つためのサポートをしてくれるのです。
海外FXの本当の魅力は、海外FX業者とタッグを組んで透明性の高い状態でFXトレードができることと言えるのです。
- 国内FX業者は投資家に負けて欲しい
- 海外FX業者は投資家に勝ってほしい
ですから、長い目でみてどちらが自分の利益お伸ばせるパートナーとなりうるのか?は火を見るよりもあきらかなのです。
海外FXのメリットはレバレッジだけではない
他のページで詳しく説明していますが、海外FXのメリットは「レバレッジ規制の対象外」ということに留まりません。。
前述した通りで、海外FX業者は投資家の注文を実際に売買して、その手数料(スプレッド)のみで収益を上げるビジネスモデルなので、投資家にどんどん取引してもらわないと収益を拡大できません。
投資家の取引量を増やすこと = 海外F業者の収益を増やすこと
がイコールなのです。
投資家の取引量を増やすためには、FXで儲けてもらわないと取引量は増えません。
だからこそ、さまざまな投資家が設けるサポート・サービスを充実させて、投資家に利益を出してもらおうとしていいるのです。
- 約定力が高い=スリッページが発生しにくい
- 約定拒否がない
- 入金額が2倍になるボーナスがある
- 口座開設でもらえるボーナスがある
- ロスカットになった時にまだ使える証拠金がもらえるボーナスがある
- 最高1億円の賞金が出るトレードコンテストがある
- 日本語で取引が可能
- 最先端のトレードシステムを利用
- 世界標準のMT4が利用可能
- MT4でのEAを使った自動売買が可能
- MT4のEAを無料で提供している海外FX業者もある
- ソーシャルトレード、コピートレードが可能
- ECN口座が利用可能
- 専任のアカウントマネージャー
- 専任ディーラーが開発したシステムトレードが利用可能
- 一流の分析アナリストが毎日マーケットレポートを配信
- 一流の分析アナリストが毎日トレードシグナルを配信
- ファンドのように資産運用を丸投げする利用もできる
- VPSサーバーが無料
- 最大3000倍のレバレッジ
- 追証ゼロサービス
- FX業者の取引方法が日本と違うためトレーダーに有利
- 証拠金100円から取引が可能
- 高い透明性
- ・・・・
このように取引方法の違いが、FX業者と投資家の関係性の違いに発展し、その結果として国内FX業者よりも根本店来なメリットが豊富なのです。海外FXに興味を持った方は、ぜひ海外FX口座を開設してトレードしてみることをおすすめします。
利用すればするほど、海外FXの優れた点に気づくことができます。国内FXと比較して「スプレッドが広い」「入出金で手数料が発生する」などのデメリットもありますが、重要なのは約定力や取引の透明性なのです。
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