なぜ、国内FX業者はMT4(メタトレーダー4)やミラートレーダーを提供する業者が少ないのか?

なぜ、国内FX業者はMT4(メタトレーダー4)やミラートレーダーを提供する業者が少ないのか?

graphline128 128海外FXを使っていると不思議に感じるのは、FX業者側の導入コストも安く、世界中で最も普及しているMT4(メタトレーダー4)を提供している国内FX業者が少ないのはなぜなのか?コピートレードやシステムトレードのプラットフォームを提供している国内FX業者が少ないのはなぜなのか?ということです。こんなに使い勝手が良く、チャート表示のインジケーターの種類も、自動売買のストラテジー「EA」も世界中の投資家が開発し続けているMT4(メタトレーダー4)を採用しない理由はどこにあるのでしょうか?

理由その1.「呑み取引」に向かないMT4(メタトレーダー4)

  • 国内FX業者 → 相対取引(呑み取引/DD)
  • 海外FX業者 → NDD(ノン・ディーリング。デスク)

国内FX業者の場合は、呑み取引ですから

  • トレーダーが負ければ、FX業者が儲かります。
  • トレーダーが勝てば、FX業者が損します。

この前提があるからこそ、国内FX業者というのは

  1. 勝率の低い負けるトレーダー  → 呑み取引
  2. 勝率がそこそこ高いトレーダー → 呑み取引とカバー取引の選択をマニュアル対応
  3. 勝率の高い勝つトレーダー   → カバー取引(リスクを相殺)

トレーダーの勝率別に「呑み取引」と「カバー取引(呑まないでリスクを相殺する)」を使い分けているのです。

初心者のトレーダーが来たら「カモがきた」と考えるのが国内FX業者なのです。

結局、この「呑み取引」と「カバー取引」のON/OFFをプラットフォームのシステムで自動的に行う必要があるため、MT4(メタトレーダー4)は使えないのです。

独自で開発したプラットフォームで

トレーダーの

  • 勝率
  • 資金額
  • どのくらい資金量を増やせるトレーダーか?

などを自動的に判断して、「呑み取引」と「カバー取引」を自動的に仕分ける仕組みになっているのです。

スプレッドが狭い大手の国内FX業者ほど、この仕組みを徹底する必要があるため、MT4(メタトレーダー4)はプラットフォームとして採用しないのです。

理由その2.当局に規制されるリスクがあるから

実はミラートレーダーなどは2013年ごろまではそれなりに人気が高かったコピートレードのシステムです。MT4(メタトレーダー4)と違って、自分でストラテジー「EA」を用意しなくても、はじめから数百個のストラテジーが用意されているので、利用するトレーダーの側としては、簡単にシステムトレードができるため、比較的経験の少ないトレーダーでも勝率をあげられる方法として知名度があったのです。

しかし、2013年にコピートレードも規制されることになりました。

全面禁止ではなく、コピートレードのソフトウェアを販売するためには「投資助言・代理業」の登録が必要という形になったのです。

コピートレードも、「投資判断のアドバイス・助言を行うサービスだから」という理由です。

  • 第一種金融商品取引業 → 証券会社・FX業者
  • 第二種金融商品取引業 → ファンド・信託
  • 投資運用業 → 資金の運用を行う業者
  • 投資助言・代理業 → 投資判断のアドバイス・助言を行う業者

投資助言・代理業は以前はアドバイスをする業者の登録なので、簡単に登録できたものだったのですが、この規制と同時期から厳格な審査が行われる形に変わってしまったのです。

社内のコンプライアンス、資金管理、管理体制などを問われ、膨大な量の書類の提出、何度も繰り返される質疑応答など、年単位の審査期間が必要になってしまったのです。

結果として、わざわざ「投資助言・代理業」を登録するFX業者が減ってしまったのです。とくに現在の日本国内で顧客を多く抱えているインターネット系のFX業者はほとんどの業者がコピートレードから撤退しているのです。

一部の以前から「投資助言・代理業」を持っていた証券会社などがミラートレーダーなどを採用しています。

MT4(メタトレーダー4)のEAの販売も同じ理由で規制されました。

MT4(メタトレーダー4)自体をプラットフォームとして提供するのは問題ないはずですが、今後はそれ自体も規制される可能性もありますし、MT4(メタトレーダー4)にミラートレーダーのような機能が搭載されるリスクもあるため、大手の国内FX業者はMT4(メタトレーダー4)の提供もしないのです。

結局、MT4(メタトレーダー4)やコピートレードをするのなら海外FXという選択に

海外FX業者は日本の金融庁に登録していませんから、MT4(メタトレーダー4)やコピートレードも色々な形で提供しています。

  • AutoTrade
  • SuperTrader
  • ミラートレーダー
  • Zulutrade
  • シグナルトレーダー
  • ・・・

世界標準の最新のプラットフォームを利用するためには、海外FX業者を選ばざるを得ない形になってきているのです。

国内FXはかなりガラパゴス化してしまっている状態なのです。

日本のFX市場は規模で言えば、世界でも有数の市場なのですが、プラットフォームや投資に対するノウハウのレベルでは、世界に大きく差をつけられてしまっているのが実情なのです。

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