国内FX業者の危ういウワサ「レートずらし」

国内FX業者の危ういウワサ「レートずらし」

国内FXの業者は海外FX業者と比較して「なぜ、一般的に利用されているMT4を導入していないのか?」と疑問に思ったことはありませんでしょうか?自社でFXのトレードシステムを開発するのには下手をすれば億単位の開発費がかかることになり、少なく見積もっても数千万単位のコストは間違えなく必要になってきます。多少の開発費や提携コストはかかっても、基本的には無料のMT4を利用しない理由なんてあるのか大いに疑問が残ります。

「レートずらし」とは

日本国内のFX業者は、海外FX業者と違って相対取引なので、ノミ行為と同じことをしています。つまり、トレーダーが注文した売買を実際に行っていない可能性もあるのです。競馬の馬券を友達に頼んだけど、実際には買わずに負けたら友達が払うというのと同じなのです。

そのため、インターバンク市場の取引とは無関係に、独自で開発されたトレードシステムでレートが表示されている可能性があるのです。

相場が上昇トレンドにいる場合は、買いの圧力が高まるため、レートを高くずらして表示せておけば、そのズレの分はFX業者の儲けとなるのです。逆に下降トレンドにいる場合は、売りの圧力が高まるため、レートを低くずらしておくことで儲けられるという仕組みなのです。

自社で開発したトレードシステムであれば、ここら辺の調整ができるため、ネット上では国内FX業者の「レートずらし」のウワサが絶えないのです。

実際にはインターバンク市場のレート自体が参加している銀行によって、微妙な違いが出てきていしまうため、上記の「レートずらし」が本当に行われているかを実証することはできませんが、海外FXよりも大幅に狭いスプレッドでサービス提供している国内FX業者が怪しく感じるのは仕方がないことです。

海外FX業者の場合は、直接注文をやりとりする電子取引所取引なので「レートずらし」は理論上できません。安心してトレードするためにも、公正な取引が可能になる海外FXというものも選択肢に入れる必要があるのです。

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