国内FX業者の危ういウワサ「ストップ狩り」

国内FX業者の危ういウワサ「ストップ狩り」

国内FX業者の表示する為替レートというのは、微妙に業者によって違っています。国内のFX業者は相対取引を行っているため、「どんなレートを表示するかは自由」なのです。そのため、「ストップ狩り」ということを行っているFX業者がいると言われているのです。

「ストップ狩り」とは?

ストップロス注文、これは初心者から上級者までFXトレードをやる人であれば、ほとんどの方が実行しているであろう注文方法です。いわゆる「損切り」です。

このレートまで下がったら自動的にポジションを解消するといった指示が可能なため、損失のリスクをはじめから確定させることが可能なのです。

この「ストップロス注文」を狙ったものが「ストップ狩り」です。

「ストップロス注文」は全体的に見れば、95.000円、96.000円と言ったきりの良い数字に注文が集まるケースが多いのです。これは初期値がきりの良い数字に設定されることが多いため、初心者の方も含まれば、多くの「ストップロス注文」がきりのよい数字の前後に集まっているのです。

その状況を国内FX業者は把握することができるため、例えば、インターバンク市場のレートが95.100円なのにもかかわらず、95.000円に「ストップロス注文」が多かったことが分かった際には、故意に95.000円に引き下げてレートを表示することで、強制的にトレーダーのポジションを解消することができるのです。

意図的にポジションを解消させて、本来の市場のレートに戻れば、本当は損していなかっトレーダーもポジションを解消させることができ、トレーダー側の損失を増やすことができるのです。

相対取引の国内FX業者の場合は、「トレーダーの損失」=「FX業者の利益」になるため、これで儲けを増やすという手法です。

これが実際に行われているか、証明することはできませんが、なぜか?損切りラインを超えてすぐに元に戻る相場というのを経験した方は少なくないのではないでしょうか。

「トレーダーの損失」=「FX業者の利益」の構造がある国内FX業者ではこのような疑惑は消えてなくならないのです。

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