海外FXで取引するたびにキャッシュバックがもらえるサイトが最近注目されています。普段どおりに海外FXで取引するだけで、スプレッドの一部がキャッシュバックされるため、取引量が多い方はキャッシュバックだけでも結構な収益になることもあります。
国内でよく使われているキャッシュバックサイトの1つに、キャッシュバックフォレックスがあります。
キャッシュバックサイトの利用を検討している方は、キャッシュバックフォレックスも選択肢の1つとなります。
キャッシュバックフォレックスとは
海外FXでは、キャッシュバックサイト経由で取引するとキャッシュバックがもらえるサービスがあります。
キャッシュバックフォレックスは、日本語版サイトがあり国内では比較的に知名度が高い業者の1つ。他社では取り扱っていないような海外ブローカーが利用できることが大きなメリットで、一部の投資家層に愛用されているキャッシュバックサイトです。
ここで、そもそも海外FXのキャッシュバックサイトとは何なのか、と疑問に思う方もいますよね。
海外FXのキャッシュバックサイトとは、いわゆるモッピーや楽天リーベイツなどのポイントサイトのようなものです。そのサイトを介して海外FX業者を利用すると、キャッシュバックが付与される仕組みになっています。
キャッシュバック業者が海外FX業者と提携して、集客することでマージンをもらっているのですね。そのマージンからユーザーにキャッシュバックが付与されているのです。
では、最初にキャッシュバックフォレックスの特徴や仕組みを詳しく解説していきます。
キャッシュバックフォレックスの特徴・仕組み
海外FXでは、すでにご存知の方も多いようにスプレッドが拡がりやすい傾向にあります。キャッシュバックサイトを利用することで、スプレッドの一部が現金で返還されるため、コストを低減する方法としてキャッシュバックサイトが活用されています。
キャッシュバックフォレックスは、
- 2007年からサービスを提供
- 海外では知名度が高い
- 国内でもメジャーなキャッシュバックサイトの1つ
- 仮想通貨など他社にない海外ブローカーが多い
ことが大きな特徴で、それぞれの目的によっては最適なキャッシュバックサイトとなり得ます。
キャッシュバックの種類
キャッシュバックフォレックスでキャッシュバックがもらえるのは、
- キャッシュバックフォレックスで海外FX口座を開設
- 既存の海外FX口座を移転する
- 移転・開設した口座で取引
した場合です。
キャッシュバック率
XMやAxioryなどメジャーな海外FX口座の場合で、1ロットあたりの取引きにて1.2ドル~5.5ドルが平均的です。
その他サービス
教育コンテンツ・各種ツール
キャッシュバックフォレックスでは、経済カレンダーやテクニカル分析など教育コンテンツが充実しているのが特徴です。ピップ計算機やフィボナッチ計算機など各種ツールも利用できます。
トレードコンテスト
上位に入賞すると1,000ドルが付与されるトレードコンテストも定期的に開催しています。
キャッシュバックをもらう流れ
キャッシュバックフォレックスでキャッシュバックをもらう流れは、
- キャッシュバックフォレックスでユーザー登録をする
- サイトを経由して海外FX口座を開設する
- 海外FX口座の認証申請を行う
- 開設した口座で取引するとキャッシュバックがもらえる
- もらったキャッシュバックを出金する
となります。
※すでに口座開設をしている海外FX業者でも、新たに口座開設すれば利用できます。(一部の海外FX業者では不可)
キャッシュバックサイトを利用する注意点
- 保有時間が短いと対象外となる場合がある
- ボーナスがもらえない場合がある
- 口座開設済みは対象外となる場合がある
- キャッシュバックサイト経由ではトレード環境が低下する可能性がある
などとデメリット・注意点もあるので注意が必要です。
以下の記事にて、キャッシュバックサイトのデメリット・注意点を詳しく解説しています。ぜひ読んでおいて下さい。
キャッシュバックが反映される時間
キャッシュバックフォレックスでキャッシュバックが反映されるのは、翌月の25日です。
出金方法
- PayPal(無料)
- STICPAY(2.0%)
- 海外銀行送金(40ドル)
最低出金額
200ドル~
出金方法として選べるSTICPAYは、国際決済サービスのことです。STICPAYのアカウントから銀行口座に出金する際に、800円+2%の手数料がかかります。
利用できる海外FX業者
キャッシュバックフォレックスで利用できる海外FX業者(仮想通貨ブローカーなど)は、
以上の37社です。
上記の業者の中には、日本語版サイトがない業者も結構多いです。
キャッシュバックフォレックスのキャッシュバック額
キャッシュバックフォレックスでは、実際にどれくらいの金額がもらえるのでしょうか。ここでは、具体的なキャッシュバック額をご紹介していきます。
FxProのキャッシュバック額
- MT4口座 4ドル~6ドル/ロット
- MT5口座 4ドル~6ドル/ロット
- cTrader口座 4ドル~6ドル/ロット
FxProは、グローバルに展開する大手系の海外FX業者で、約定力の高さや狭いスプレッドで人気があります。自社取引ツールも含めて4種類の取引きツールから選択することが可能。
MT4口座、MT5口座、cTrader口座と3つの口座で、1ロットあたり4ドル~6ドルがキャッシュバックされます。
FxProの詳細はこちらからも確認できます。
Tradertrustのキャッシュバック額
- クラシック口座 5ドル/ロット
- プロ口座 1.25ドル/ロット
TradersTrustは、最狭クラスのスプレッドで定評がある海外FX業者です。最近は、仮想通貨の取り扱いが充実しています。
クラシック口座では、1ロットあたり5ドルのキャッシュバック、プロ口座にて1.25ドルのキャッシュバックがもらえます。
TraderTrustの詳細はこちらの記事でも解説しています。
CryptoAltumのキャッシュバック額
- MT5口座 4.55ドル/ロット
CryptoAltum/クリプトアルタムは、名称からもわかるように仮想通貨メインの海外FX業者です。500倍のハイレバレッジで80種類の仮想通貨が取引できることでひそかに注目されています。
クリプトアルタムでは、MT5口座のみで1ロットあたり4.55ドルがキャッシュバックされます。
ただし、設立2019年とまだ新しい業者なのでリスクは高めです。
その他の海外FX業者のキャッシュバック額
- XM → 2.20~5.50ドル/ロット
- AXIORY → 1.20~3.0ドル/ロット
- HotForex → 0.50~4.00ドル/ロット
- ZuluTrade → 0.30pips
- Exness → 20%
- FXDD → 25%
- RoboForex → 20%
キャッシュバックフォレックス 使い方
では次に、キャッシュバックフォレックスの使い方を、ユーザー登録から出金までわかりやすく解説していきます。
1.まずはユーザー登録をする
キャッシュバックフォレックスの公式サイトに行って、トップ画面の右上にある「サインアップ」からユーザー登録を行います。
- 公開名称(ID)
- フルネーム(氏名)
- メールアドレス
- パスワード
※チェックは任意でOK
以上を入力して、「サインアップ」をクリックします。そうすると、即ログインできるようになります。
2.海外FX口座を開設する
キャッシュバックフォレックスのサイトからアクセスして、海外FX口座を開設します。(既存口座の移転も可能)
公式サイトの取引ブローカー一覧から、利用したい業者名をクリックすると、口座開設へのアクセス画面が出てきます。
「口座を開設」のボタンを押すと、海外FX業者の口座開設画面にアクセスできます。
海外FX業者の画面にて、口座開設を行います。
3.口座の種類と口座番号を登録する
海外FXの口座開設が完了したら、キャッシュバックフォレックスの海外FX業者の詳細の画面に戻って、口座の登録を行います。
- ステップ2 アカウントを選択 → 開設した口座の種類を選択します。
- ステップ3 アカウントの詳細 → 口座番号を入力します。
同意するにチェックを入れて、「提出します」をクリックして登録完了です。
4.キャッシュバックを出金する
あとは、200ドル以上のキャッシュバックが貯まったら出金手続きをして現金をゲットします。出金手続きは、アカウントの支払いオプションから選択・申請できます。
出金方法は、
- PayPal(無料)
- STICPAY(2.0%)
- 海外銀行送金(40ドル)
いずれかを選んで申請します。
キャッシュバックフォレックスの評判・口コミ
最後に、SNSやブログを参考にキャッシュバックフォレックスの評判・口コミをまとめておきました。
ポジティブな評判・口コミ
- 実績がある業者なので安心して使える
- 国内ではメジャーな業者だからひとまず使ってみた
- 選べる海外FX業者が多いのが気に入っている
- キャッシュバック率が高すぎないので逆に信頼できる(スプレッドや約定力など)
- 便利な計算ツールでキャッシュバックも概算できる
- 既存口座の移転もできるので面倒がなくていいい
- 海外銀行への入出金に便利
などと、ポジティブな意見が思った以上に多くありました。
キャッシュバック率がそこまで高くはないのに、なぜキャッシュバックフォレックスの評判がよいかというと、逆に信頼できると見る投資家が多いのです。
例えば、タリタリやロイヤルキャッシュバックの場合、キャッシュバック率が高いので、その分スプレッド操作で元をとっているとの噂もあります。
一応、公式サイトではキャッシュバック口座にてスプレッドが拡がることはない、と明言してあります。もしかすると、キャッシュバック額が他のメジャーな業者に比べると低めなので、本当にスプレッド操作はないのかもしれません。
もし、そうだとすればスキャルピングやデイトレードでも、キャッシュバックフォレックスなら効率よく稼げますよね。ただし、保証はできませんので、試しに使ってみるのが一番です。
ネガティブな評判・口コミ
- キャッシュバック率はそんなに高くはない
- 日本語の翻訳が不自然でわかりづらい
- 英語でしか利用できない海外FX業者も結構ある
- 最低出金額200ドルはきつい
- 国内銀行送金が利用できないので不便
など、深刻なトラブルなどは報告されていないものの、ちょっと不満に思う投資家もいるようでした。
キャッシュバック率を最重視するならば、キャッシュバックフォレックスは確かに金額が低めです。さらに最低出金額が200ドルなので、こまめに現金化したい方には不向きです。
何を重視するかによって満足できるキャッシュバックサイトも変わってくるということですね。
ちなみに、以下の記事ではキャッシュバック率でトップクラスのタリタリ、ロイヤルキャッシュバックについて解説しています。こちらも合わせて参考にして下さい。
まとめ
基本的にキャッシュバックサイトの利用にあたっては、ユーザー側が入金することは一切ありません。
海外FXをサイト経由で利用するとしても、実際には海外FX業者のサイトに行って取引きツールを使うわけですから、金融機関などの情報が洩れる心配もないのですね。
まずは、あてにしないつもりで、どんなものなのか気軽に試してみてはいかがでしょうか。