海外FXデイトレードで稼ぐおすすめトレード手法

海外FXでは、デイトレードなどの短期トレードがおすすめです。なぜなら、海外FXではハイレバレッジがかけれるため短時間でも稼ぎやすいことと、ハイレバレッジでの長期保有は危険すぎるからです。

加えて、スワップポイントがマイナスになるケースが多いことも短期の方がリスクが抑えやすい理由となります。

デイトレードなら基本的にその日のうちに決済しますので、寝いている間にロスカットされることや、マイナススワップを心配する必要もありません。損切りさ底してコツさえ掴めば毎日一定の利益を得ることも可能。え徹
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今回は海外FXデイトレードで稼ぐおすすめトレード手法を徹底的に解説していきます。ぜひ、参考にして下さい。

海外FXはデイトレードで稼ぐ!

海外FXはデイトレードで稼ぐ!

海外FXのハイレバレッジで、リスクを抑えて効率よく稼ぎたいなら短期トレードです。

短期トレードには大まかにスキャルピング、デイトレードがあります。スキャルピングは秒速・分速単位のスピーディな上級編になるのでちょっと難しそうだなと思う方も多いでしょう。

短期トレードでもデイトレードなら、数十分~数時間と時間に余裕を持って取り組めます。しかも、その日のうちに手じまいするので毎日の収益を期待することができます。
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では、最初にそもそもデイトレードとはどんな手法なのか改めて確認していきましょう。

デイトレードとは

デイトレードとは

1日のうちに1回~数回の取引をして利益を得る方法です。20pips~50pips程度の値動きを狙っていきます。
  • 今日は上がるか・下がるか
  • どの辺りで推移していくか
  • どの辺が「買い」「売り」のタイミングか

など大まかな目安をつけて利益を狙います。

デイトレードのタイプ

ひとことでデイトレードといっても2つのタイプに分かれます

  • スキャルピングに近いごく短時間でのデイトレード(1日数回~数十回のトレード)
  • スイングに近い比較的長めに保有するデイトレード(1日1~3回程度)

どちらの手法でいくかは、それぞれの投資スタイルによります。

忙しくて頻繁に取引ができない方は長めに保有した方がいいですし、時間があってこまめに取引を繰り返したい方は短時間のデイトレードの方が稼ぎやすいでしょう。

短時間でのデイトレード

短時間でのデイトレード

短時間のデイトレードでは、

例えば、上昇トレンドにある相場が上下する波に沿って複数回のトレードを繰り返します。価格が上昇し始めた局面で「買いエントリー」、ある程度値上がりして下がる気配を見せたら「売りエグジット」です。

短い場合は30分・1時間程度、長い場合は数時間保有することもあります。上図チャートの場合は、合計で往復4回のトレードとなります。

その時のトレンドの流れをとらえて上下するたびにエントリー・エグジットを重ねるデイトレードです。

長めに保有するデイトレード

長めに保有するデイトレード

長めに保有するデイトレードでは、

例えば、朝の相場分析にて今日はUSDJPYが上昇するなと予想します。下降トレンドからちょうど反発し始めた9:30AMに「買いエントリー」しておきます。本業があるので、あとは仕事の合間にたまにチャートをチェックしながら利確のタイミングを待ちます。

夕方以降になってほどほどに上昇が進んだ段階で「売りエグジット」で手じまいです。上図チャートの場合は保有時間は10時間です。

1日の相場の流れを利用、安値(高値)でエントリー、高値(安値)でエグジットして利益を狙うデイトレードです。

海外FXデイトレードのメリット・デメリット

海外FXではデイトレードなどの短期トレードがおすすめですが、注意する点もいくつかあります。

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ここでは海外FXデイトレードのメリット・デメリットを簡単に見ておきましょう。

海外FXデイトレードのメリット

ハイレバレッジで短時間でも稼ぎやすい!

海外FXでは500倍程度のレバレッジが可能。中には1000倍以上かけれる海外FX業者もあります。最大で設定しないにしても50倍・100倍と大きめのロットで取引可能です。

小さな値動きになりがちなデイトレードでも短時間で稼ぎやすくなるのが海外FXのメリットです。その日その日で収益が確定するので資金計画が立てやすく、毎日一定の利益があげれれば、副業や本業として十分に成り立ちます。

約定力がが高くトレードに有利!

海外FXはご存知の方も多いように、NDD方式といって国内FXで主流の「呑み取引/店頭取引」ではなく、直接インターバンク市場にアクセスが可能です。市場での売買となるので約定しやすいことがメリット。また、スプレッドで稼ぐ海外FXでは短期トレードを推奨する傾向にあり約定力やスプレッドに力を入れている業者が多いのです。

ゼロカットシステムで安心!

ハイレバレッジのロスカットで残高がマイナスになっては大変です。海外FXでは一般的にゼロカットシステムが採用されているので、どんなにマイナスでのロスカットになったとしても業者が補填する仕組みになっています。負債を出す恐れがないので安心なのです。

海外FXデイトレードのデメリット

スプレッドがもともと広めの設定

NDD方式を採用する海外FXでは、もともとスプレッドが広めの設定になっていることが大きなデメリットです。短期トレードでは時間が短くなるほどスプレッドの影響を受けやすくなります。コストを抑えるために極力狭いスプレッドの業者を選ぶようにしましょう。

マイナススワップに注意

その日のうちに決済するデイトレードではマイナススワップを気にする必要がないのですが、損切りしそびれることもあり得ます。損切りしそびれて次の日まで持ち越した場合、マイナススワップによる損失を出す可能性があります。一応、マイナススワップが大きい通貨は避けた方が無難です。

相場分析に追われる

デイトレードではその日その日が勝負となります。毎日移り変わるチャート・経済ニュースを基に相場分析を行わなければなりません。チャート分析にファンダメンタル分析と短い時間で双方をこなしていくのは結構大変です。日々のこまめなチャート分析と情報収集が欠かせません。

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海外FXデイトレードのメリット・デメリットを理解したうえで、しっかりと稼げるトレード手法をマスターしていきましょう!

海外FXデイトレードで稼ぐおすすめトレード手法!

海外FXデイトレードで稼ぐおすすめトレード手法!
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それでは、海外FXデイトレードで稼ぐおすすめトレード手法を徹底してご紹介していきます。手法1から順番に見ていきましょう。

手法1.デイトレードに適した海外FX業者を選ぼう!

手法1.デイトレードに適した海外FX業者を選ぼう!

デイトレードのように短時間で利益を狙う場合は、約定力が高くスプレッドが狭い海外FX業者を選ぶことが大切です。とくに、短時間でのデイトレードを計画している方は約定力の高さやスプレッドの狭さを重視する必要があります。

数時間以上保有する場合は、そこまで約定時の価格を気にする必要はないのですが、コストはできるだけ抑えた方がデイトレードでは有利です。

低コストでのトレードといえば、スプレッドを気にする方が多いと思いますが、実はスプレッドよりも約定力の方が重要なのです。どんなにスプレッドが狭かったとしても約定力が劣れば実質のスプレッドは広がってしまいます。

約定力が高い = スプレッドが狭い = 有利な約定 = 低コスト

約定力が高いということは、必然的にスプレッドも狭くなること期待できるのです。

海外FXデイトレードを始めるにあたって、まずは約定力が高い海外FX業者で口座開設しておきましょう。

デイトレードでおすすめの海外FX業者

デイトレードでおすすめの海外FX業者は約定力やスプレッドなどのトレード環境に力を入れている業者です。約定力・スプレッドで人気の海外FX業者を3社ご紹介します。

AXIORY

口座の種類ナノ口座/MT4/ECN
取引手数料
(pips換算:片道)
0.30
最小スプレッド
米ドル/円
0.10
平均スプレッド
米ドル/円
0.60
最大レバレッジ400倍(~10万ドル)
300倍(~20万ドル)
200倍(20万ドル~)
約定力約定率:99.97%
スリッページ平均:0.039pips
約定スピード:202.42m/sec
最低入金額2万円相当

  • 最低入金額:2万円
  • 最大レバレッジ:400倍
  • 最小スプレッド:0.10pips
  • 約定力:約定率 99.97%、スリッページ平均 0.039pips、約定スピード 202ミリ秒

AXIORYは国内でもよくランキングに登場する人気の海外FX業者です。約定力・スプレッドなど高水準のトレード環境を提供していることで定評があります。完全信託保全を提供している点でも高く評価されています。

約定率、スリッページ率、約定スピードなど各種計測データを毎月公式サイトで公開しているため、かなり信頼できる約定力だといえます。

AXIORYでは、STP方式の「スタンダード口座」とECN方式の「ナノ・テラ口座」を提供しています。
AXIORYの口座開設はこちらから

LAND-FX

口座の種類スタンダード口座/MT4/STP
取引手数料
(pips換算:片道)
0.00
最小スプレッド
米ドル/円
1.10
平均スプレッド
米ドル/円
1.60
最大レバレッジ400倍(~10万ドル)
300倍(~20万ドル)
200倍(20万ドル~)
約定力約定率:99.97%
スリッページ平均:0.039pips
約定スピード:202ms
最低入金額2万円相当

  • 最低入金額:2万円
  • 最大レバレッジ:400倍
  • 最小スプレッド:0.1pips
  • 約定力:約定スピード0.035秒、複数の大手ITインフラと提携

約定力の高さと充実したサーバー環境で勝負しているのがLAND-FXです。EQUNIX社複数の大手ITインフラと提携していて、世界各地に設置されたサーバー数は業界でも比類がないレベルです。

アジア近郊だけでも6か所にサーバーを設置し快適なトレード環境を提供。ECN口座では東京サーバーが利用できます。

LAND-FXではSTP方式の「LPボーナス口座」「LIVE口座」とECN方式の「ECN口座」があります。
LAND-FXの口座開設はこちらから

Tradeview
Tradeview
  • 最低入金額:2万円
  • 最大レバレッジ:500倍
  • 最小スプレッド:0.0pips
  • 約定力:ミリ秒単位の約定スピード、世界各地に最大規模のサーバー

最狭スプレッド・高速約定スピードで手堅い支持を得ているのがTradeviewです。Tradeviewはスプレッド¥約定力を重視する中級者以上のトレーダーに一目おかれている海外FX業者です。ボーナスやキャンペーンは一切行わず最高水準のトレード環境にて勝負している点に注目です。

EQUNIX社のデータセンターを採用、かつ大手50社のLPと提携。独自の最新IT技術とネットワークにてゼロに近いスプレッドを実現しています。

Tradeviewでは、STP方式の「xLeverage口座」と、ECN方式の「ILC口座」「MT5口座」「cTrader口座」「Currenex口座」があります。

Tradeviewの口座開設はこちらから

海外FX業者選びの注意点

コストを重視するなら、手数料無料のSTP口座よりも、結局は手数料を払ってECN口座を使った方が低コストなのです。ECN口座もぜひ、この機会に検討してみましょう。

手法2.ニュース配信ツールを用意しておく!

手法2.ニュース配信ツールを用意しておく!

デイトレード用の海外FX業者が決まったら、次に用意しておきたいのがニュース配信ツールです。相場は基本的にテクニカルとファンダメンタルズの双方の要因から動いていきます。

デイトレのように短時間での相場動向を読むためには、毎日頻繁に配信される経済ニュースのチェックが欠かせません。

テクニカルでどんなに強いサインが出ていても、重大なニュースによって相場の流れが一転することは多々あります。

スマホにニュースサイトやアプリをインストールしておけば、PCでチャートを見ている時や外出中や仕事の合間でもいつでも簡単にチェックできます。とくにトレード中は必ず経済ニュースが確認できる状態にしておきましょう。

経済ニュースのチェックポイント

トピック チェックポイント
主要経済指標 米国、欧州、英国、中国、日本など、通貨ペアにもよる
国債利回り 米国10年債、ドイツ10年債、英国10年債、日本10年債、イタリア10年債など
要人発言 米大統領、パウエル、イーロン・マスク、ジャネット・イエレン、BOE、ECBなど
主要株価 ダウ・ジョーンズ、S&P、Nasdaq、FTSE、DAX、Nikkeiなど
商品先物 原油、金、銀、銅、天然ガス、ガソリン、コーン、大豆など
その他 政治、宗教、災害、地震、事故、パンデミック、各種イベントなど

例えば、今だとコロナウイルス関連やFOMC/FEDの政策金利、アフガニスタン関連などの情報はつねに更新されるため追いかける必要があります。

その時々で話題なっているトピックは、最新情報を見逃さないことが的確に相場を読むコツです。

おすすめのニュースサイト・アプリ

など

ヒロセ通商や外為どっとコムなど、ニュース配信が豊富な国内FX業者を利用する方法もあります。

手法3.得意なチャート分析を1つ身に付けておこう!

手法3.得意なチャート分析を1つ身に付けておこう!

スイングや中長期トレードであれば、そこまでチャート分析やテクニカル指標が使いこなせなくても勝負はできます。数日間ポジションを保有するのであれば、じっくりと売買を検討していけます。

しかし、これがデイトレードではそうはいきません。デイトレードとなると一気に難易度は高くなってしまいます。起きていてトレードできる時間帯は限られてきますよね。寝ている時間もトレードにあてて価格が上がるのを待つわけにはいかないのです。

長くても10時間~12時間程度、短時間を狙うなら数十分~1時間程度で、チャートを見ながらエントリー・エグジットのタイミングを判断しなければなりません。

限られた時間で相場を読み、エントリー・エグジットを計るためには何か得意な分析手法があった方がよいです。何か1つ身に付けておきましょう。高度なスキルがなくてもデイトレードで勝つことはできます。自分なりに自信が持てる分析手法があればメンタル的な意味でも強力な武器になります。

抑えておきたいチャート分析

  • ローソク足
  • サポート・レジスタンスライン
  • トレンド・チャネルライン
  • レンジブレイク

この辺は最低でも抑えておくようにしましょう。

  • チャートパターン
  • 移動平均線
  • ボリンジャーバンド
  • RSI

なども、合わせて使えるとトレードには有利です。

ローソク足でもトレンド分析でも何でも構いません。「これなら!」と自分にとって思えるスキルを1つ深めておくことをおすすめします。

改めてチャート分析の基礎を学んでおきたい方はAmazonから本が購入できます。
Amazonでチャート分析の本を探したい方はこちら

チャート分析の注意点

様々な分析手法がある中、どの方法も100%完璧ではありません。複数のテクニカルを組み合わせてサインを得るようにしましょう。

手法4.デイトレードの資金を決める!

手法4.デイトレードの資金を決める!

海外FXデイトレードに使う資金はいくらぐらがいいのでしょうか。もちろん、資金が多ければ多いほどハイレバレッジにて大きなロットで取引できますので有利ではあります。

しかし、いきなりまとまった資金を使うのは危険です。最初は少額からデイトレードを始めていきましょう。勝てるようになってから、資金を徐々に増やしていくことができます。

どれくらいが少額かは個人差があると思いますが、5万円以下あたりで始めてみるのがおすすめです。目安として万が一ロスカットで失ったとしてもあきらめがつく金額を決めるようにして下さい。

3万円の資金でも海外FXなら、

  • レバレッジ10倍 → 30万円
  • レバレッジ50倍 → 150万円
  • レバレッジ100倍 → 300万円
  • レバレッジ500倍 → 1,500万円

の取引が可能です。

デイトレの資金はその他の投資資金とは分けておく

FXの中長期トレードや、株式・仮想通貨などその他の投資資金とは分けて管理していきましょう。

FXの場合でもデイトレ用、中長期用と口座を使い分けておけば資金管理がやりやすくなります。口座・資金を分けておけば、損益・勝敗やポジションの状況などがトレード手法ごとに把握していけます。

デイトレ資金の注意点

デイトレ用に使う資金は最初から全額を入金せずにロスカットのことを考慮して余裕を持たせておくと安心です。万が一の時は、ロスカットへの対応策として1、2万円はいつでも入金できる状態にしておきましょう。

手法5.トレードノートを用意しておこう!

手法5.トレードノートを用意しておこう!

海外FXのデイトレードを始める前に、デイトレードの最初の1歩から記録していけるトレードノートを用意しておきましょう。

トレードノートを用意するという行為がデイトレードを始める心構えをつくることにつながります。

デイトレードは、スイングや中長期トレードとは明らかに異なる手法となります。スイングや中長期トレードは一定期間以上でポジションを保有していきますが、デイトレードはその日のうちに決済していきます。

その日その日の収益につながるため、デイトレードはトレーダーとして生計を立てるための手段ともなり得る手法です。その日のうちに利益を得る、という確固たる心構えが必要となるのです。そのためにも、トレードノートをつけていくことはトレード手法の改善だけでなく、モチベーションを高め、緊張感を保つためにも重要なのです。

トレードノートをつけないと、ただ何となくトレードしてしまう恐れがあります。負けが続いている時は不思議とトレードノートをつけていない時が多かったりするのです。

トレードノートを継続するコツ

トレードノートはなかなか継続できない方も結構多いかもしれません。続かない理由として、細かく書きすぎていたり、書く項目をテンプレートなどで詳しく設定しすぎたりするのが原因として考えられます。

もっとラフに、自分の考えや気づいたことなど気ままに書くようにすれば続けられます。取引履歴の詳細は海外FX業者からのレポートや、MT4・MT5でも調べられますので、損益額だけ書いてもいいですし、別にひとことだけで終わる日があってもいいわけです。

トレードノートの付け方はこちらの記事も参考にしてみて下さい。
海外FXを成功に導くトレードノートの付け方と分析方法

トレードノートの注意点

トレードノートはつけるのが楽しくなるようなノートやソフトを選ぶようにしましょう。

手法6.メンタル面を充実させておこう!

手法6.メンタル面を充実させておこう!

トレードとは一見関係がないようでも、メンタル面を充実させておくことはFXトレードではとても大切です。とくにデイトレードなどの短期トレードはその時の精神状態に左右されがちです。

短時間で勝率が高いトレードを行っていくためには、メンタル面を充実させておく工夫が欠かせません。

FXデイトレードでも損切しそびれたりすると大きな損失を出すこともあります。不安定な精神状態、切羽詰まった状態では冷静に適切な判断ができなくなってしまいます。心に余裕がなければ有利なトレードは実現できないのです。

メンタル面を充実させるためには

強い気持ちで心に余裕を持ってトレードするために、

  • 余剰資金・貯金
  • その他の収入源
  • 良好な健康状態
  • トレードや仕事以外での楽しみ
  • 十分な睡眠と栄養バランスがとれた食事
  • 座右の銘や信念・哲学
  • ストレッチなどの軽い運動

などがあります。

自分にできる方法で、メンタル面を充実させる工夫をするようにしましょう。

メンタル面の注意点

最も重要なポイントは「余剰資金」や「その他の収入」の存在です。資金面で余裕があることが勝つためのポイントです。ここで勝てなければ家賃が払えないなどの状況は、ムキになったり無理をしたりと悪循環をもたらします。無謀な資金の活用は絶対にNGです。
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と、ここまでは具体的なトレードというよりは、デイトレードを始めるための準備を解説していきました。「備えあれば憂いなし」ということで、いかに心構えを持ってトレードを始めていくかがトレードスキルの1つとなります。

では、次に実際にトレードを始めていくための手法をご紹介していきます。

手法7.取引量が多い通貨ペアを選ぶ!

手法7.取引量が多い通貨ペアを選ぶ!

デイトレードは短時間でも値動きが期待できる通貨ペアを選ぶのが稼ぐコツです。デイトレードでおすすめの通貨ペアは、取引量が多く流動性がある通貨ペアです。

米ドル、ユーロ、英ポンド、日本円、豪ドル、NZドル、スイスフランなどのメジャーな通貨ペアは取引量が多く、値動きが期待できます。

取引量が少ない通貨ペアを選ぶと、スプレッドが広すぎたり値動きが少なかったりと短期トレードには不利です。

通貨ペアの取引量ランキング

世界で一番取引されているのは、周知のごとこく米ドルがらみの通貨ペアです。米ドルでも、マイナー通貨がからむと取引量が少なくるためあまりおすすめできません。デイトレードではメジャーな通貨同士のペアを選ぶようにしましょう。

FXリサーチ会社「FXSSI」の統計データによると、取引量ランキングは以下のようになります。

  1. 1位:EURUSD
  2. 2位:USDJPY
  3. 3位:AUDUSD
  4. 4位:USDCAD
  5. 5位:GBPUSD
  6. 6位:NZDUSD
  7. 7位:GBPJPY
  8. 8位:EURJPY
  9. 9位:AUDJPY
  10. 10位:EURJPY

これらの通貨ペアなら取引量が多く、流動性が高いため短時間でも稼ぎやすいといえます。メジャー通貨の場合は、デイトレードにて稼ぎやすいだけでなく経済的にも安定している通貨となるので、安全性が高い点でもメリットがあります。

EURUSD 30分足チャート
EURUSD 30分足チャート

上図はEURUSDの30分足チャートです。2、3時間で20pips程度動く局面がたくさんあり、トレード機会が得やすいことがわかります。取引が集中した時には数時間で50pips程度動くこともあります。

20pips程度の値動きでも、ハイレバレッジで取引すれば一定以上の利益が得られます。

USDJPY 30分足チャート
USDJPY 30分足チャート

お馴染みのUSDJPYでも2,3時間で30pips程度は狙える局面がけっこうあります。30分でも時には20pips以上動くこともあり、数時間程度あれば十分にデイトレードで稼いでいけます。

通貨ぺア選びの注意点

その時々で、取引が集中する通貨ペアも変わってきます。いくつかトレード候補となる通貨ペアを選んでおくようにしましょう。

手法8.ボラティリティが高い通貨ペアを選ぶ!

手法8.ボラティリティが高い通貨ペアを選ぶ!

取引量が多いメジャー通貨の中には、英ポンドなど比較的にボラティリティが高い通貨ペアがあります。EURUSDやUSDJPYは、確かに一定以上の値動きはありますがタイミングによっては動きが乏しいこともあります。

ボラティリティが高い通貨ペアを選ぶことで、短時間でもより大きな値動きが期待できます。

なぜ英ポンド系の通貨ペアは値動きが大きくなりがちかというと、他の通貨に比べて英ポンドの単価が高いため動く値幅も大きくなってくるのです。

英ポンド系の通貨ペアは値動きが大きい

GBPJPY 30分足チャート
GBPJPY 30分足チャート

例えば、英ポンドのおすすめ通貨ペアの1つがGBPJPYです。わずか30分でも30~40pips程度動くことが度々あります。数時間の取引なら50pips程度は狙えます。1回の取引で効率よく稼げるメリットがあります。

GBPUSD
GBPUSD

GBPUSDは英ポンド系でも比較的に動きが安定していて緩やかに動く局面も多いです。安全性を重視しながら大きめの値動きを狙いたい時に最適な通貨ペアです。

ボラティリティ通貨の注意点

ボラティリティが高い通貨は、値動きが期待できる一方では変動が激しく損失リスクも高くなりますので注意して下さい。

手法9.ロンドン時間・NY時間を狙え!

手法9.ロンドン時間・NY時間を狙え!

トレードの時間帯を選ぶこともデイトレでは重要なポイントです。市場参加者が増えて、多額の資金が動く時間帯を狙うことで一定以上の値動きが期待できます。

FXで最も稼ぎ時といわれているのは、ロンドン市場・NY市場の時間帯です。

ロンドン市場は最もFX取引が活発な市場、そしてNYは世界有数の大手金融機関やヘッジファンドがこぞって参加する最大規模の市場です。ロンドン時間・NY時間に集中して取引すれば、短時間でも稼ぎやすくなります。

ロンドン市場

世界の為替取引の約40%以上がUKで行われています。ロンドン市場の時間帯は、欧州市場ともほぼ同じ時間帯で前半はシンガポールとも重複するため値動きが大きくなる傾向にあります。

ロンドン市場の時間帯

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:16時~翌0時まで

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:17時~翌1時まで

USDJPY 30分足チャート ロンドン市場の時間帯
USDJPY 30分足チャート ロンドン市場の時間帯

ロンドン市場のオープン直後はとくに価格が激しくことがあります。上図チャートではUSDJPYの30分足チャートで、16時~17時(日本時間)にかけて70pipsも動いています。ここまで大きく動くことはそう頻繁にあるわけではないのですが、何か重大なニュースがあった時などは価格変動が激しくなります。

NY市場

米国は世界で2番目に為替取引が多い国です。米国の場合は、JPMorgan ChaseやGoldman Sachsなどの巨大な大手金融機関やヘッジファンドが取引に参加します。当然ながら桁違いのロットにて取引されるため、為替レートも大きく上下するのです。

NY市場の時間帯

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:22時30分~翌5時まで

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:23時30分~翌6時まで

EURJPY 30分足チャート nY市場の時間帯
EURJPY 30分足チャート nY市場の時間帯

NY市場のオープン時には、米国の主要経済指標の発表される時間帯でもあります。何か目立った発表があった時には30分でも価格も大きく動くため稼ぎ時です。通常は2,3時間で30pips程度は軽く動きます。クローズ前は手仕舞いの決済が入るためか取引が集中することも度々あります。クローズ前の1,2時間あたりも狙い目です。

ロンドン市場・NY市場の注意点

ロンドン市場、NY市場のオープン前から価格が動き始めることも多いです。早めに構えて準備するようにしましょう。

手法10.東証オープン時を狙え!

手法10.東証オープン時を狙え!

東京市場もなかなか捨てたものではありません。東京市場の時間帯は、ニュージーランド、オーストラリア、香港、シンガポールの為替市場とも重なるため数時間でもある程度の値動きが期待できます。

東証がオープンする9:00前後から11時にかけて激しい値動きが見られます。
とくに円がらみの通貨ペアは東京市場で取引されるため、デイトレードでも十分に稼ぐチャンスがあります。

東京市場の時間帯

午前8~午後15時まで
EURJPPY 30分足チャート 東京市場の時間帯
東京市場の時間帯

東京市場では比較的に午前中に価格が動くことが多いです。上図チャートはEURJPYの30分足チャートです。9時以降に価格が大きく動いて、11時からの30分で40pipsも動いています。日銀の発表などにも注目です。

東京時間の注意点

11時から14時にかけては動きが緩慢になることも多いです。午前中に集中するのがよいでしょう。

手法11.月曜日の早朝を狙え!

手法11.月曜日の早朝を狙え!

月曜日の早朝は価格が上にジャンプ、下にダイブすることが多いのが特徴で、窓開けトレードとしても有名です。

月曜日の早朝を狙って、ちょっとひと稼ぎするのもおすすめです。

窓開けトレードとは、金曜日のクローズ時の価格と、月曜日のオープン時の価格に空欄ができて大きな値動きが生じる局面を狙ったトレードのことです。チャートに空欄ができることから窓開けと呼ばれています。

窓開け状態になることはそう頻繁にはないのですが、価格が激しく上下する時間帯となります。月曜日の市場オープン直後の数分から1時間程度が狙い時です。

ウェリントン市場(ニュージーランド)の早朝

月曜日の早朝、世界で一番にオープンする為替市場はニュージーランドのウェリントン市場です。金曜日の最後にクローズする為替市場はNY市場です。

金曜日のクローズ後に土日をはさみますので、土日の間に様々な思惑が増大しがちです。また、土日の間に重要なニュースが発表されることもあります。ウェリントン市場が月曜日の早朝にオープンした時を待ち構える投機筋も少なくありません。

ウェリントン市場のオープン時間

4月頃~10月頃(夏時間) →日本時間:午前5時~

11月頃~3月頃(冬時間) →日本時間:午前6時~

AUDUSD 30分足チャート ウェリントン市場早朝
AUDUSD 30分足チャート ウェリントン市場早朝

上図は月曜日早朝のウェリントン市場、AUDUSDの30分足チャートです。6:30には30分で30pipsも動いています。一勝負だけでも月曜日の早朝を狙ってトレードしてみてもいいですよね。

デイトレードではないのですが、金曜日のクローズから月曜日の早朝のみポジションを持ち越して稼ぐ方法もあります。金曜日のクローズ時は意外と取引が集中して、手仕舞いや週明けの仕込みで売買が入るため値動きが激しくなる傾向にあるのです。

月曜日の早朝にオープンして、慌ててポジションを持っても波に乗りそびれることもあります。金曜日のクローズ時に仕込んでおけば、まとまった利益が狙えます。

ちなみに、窓開けトレードに関する記事が以下からご覧頂けますので、参考にしてみて下さい。
海外FX「窓埋め」理論で9割以上の勝率を誇るハイレバ手法

ウェリントン市場の注意点

ウェリントン市場の早朝は取引量がそこまで多くないため、スプレッドが開きやすくスプレッドで損する可能性があります。また、価格変動が激しい分損失リスクも高くなるので注意して下さい。

手法12.15分足・30分足チャートをメインで使う!

手法12.15分足・30分足チャートをメインで使う!

デイトレードでメインで使う最適な時間足は15分足・30分足です。15分より短くなると、相場の直近での全体の流れが見えません。かといって1時間足だと全体像は見えても、細かい値動きがわかりません。

15分足・30分足なら、全体像もある程度確認しつつ短期間での値動きを見ることができます。

数十分~数時間程度の取引を行うデイトレードには15分足か30分足が、全体の流れを見ながら売買タイミングを計るのにちょうどよいのです。

15分足チャートの方がよいケース

比較的に短い時間、小さめの値幅を狙ってこまめに複数回トレードしていきたい方は15分足がおすすめです。

デイトレードでは10分20分で売買したり、中にはスキャルピングに近い短さで売買したい方もいるでしょう。30分以下での取引では30分足だと、細かいエントリー・エグジットのタイミングが計りづらくなってしまいます。

数時間も保有するつもりがない場合は15分刻みで値動きを判断していくのが最適です。

30分足チャートの方がよいケース

1日で1,2回程度のトレードで稼ぎたい方は30分足チャートが抜擢です。

ここ数日の流れを見ながら、直近での値動きが確認できる30分足チャートなら数時間単位での相場動向が読みやすくなります。15分足も使えますが、ちょっと全体の流れが見づらくなるのが難点です。

数時間の保有には30分刻みで高値・安値、上昇・下降のタイミングを見ると判断しやすいでしょう。

15分足・30分足チャートを使う注意点

メインで使う時間足は15分・30分であっても、デイトレードでも月足・週足・日足・分足など幅広い視点からチャート分析することが大切です。

手法13.MT4・MT5でチャート画面を複数保存!

手法13.MT4・MT5でチャート画面を複数保存!

デイトレードで効率よく稼ぐためには、今日これから値動きが期待できそうな通貨ペアを選ばなければなりません。今日はUSDJPYはあまり動かなそうだなと思ったら、GBPJPYなど他の通貨ペアの様子を見るようにします。

デイトレードでは短時間で相場分析をして判断する必要があります。すぐに画面を切り替えて、他の通貨ペアや時間足をチェックできた方が便利です。

そこで、あらかじめMT4・MT5のチャート画面を、いつでも複数のパターンが見れるように保存しておきましょう。

MT4・MT5は高機能であるがゆえ、操作方法が若干ややこしいのがデメリット。まだ、複数のチャート画面の活用方法がわからない方もいるでしょう。スイングや中長期ならば、相場分析に時間がかけれますので、そこまで入念な準備はいりませんが、デイトレードではいかに便利にツールを使いこなすかもテクニックの1つとなります。

MT4・MT5でチャート画面を保存・表示する方法

1.保存したいチャート画面を作成
1.保存したいチャート画面を作成

まず、異なる通貨ペアや異なる時間足などを組み合わせて複数のチャートを組み合わせおきます。

複数のチャートを組み合わせた画面を、いつでも切り替えて表示できるように保存します。

2.名前をつけて保存する
2.名前をつけて保存する

メニュー「ファイル」から「チャートの組表示」を選択、「名前をつけて保存」をクリックします。

自分ですぐにどのチャート画面なのかわかるような名前をつけて保存します。これで、いつでも作成した画面にクリック操作で切り替えることができます。

3.保存した画面に切り替える
3.保存した画面に切り替える

保存したチャート画面は、「チャートの組表示」のリストに保存されています。画面を切り替える場合は、メニュー「ファイル」から「チャートの組表示」を選択して、表示したいチャート画面の名前をクリックします。

そうすると、保存したチャート画面がすぐに表示できますので、チャート分析の効率がよくなります。取引したい通貨ペアやチェックしたい時間足などのパターンを複数組み合わせてデイトレードに備えておきましょう。

MT4・MT5チャート画面の注意点

すぐにチャート画面の詳細が分かるような名前で保存しないと、どれがどのチャートだったかわからなくなるので注意して下さい。

手法14.デイトレードはトレンドを見極めることから!

手法14.デイトレードはトレンドを見極めることから!

デイトレードでは毎日変化するチャートや市場動向が対象です。

今日のトレードの手がかりを得る方法とし、まず大まかにトレンドの方向性を見極めることから始めていきます。
  • 今日は上昇トレンドで継続
  • 今日は下降トレンドに切り替わる
  • 今日はもみ合い相場になりそう

などと予想したうえで、ではどのあたりの価格がエントリー・エグジットのポイントなのか目安を付けることができます。

トレンド分析1.経済ニュースをチェックする

チャートを見る前に、確認しておきたいのが重要な経済指標の発表やニュースがなかったかどうかです。デイトレードではこのチェックが非常に重要なポイントとなります。

  • ネガティブなニュースがあった → 相場が下がる可能性
  • ポジティブなニュースがあった → 相場が上がる可能性
  • 目立つニュースはない → ニュースから相場が左右される可能性は低い

ニュースからの影響を考慮した上で、チャート分析に進んでいきます。

トレンド分析2.現状の位置づけをチェックする

これからの相場動向を予想するためには、まずは現状の位置づけを確認します。

  • 現在は上昇トレンドの最中
  • 現在は下降トレンドの最中
  • 現在は横ばいトレンドの最中

トレンドには段階がありますので、トレンドのどの辺りに今あるのかも判断材料となります。

一般的に1つのトレンドには始まりがあって終わりがあります。

トレンドの始まり → トレンドのピーク → トレンドの終わり
  • 上昇トレンドが数日続いている → 下降トレンドに切り替わる可能性
  • 上昇トレンドに転換した → これから上昇に向かう可能性
  • 上昇トレンドが加速し始めた → これから上昇のピークを迎える可能性

など、現在のトレンドの位置づけを知ることで今後の流れが読めてきますよね。

トレンド分析3.テクニカルで方向性の裏付けをとる

次にやることは、各自で使いなれているテクニカル分析にてトレンドの方向性を示唆するサインが出ていないかを確認します。トレンド分析におすすめのテクニカル分析をここでいくつかご紹介しておきましょう。

  • ローソク足
  • レジスタンス・サポートライン
  • トレンド・チャネルライン
  • 移動平均線

などのサインを簡単にチェックします。

さらに、インジケーターを使って上昇に向かうのか下降に向かうのかのヒントを探します。

  • ボリンジャーバンド
  • パラボリック
  • ZigZag
  • RSI
  • CCI
  • RCI

などでサインを得ることによって、「今日はどちらの方向に向かうのか」「どのあたりの価格帯で推移するのか」が見えてきます。

トレンド分析4.エントリー・エグジットの目安を付ける

トレンドの方向性が見えてきて大まかな価格帯の予測がついたら、では、

  • いくらあたりがエントリ―なのか
  • いくらあたりでエグジットなのか

が概ねで想定できるというわけです。

トレンド分析の注意点

今日いきなりニュースを見て、チャートを見て、トレンドの方向性を見るのは難しくもあります。デイトレードでは普段からこまめにチャートやニュースをチェックしておくことが大切です。

手法16.ボリンジャーバンドを使いこなす!

手法16.ボリンジャーバンドを使いこなす!

デイトレードで最適なエントリー・エグジットを実現するためには、テクニカルインジケーターの利用が欠かせません。インジケーターにも色々な種類があって、どれを使うべきか悩む方は多いでしょう。そこで、ぜひ試してみたいのがボリンジャーバンドです。

ボリンジャーバンドはよく使われているインジケーターの1つで、デイトレードでも大いに役に立ちます。

ボリンジャーバンドが使いこなせるようになれば、上昇・下降のタイミングやトレンド転換のポイントが判断しやすくなります。

ボリンジャーバンドの使い方

ボリンジャーバンドは、移動平均線からの乖離率を活用したインジケーターです。相場が移動平均線から離れすぎると戻ろうとする性質にあることから、ボリンジャーバンド内で価格は推移していくと考えられています。

移動平均線からの乖離率には標準偏差値「σ/シグマ」が使われていて、±σ、±2σ、±3σと上下にプラスマイナスでラインが表示されます。一般的によく使われているのは±2σで、統計上このラインが一番値動きに近いとされています。
すべてのラインを表示させる方法もありますが、±2σと移動平均線だけでも十分に分析可能です。
ボリンジャーバンドの3本のライン
ボリンジャーバンドの3本のライン
  • +2σ:上値バンド → 中央線の上にあるライン
  • 移動平均線:中央線 → 中央にあるライン
  • -2σ:下値バンド → 中央線の下にあるライン

これら3本のラインに対して価格がどう動くのかによって、相場動向を読むことが可能です。

買いシグナル
  • 上値バンドを価格が上に抜ける
  • 中央線から価格が上に向かう
  • 下値バンドで価格が反発する
売りシグナル
  • 下値バンドを価格が下に抜ける
  • 中央線から価格が下に向かう
  • 上値バンドで価格が下に下がる
ボリンジャーバンドについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。
「ボリンジャーバンドの見方と勝つための活用法」

ボリンジャーバンドを使ったデイトレード手法

ボリンジャーバンドを使ったデイトレード手法

相場は横ばい・レンジで推移、水平になったボリンジャーバンド内で価格は推移していました。上に向かうか下に向かうかは、ボリンジャーバンドの上値バンドを抜けるか下値バンドを抜けるかを1つの目安にすることができます。

  1. 価格は上値バンドを上に抜けました。ここから上昇トレンドに向かう可能性があります。「買い」エントリーです。
  2. 約2時間後には上値バンドから下に向かい始めました。上昇トレンドの勢いが弱まっているサインとなり、一旦ここで「売り」エグジットすることができます。
  3. あるいは、価格は中央線までは下がっていませんので上昇トレンドが継続すると見ることも可能。上昇トレンドが再び始まり、次の下降の局面にて「売り」エグジットする方法もあります。

ボリンジャーバンドの注意点

上値ライン・下値ラインを完全に抜けたかのように思えても、すぐに価格がもとに戻ることもあります。完全に抜けきるのを確認してから売買を判断するようにしましょう。

手法17.ZigZagチャートを使いこなす!

手法17.ZigZagチャートを使いこなす!

デイトレードにて上昇トレンド・下降トレンドを見極める際に使えると便利なインジケーターはZigZagチャートです。

ZigZagチャートの仕組みは非常にシンプルでわかりやすいのが特徴で、トレンドを見極めるのに重宝します。

ZigZagチャートは、その名のとおりにジグザグに上下にラインが表示されるインジケーターです。単純に価格が上に向かうと上向きのライン、下に向かうと下向きのラインが描かれるため、トレンドラインのようにトレンドの方向性を計る目安となります。

ZigZagチャートの使い方

ZigZagチャートは、特定のルールに基づいて上に向かうラインと下に向かうラインを自動で表示してくれます。

  • 上向きのライン → 安値が確定してからN%以上価格が上がると上向きのラインが確定
  • 下向きのライン → 高値が確定してからN%以上価格が下がると下向きのラインが確定

一定以上の値幅を超えないとラインは上下に引かれないため、ラインが上下に引かれるということは、トレンドが形成されつつあることを意味しています。

ZigZagチャートの使い方
ZigZagの売買シグナル
  • 上向かうライン → 上昇トレンド「買い」
  • 下に向かうライン → 下降トレンド「売り」
  • 下向きの頂点 → 上昇トレンドに切り替わる「買い」
  • 上向きの頂点 → 下降トレンドに切り替わる「売り」

大まかな流れにはなりますが、一目でトレンドの方向性がわかることがZigZagの大きなメリットです。このラインを使ってチャートパターンやエリオット波動の分析に使う投資家もいます。

ZigZagチャートについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
「ジグザグチャートの見方と勝つための活用法」

ZigZagチャートを使ったデイトレード手法

ZigZagチャートを使ったデイトレード手法

上昇トレンドにあった相場が下降トレンドに切り替わり、ZigZagでは上向きの頂点ができて下向きラインが出てきています。

  1. ZigZagに上向きの頂点ができて下向きのラインが伸び始めたら下降トレンドが始まるサインです。ここで「売り」エントリーします。
  2. 下向きラインが延長されている時に価格が上昇に向かい始めました。この段階で「買い」エグジットして利確しておくことができます。
  3. あるいは上向きラインがまだ出現していないので、下降トレンドが継続と判断することも可能です。確実に下向きの頂点ができた時に「買い」エグジットする方法もあります。

ZigZagチャートの注意点

上下にラインができたと思っても、短いラインですぐに方向が変わることもありますのでZigZagのみに依存しないようにしましょう。

手法18.RSIで裏付けをしっかりとる!

手法18.RSIで裏付けをしっかりとる!

デイトレードで勝率をあげるためには、テクニカルインジケーターはトレンド系だけでなくオシレーター系でも裏付けをとることが大切です。

短期トレードのオシレーター系でおすすめはRSIです。RSIは最もよく使われているインジケーターの1つです。
RSIはおもに買われすぎ・売られすぎのタイミングを知るために使うことができます。トレンドの方向性はあまりわからないので、トレンド系と合わせて使うのに適しています。

RSIの使い方

RSIは一定期間における値動きの強さを0~100の数値で表したものです。

数値が70に近づくほど「買いが優勢」となり、70を超えると「買われすぎ」と判断します。反対に数値が30に近づくほど「売りが優勢」となり、30を下回ると「売られすぎ」の状態と見ます。
RSIの使い方

RSIの売買シグナル
  • 70%以上 → 買われすぎ「売り」
  • 50%以上に向かう → 強い上昇「買い」
  • 50%以下に向かう → 強い下降「売り」
  • 30%以下 → 売られすぎ「買い」
RSIについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。
「RSIの見方と勝つための活用法」

ボリンジャーバンド・ZigZagとRSIを使ったデイトレード手法

ボリンジャーバンド・ZigZagとRSIを使ったデイトレード手法

先にご紹介したボリンジャーバンドとZigZag、そしてRSIを使ってトレードすることができます。上図チャートでは①の前は下降トレンドにて、RSIは30以下となり売られすぎのサインを出しています。しかしボリンジャーバンド・ZigZagのサインは微妙です。明確なタイミングを見るためにしばらく様子を見ます。

  1. RSIは30あたり、ボリンジャーバンドは下値バンドで反発、ZigZagは上に向かい始めます。ほぼ確実な上昇のサインとなり「買い」エントリーします。
  2. ボリンジャーバンドの中央線で下がりそうな気配を見せています。ここで「売り」エグジットもできますが、RSIはまだ70に至っていないので待つことにします。
  3. 相場は強い上昇、ボリンジャーバンドの上値ライン沿いにしばらく上昇した後で下がり始めます。ZigZagもかなり長めの上向きライン、RSIは70以上、下降トレンドにかわる可能性が高いと判断。「売り」エグジットで利確です。

RSIの注意点

RSIはデフォルトでは11~14期間になっていてサインがわかりづらいことがあります。RSIをデイトレードで使う時は、設定の期間を8か9に若干短めにした方が的確なサインが得られます。

手法19.損切り・利確ルールを設定せよ!

手法19.損切り・利確ルールを設定せよ!

デイトレードに限らず、FXでは損切り・利確ルールを決めておくことが損失をおさえて勝つためのコツです。トレード期間によって最適な損切り・利確の幅も変わってきます。

デイトレードでは小さめの値動きを狙うため、損切り・利確ルールも小さめに設定しておきます。

基本的に利確の幅よりも損切り幅は小さめに設定すべきです。どれくらいがよいのかは、それぞれの投資スタイルや戦略にもよります。

  • 1日に複数回の取引 → 損切り・利確は小さめ
  • 1日に1,2回の取引 → 損切り・利確はやや大きめ

1日に複数回の取引

1日に数十分程度の取引を重ねていきたい方は、狙う値幅も小さくなります。

損切りラインは10~15pips程度利確ラインは20~25pips程度を目安に決めておくとよいでしょう。

1日に1,2回の取引

1日に数時間程度の取引を1,2回ほどで行う場合は、狙う値幅はやや大きめになります。

損切りラインは20~30pips程度利確ラインは30~50pips程度を目安にするとよいでしょう。

損切りラインや利確ラインは、含み損や含み益の金額で決める方法もあります。また、テクニカルインジケーターやレジスタンス・サポートラインを目安に決める投資家もいます。大切なのは、エントリー・エグジット前に損切り・利確の目安をつけておくことです。

損切り・利確ルールの注意点

損切り・利確ルールは守れないことを前提に慎重にトレードすることがリスクを抑えて稼ぐコツです。ポジションを持ち越す場合もあることを考慮したエントリーが欠かせません。日をまたぐ場合はマイナススワップがあるのでエントリー前には必ずスワップを確認するようにしましょう。

また、守る自信がない方は、指値・逆指値設定にてあらかじめ注文しておくこともできます。

teacher
以下の記事では、海外FXのスキャルピングで稼ぐトレード手法を解説しています。スキャルピングに興味がある方は合わせて参考にしてみて下さい。

まとめ

まとめ

デイトレードはその日のうちに決済する手法で、スイングや中長期トレードとは大きく一線を画する手法となります。デイトレードでの成功は、日々の収益を約束することになり副業や兼業としてFXが成り立つことを意味しています。従って、ポジションを持ち越すトレードよりも慎重な心構えや目標、準備が大切です。

teacher
最初はコツが掴めずに、早めに損切りしすぎたり、逆に損切りできずにポジションを持ち越してしまったりとあるでしょう。コツを掴むまでは少額・低レバレッジにて練習していくのがおすすめです。馴れてきたら、資金を増やしてハイレバレッジで思い切り稼ぐことができます。

ぜひ、今回の記事を参考に海外FXデイトレードでしっかりと稼げるように頑張りましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。