海外FXスイングトレードで稼ぐおすすめトレード手法

デイトレードやスキャルピング、スイングと様々なトレード手法がある中、どんな手法を海外FXで使うべきか悩みますよね。短期か長期かちょっと迷った時におすすめなのが、スイングトレードです。スイングトレードは短期にも長期にも臨機応変に対応できて、最も取り組みやすいトレード手法だといえます。

その時の相場動向やトレード状況に合わせて、利益が出れば早めに利確したり、損失が出始めたら数日待ってみたりと調整しやすいことが大きなメリットです。ただ、海外FXの場合はスワップポイントの条件が国内FXとは大きく異なるため、ポジションを数日以上保有する場合は注意が必要です。

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今回は海外FXスイングトレードで稼ぐためのおすすめトレード手法を徹底的に解説していきます。ぜひ、海外FXのトレード戦略にお役立て下さい。

海外FXはスイングトレードで稼ぐ!

海外FXはスイングトレードで稼ぐ!

初心者から上級者・プロまで幅広い投資家層に使われているのがスイングトレード。スイングトレードは、それぞれのレベルやスキルに合わせてアプローチが可能です。トレードのタイミングやリスクコントロールが調整しやすいので、最も無難で取り組みやすいトレード手法となります。

海外FXにて、いきなりスキャルピングはちょっと・・・と戸惑った時や、かといって長期トレードだと長すぎるし・・・と悩んだ時には、スイングトレードから始めてみましょう。

ここで、そもそもスイングトレードとはどんな手法なのか疑問に覆う方もいるでしょう。

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まずは、スイングトレードの特徴を簡単に確認したうえで、海外FXでスイングトレードがおすすめできる理由・注意点などをご紹介していきます。

スイングトレードとは

スイングトレードのスイングとは

英語のSWING/スイングからきていて、SWINGとはブランコや波のように上下・左右に揺れ動く形状のことを表しています。

上下に波のように動く相場の特性を利用してトレードする手法のことをスイングトレードといいます。わかりやすくいうと、上昇トレンド、下降トレンドとトレンドの切り替わりを目安に波にのってトレードする手法です。

1つ1つのトレンドごとに売買を繰り返していきますので、上手くいけば美味しいとこどりで勝ち逃げして、効率よく稼いでいけます。

スイングトレードのイメージ
スイングトレードのイメージ

スイングトレードの特徴

スイングトレードでは、ポジションの保有期間や狙うpips数は各自の投資スタイルによって様々です。日足でのトレンドを狙う場合もあれば、1時間足でのトレンドを狙う場合もあるからです。

数日~数週間に渡ってポジションを保有、100pips~300pips程度の値動きを狙って利益を得う場合が多いようです。
実際のところ、その時の相場動向や各自の投資スタイルにもよるので一概にはいえません

例えば、50pips程度の値動きを数時間程度で決済することもありますし、上昇トレンドが継続すると思えば2,3か月以上保有して500pips程度を狙うケースもあります。

臨機応変に、狙う値幅やポジションの保有期間が調整しやすいことがスイングトレードの大きな特徴です。
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いいかえると、デイトレードにも長期トレードにも転換が可能な特殊なトレード手法となります。だからこそ、トレード経験が浅い初心者でも取り組めて、最上の利益を狙うプロにも好まれている手法となるのです。

海外FXでスイングトレードがおすすめの理由

海外FXでスイングトレードがおすすめの理由は、

  • 初心者からプロまで幅広く使いこなせる
  • 海外FXの広めのスプレッドが気にならない
  • 約定力などのトレード環境に左右されづらい
  • まとまった利益が狙いやすい
  • トレンドごとの取引なのでリスクが低減できる
  • スワップポイントがつく場合もある

など。

スイングトレードはデイトレードやスキャルピングに比べると、長めにポジションを保有しますので、海外FXのスプレッドの広さもあまり影響しません。スイングトレードなら、スプレッドや約定力などのトレード環境に左右されづらいため、海外FXでも安定した利益が狙えます。

1つのトレンドを目安に売買していきますので、トレンド分析さえできれば初心者でも十分に稼げるチャンスがあり、慣れない海外FXでも稼ぎやすいことがポイントとなります。

海外スイングトレードの注意点

ただし、海外FXのスイングトレードではスワップポイントに注意する必要があります。

国内FXの場合だと、プラスでスワップポイントがつく通貨ペアがたくさんありますよね。ところが海外FXではマイナススワップが主流です。スワップがプラスとなる通貨ペア・海外FX業者を探すのが難しいほどです。

国内FXのスワップのイメージのまま海外FXでトレードすると、マイナススワップにて痛い目に合う可能性があります。とくに水曜日はスワップが3倍になるので気をつけましょう。

マイナススワップの数値に注意!

同じマイナススワップであったとしても、例えば-1.0~-5.0ポイント程度で為替差益が期待できるのであれば、数日程度の保有にはあまり影響しません。

しかし、時には-50、-100、-200などと大きなマイナススワップが課される通貨ペアもあります。あまりにもマイナスの数値が大きくなると、数日保有した場合のダメージも強烈です。

メジャー通貨であればマイナススワップも小さめ

メジャー通貨ペアであれば、そこまでマイナススワップが大きいということはないので、なるべくメジャー通貨を選ぶようにしましょう。

必ず、スワップは確認してからエントリーすることが大切です。

海外FX業者によっては一部の通貨ペアで高いスワップがつく

海外FX業者によっては、一部のマイナー通貨ペアで驚くほどの高いスワップがつくケースもあります。スイングトレードにて高スワップの通貨ペアを狙う方法もありますが、スプレッドが広すぎたり損失リスクが高かったりするので、注意が必要です。

海外FXスワップポイントの確認方法

海外FXのスワップポイントは、公式サイトにて確認することができますが、公開していない海外FX業者もあります。

では、スイングトレードでスワップで損しないように、海外FXのスワップポイントの調べ方を解説しておきます。

MT4・MT5の「気配値表示一覧」から調べる

MT4・MT5の「気配値表示一覧」から調べる

「気配値表示一覧」の通貨ペアの上で右クリック → 「仕様」を選択します。

通貨ペアの詳細が小ウィンドウでポップアップされますので、「買いスワップ」「売りスワップ」の欄からスワップ値を確認します。

MT4・MT5の「気配値表示一覧」から調べる

スワップポイントをpipsに計算する方法

通常はスワップポイントはポイントで表示されていますので、これをpips計算しなければなりません。

pips計算は、円の通貨ペアと円以外の通貨ペアと2つの計算方法があります。

円の通貨ペア

取引通貨数 × 0.0001 × スワップポイント = スワップの金額

円以外の通貨ペア

取引通貨数 × 0.00001 × スワップポイント = スワップの金額

海外FXのスワップポイントについて詳しく知りたい方は、こちらの記事からご覧いただけます。

海外FXスイングトレードで稼ぐおすすめトレード手法!

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それでは、海外FXスイングトレードで稼ぐおすすめトレード手法を段階を踏んで、手法1から順番に解説していきます。ぜひ、実践にあたって参考にして下さい。

手法1.テクニカル分析の基本を抑えておこう!

手法1.テクニカル分析の基本を抑えておこう!

スイングトレードでは、高度なテクニカル分析のスキルがなくてもトレンドが読めるならば十分に勝つことが可能です。

難しいインジケーターを使いことなす必要はありませんが、トレンドの流れを読むために必要なテクニカル分析の基本は最低でも抑えておきましょう。
抑えておきたいテクニカル分析の基本
  • ローソク足
  • レジスタンス・サポートライン
  • トレンドライン
  • チャネルライン

スイングトレードは、1つのトレンドを狙って売買していきます。トレンドの方向性や転換ポイントの目安となるテクニカル分析が使えると有利です。まずは、トレンドを読むのに役に立つ分析手法をいくつかご紹介しておきましょう。

ローソク足でトレンドを読む

トレンドが切り替わる時には、ローソク足にヒントが出ることも多々あります。トレンド転換のサインとなる代表的なローソク足のパターンを抑えておくと、エントリー・エグジットの目安にすることができます。

高値・安値の位置でトレンドを見る
高値・安値の位置でトレンドを見る

まず単純に、ローソク足の高値と安値の位置からトレンドを見極めることができます。

高値・安値が次第に上に上がっている時は、上昇の勢いが強いことを意味しています。

高値・安値が次第に下に下がっている時は、下降の勢いが強いことを意味しています。

モーニングスター・イブニングスター
モーニングスター・イブニングスター

モーニングスターは、「明けの明星」とも呼ばれているローソク足で下降トレンドの終わりを告げる星だといわれています。下降トレンドにてボディーのないクロス型のローソク足が出てきたら、上昇トレンドに切り替わるサインです。

イブニングスターは、「宵の明星」とも呼ばれているローソク足で上昇トレンドの終わりを告げる星になります。クロス型のローソク足が上昇トレンドに出てきたら、下降トレンドに切り替わるサインと見なされています。

ハンマー・シューティングスター
ハンマー・シューティングスター

シューティングスターは、「明けの流れ星」とも呼ばれているローソク足。下降トレンドにてこのパターンが出てくると、上昇トレンドに切り替わるサインです。

ハンマーは、「宵の流れ星」とも呼ばれているパターンで、上昇トレンドが天井にきたことを知らせるサインです。下降トレンドにこれから切り替わる時に出現する傾向にあります。

ローソク足のサイン一覧
ローソク足のサイン一覧

他にも多数のローソク足のサインがあります。ローソク足のサインは酒田五法にて詳しく見ることができます。以下の記事では酒田五法について解説していますので、合わせて参考にして下さい。

レジスタンス・サポートライン

レジスタンス・サポートライン

レジスタンスラインは、価格がそのラインにくると下がる傾向にあるラインのことで過去の高値の位置が目安となっています。一旦、このラインから相場は下降トレンドに切り替わる可能性があります。

もし、レジスタンスラインを上にブレイクするならば、強い上昇トレンドが始まるサインとなります。
サポートラインは、価格がそのラインにくると上がり始めるポイントとなるラインのことです。過去の安値の位置が目安となっています。一旦、このラインから相場は上昇トレンドに切り替わる可能性があります。
もし、サポートラインを下にブレイクするならば、強い下降トレンドが始まるサインと見なします。

トレンドライン

トレンドライン

トレンドラインは、上昇トレンドや下降トレンドの高値・安値の位置を線で結んだラインのことです。トレンドラインをひくことによって、トレンドの方向性や転換ポイントを探ることができます。

基本的にトレンドラインに沿って相場は動く傾向にあります。トレンドライン沿いに相場が動いている時は、トレンドがその方向に継続すると見なす材料になります。

もし、トレンドラインを価格が上にブレイクした場合は上昇トレンド、トレンドラインを下にブレイクした場合は下降トレンド、というようにトレンドの方向性や転換のタイミングを計ることができます。

チャネルライン

チャネルライン

チャネルラインは、トレンドラインを高値・安値の両方の位置に引いたラインのことです。このチャネル内で相場は推移していく傾向にあります。

チャネルラインの中で相場が推移している時は、その方向にトレンドが継続すると見る材料になります。

もし、チェネルラインを価格が上にブレイクしたら上昇トレンド、チャネルラインを下にブレイクしたら下降トレンドというように、トレンドの方向性・転換ポイントを見るのに役に立ちます。

テクニカル分析の基本を改めて学んでおきたい方は、Amazonなどで1冊本を購入しておくのもおすすめです。
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テクニカル分析の注意点

スイングトレードではトレンドの切り替わりを早めに察知して、勝ち逃げで利益を得ることが大切です。トレンドの転換のサインを多方面から得るようにしましょう。

手法2.ファンダメンタル分析の基本を抑えておこう!

手法2.ファンダメンタル分析の基本を抑えておこう!

FXトレードにてテクニカル分析同様に欠かせないのがファンダメンタル分析です。相場はつねにテクニカルとファンダメンタルズの双方から動いてきます。

スイングトレードの場合は、デイトレード・スキャルピングほどマメに情報収集する必要はありませんが、トレンドを読むためにファンダメンタル分析の基本を抑えておくことが大切です。
抑えておきたいファンダメンタルズ
  • 金融政策・金利
  • 雇用統計・失業率
  • GDP成長率
  • 消費者物価指数
  • 10年国債の金利
  • 政治動向
  • 事件・事故・災害
  • コロナウイルス
  • 主要株価指数
  • 要人発言

など・・・

時期によって、相場に影響を与えるテーマ・注目されているトピックが異なってきます。すべての経済ニュースを細かく把握しておく必要はありませんが、とくに最近注目されているニュースや経済指標はこまめにチェックするようにしましょう。

金融政策・金利

FXトレードで最も相場に影響を与えるといわれているのが金融政策・金利(政策金利)です。

金融政策とは、各国の中央銀行が物価や通貨の価値を安定させるために、通貨の流通・金利を操作することをいいます。過度なインフレ・デフレが起きないように中央銀行によって物価と通貨のバランスが保たれています。

金利の引き上げ

消費が進むと物価が上昇して、通貨の価値が減少していきます。過度なインフレを抑えるために、中央銀行は金利を引き上げます。基本的にFXでは金利が高い通貨に資金が流れやすい傾向にあるため、金利の引き上げが上昇のきっかけとなるケースが多いです。

金利の引き下げ

消費が低迷すると物価が低下して、通貨の価値が上昇します。過度なデフレを抑えるために、中央銀行は金利を引き下げます。金利の引き下げが下降の引き金となる傾向にあります。

量的緩和

量的緩和は、金利の引き下げとともに景気改善策として、中央銀行が金融商品を購入したり、通貨の流通量を増やしたりすることをいいます。量的緩和が行われると多額の資金が投入されるため、上昇のきっかけとなりやすいです。

金利の引き下げ・引き上げが市場の予想通りだった場合は、すでに価格に織り込み済みとなっていることもあり値動きが限定されてしまいます。市場の予想に反する政策金利が発表された時には、急激な為替変動が起こりやすくなります。
以下の記事では、FRB政策金利予想と価格への織り込み度合いを調べるツールをご紹介しています。合わせて参考にして下さい。

10年国債の金利

通貨の強さを見るにあたって、参考となるのが10年国債の金利です。10年国債の金利が上昇すると、その通貨が上昇するサインと見ることができます。10年国債の金利が下降すると、下降のサインと見ることができます。

コロナウイルス(デルタ)

時期によって注目されているテーマが異なり、例えば最近だとコロナウイルスの状況がFX市場にも強い影響を与えています。その国のウイルス接種率・感染者数・死亡者数などに価格が左右されがちです。

おすすめのニュースサイト・アプリ

経済ニュースをチェックするのにおすすめのニュースサイト・アプリは、

などを活用して、旬の情報が得られるようにしておきましょう。

ファンダメンタル分析の注意点

経済指標の発表やニュース速報などから、一時的に相場が急激に変動してもすぐに元に戻ることも多々あります。短期的な相場変動に惑わされないように注意しましょう。

手法3.スイングトレードに適した海外FX業者を選ぼう!

手法3.スイングトレードに適した海外FX業者を選ぼう!

スイングトレードは、数日~数週間に渡ってポジションを保有していきます。日をまたいでポジションを保有する場合は、先述したようにスワップポイントを考慮する必要があります。

海外FXでは、マイナススワップが多いので極力マイナススワップが小さめの海外FX業者を選ぶようにしましょう。

マイナスのスワップポイントであっても、数値が小さければ損益への影響も限定的で、数日以上の保有でも為替差益によって軽く相殺することができます。一部の海外FX業者ではプラスのスワップポイントが多くなりますので、プラスのスワップポイントがつきやすい海外FX業者を選ぶ方法もあります。

また、マイナー通貨ペアでは驚異的な高スワップがつく通貨ペアもあります。マイナー通貨ペアは損失のリスクもそれなりにあるので注意が必要ですが、高スワップを狙うのも1つの方法です。

メジャー通貨のスワップ比較表
海外FX業者 ポジション USDJPY AUDJPY NZDJPY EURJPY GBPJPY EURUSD GBPUSD
XM ロング -1.99 -3.03 -2.61 -4.88 -3.12 -3.86 -4.05
ショート -4.05 -3.73 -3.71 -2.28 -5.22 -0.86 -3.55
AXIORY ロング -2.06 -1.21 -1.31 -3.91 -3.43 -4.99 -4.81
ショート -4.06 -2.01 -1.76 -1.16 -5.75 0.43 -3.48
TitanFX ロング -1.95 -1.31 -1.33 -0.74 -3.91 -3.82 -3.81
ショート -4.21 -1.95 -1.78 -4.37 -5.31 -0.77 -4.49
GemForex ロング 0.21 1.14 1.91 -1.21 -1.91 0.24 -1.91
ショート 0.28 -7.66 -7.91 -1.52 -4.51 0.25 -4.52
LAND-FX ロング -0.68 -0.68 -0.79 -0.98 -1.05 -0.72 -0.89
ショート -0.88 -0.63 -0.68 -0.78 -1.06 -0.97 -0.84
HotForex ロング -1.50 -2.50 -1.20 -4.70 -2.70 -5.00 -3.50
ショート -3.50 -3.00 -4.80 -1.80 -5.40 -0.70 -3.20
FBS ロング -2.31 -2.18 -1.68 -6.91 -3.41 -6.37 -4.35
ショート -4.34 -4.14 -4.81 -2.75 -5.56 -0.69 -3.87
Tradertrust ロング -1.90 -2.94 -2.11 -4.22 -3.11 -5.10 -4.32
ショート -3.40 -3.81 -3.62 -1.65 -4.92 -0.40 -3.21
BigBoss ロング 0.30 1.44 1.11 -2.51 -1.12 1.80 -10.40
ショート -10.0 -7.66 -7.19 -3.61 -9.60 -10.4 3.20
IS6FX ロング 0.53 1.77 3.12 -2.41 -1.23 -4.21 -3.73
ショート -3.46 -8.59 -10.11 -0.93 -4.94 -1.28 -2.65

※スワップポイントは時期によって変動しますので必ずトレード前に確認するようにして下さい。

マイナー通貨のスワップ比較表
海外FX業者 USDTRY USDZAR EURTRY EURZAR USDRUB USDMXN USDCNH
XM -669.2 -27.5 -820.2 -359.49 -212.18 -420.13 -11.9
200.50 6.05 255.9 104.61 8.82 119.87 1.9
AXIORY -468.2 -233.17 -572.15 -317.05 -1830.05 -357.73
409.28 96.83 493.19 163.75 1116.07 175.37
TitanFX -536.62 –253.71 -640.16 -261.02 -1277.81 -30.71 -48.76
321.35 118.32 395.11 154.34 654.59 14.67 -77.05
GemForex -145.90 -6.72 -465.48 -196.74 -6.11
30.80 1.14 107.51 33.29 0.00
LAND-FX -47.71 -53.63 -82.05 -50.89 -45.41 -74.81 -13.73
-21.71 -14.75 14.92 -21.39 -15.07 9.19 -8.83
HotForex -432.20 1.00 -381.00 -300.00 -310.00 -29.70
-14.10 -1.70 48.90 -64.300 -25.00 -6.30
FBS -38.16 -16.36 -43.11 -96.53 -17.32 -9.54
1.12 5.31 1.59 -118.12 10.88 -1.81
Tradertrust -794.11 -282.38 -836.42 -322.55 -1214.45 -360.44 -243.56
60.44 74.16 69.71 166.52 48.99 132.23 -50.70
BigBoss -410.44 6.01 -184.59
256.26 -27.29 5.41
IS6FX -110.11 -144.18 -411.08 -229.81 -6.65
49.06 33.11 186.47 54.29 -1.65

※時期によってスワップポイントは変動しますので必ずトレード前に確認するようにして下さい。

マイナススワップが小さめの海外FX業者

マイナススワップが主流でも比較的にマイナス値が小さめになる海外FX業者には

などがあります。

Land-FX
Land-FX
  • 最大レバレッジ:500倍
  • 最低入金額:100ドル~
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペーン:100%入金ボーナス

LAND-FXは業界最狭レベルのスプレッドと優れた約定力に定評がある海外FX業者です。比較的に小さめのスワップと狭いスプレッドでコストを抑えたスイングトレードが実現します。100%入金ボーナスがもらえることもメリット。スイングでも短めにトレードしていきたい方におすすめです。

XMTrading
XMTrading
  • 最大レバレッジ:1,000倍
  • 最低入金額:5ドル~
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペーン:口座開設ボーナス、100%入金ボーナス、ポイントキャッシュバック

海外FX初心者の方には、使いやすくてシンプルなXMがおすすめです。マイナススワップも通貨ペアによっては小さめで、ポジションを保有するとポイントが貯まるメリットがあります。入金不要の口座開設ボーナスもあり、入金額は5ドルからとハードルが低めで始めやすい海外FX業者です。

メジャー通貨でプラスのスワップがつく海外FX業者

ごく一部の海外FX業者ではメジャー通貨ペアでプラスのスワップがつきます。

GEMFOREX
GEMFOREX
  • 最大レバレッジ:1000倍~5000倍
  • 最低入金額:1ドル~
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペーン:口座開設ボーナス、100%入金ボーナス

GEMFOREXは、メジャー通貨でプラスのスワップが多い希少な存在です。スイングトレードにてスワップを重視したい方におすすめの海外FX業者です。未入金でもらえる口座開設ボーナスが2万円と高めで、100%入金ボーナスキャンペーンが頻繁に開催されているのが魅力になっています。

BIGBOSS
BIGBOSS
  • 最大レバレッジ:1,111倍
  • 最低入金額:規定なし
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペーン:100%入金ボーナス

Bigbossは、手数料が発生しないECN口座と手数料有料のECN口座とあるのが大きな特徴です。メジャー通貨でプラスのスワップがつく通貨ペアがいくつかあります。スプレッドや約定力も標準以上のレベルがあり、有利なコストでスイングトレードが行えます。短めのスイングでもスワップで損したくない方におすすめです。

マイナー通貨で高スワップが狙える海外FX業者

マイナー通貨で驚異的なスワップがつく海外FX業者は、

があります。

AXIORY
AXIORY
  • 最大レバレッジ:400倍
  • 最低入金額:200ドル~
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペン:100%入金ボーナス

AXIORYは最狭スプレッドと透明性が高い約定力にて人気がある海外FX業者です。完全信託保全を提供する数少ない海外FX業者の1つでもあり、長期間の運用やまとまった資金での運用も安心して利用できます。マイナー通貨のスワップの高さではナンバーワンです。

TitanFX
TitanFX
  • 最大レバレッジ:500倍
  • 最低入金額:100ドル~
  • 最低取引ロット数:1000通貨~
  • ボーナス・キャンペン:なし

TitanFXは業界高水準のスプレッドや約定力が高く評価されています。どちらかというとデイトレードやスキャルピングなどの短期トレーダーに人気の海外FX業者で、スイングトレードでもトレード環境にこだわりたい方に抜擢です。キャンペーンなどは一切行わずシステムやサーバーに力を入れています。

海外FX業者を選ぶ注意点

スワップポイント以外でも、入金ボーナスやサービスの質、取り扱う商品、入出金方法、使いやすさなどその他の項目も比較していきましょう。

手法4.スイングトレードの資金を決める!

手法4.スイングトレードの資金を決める!

海外FX業者、利用する口座が決まったら、スイングトレードに運用する資金を決めておきましょう。その他の投資・トレード手法とは分けてどれくらいの比率でスイングトレードに配分するのかを決めておきます。

あらかじめ運用資金額を決めておかないと、だらだらと資金をつぎ込んだり、スイングトレードから得る収益がわかりづらかったります。

スイングトレードの資金を決めて、その他の投資資金とは分けておくことで、損益状況の確認や資金管理がやりやすくなります。

当然ながら、投資に使う資金は余剰資金の一部であることが必須です。絶対に生活資金・緊急用、将来の準備金などには手をつけないようにして下さい。

上手な資金配分のやり方

  1. まず余剰資金の総額を把握
  2. 余剰資金の何%を投資に使うか決める
  3. 投資資金を金融商品ごと、または長期・短期で分ける
  4. スイングトレードへの資金配分を決める

余剰資金の何%を投資資金に使うかはそれぞれの判断によります。参考として、初心者の方は10%程度、中級者・上級者クラスになると40%・50%を投資資金に回す方が多くなります。

投資資金をさらに、FX資金、株式資金、仮想通貨資金、長期、短期などと配分していきます。基本的に短期トレードの方がリスクが高いので、短期トレードやリスクが高いトレードの資金比率は少なめにしておきます。スイングなどの中長期は配分を大きめにしてもよいでしょう。
ひとまずは、FXスイングトレードのみで投資を始める場合は、将来的にその他投資を始める可能性を考慮して余裕をもって資金額を決めていきましょう。

スイングトレードの資金全額を使わない

スイングトレードの資金を決めたら、全額を最初から使わないようにすることがトレードを継続していくコツです。

緊急のロスカットへの対応資金や、ポジションを増やす場合の資金を別でとっておけば、万が一ロスカットに合って資金を失ったとしてもトレードを継続することができます。ぎりぎりの資金で始めないことが大切です。

スイングトレード資金の注意点

スイングトレードは中期でポジションを保有していきますので、いつ収益が得られるか予想ができません。生活費などの当てにしないよう気をつけて下さい。

手法5.レバレッジは慎重に低めに設定する!

手法5.レバレッジは慎重に低めに設定する!

海外FXでは500倍~1000倍と桁違いのハイレバレッジが活用できます。しかし、ハイレバレッジはスイングトレードには不向きです。なぜなら、狙う値幅も大きめになり数日以上保有していきますので、ロスカットへの危険性が高まるからです。

スイングトレードでは控えめのレバレッジ設定にしておくことがロスカットを避けるコツです。

スイングトレードは、デイトレートやスキャルピングのようにポジションを保有中にチャートを終始見ているわけではありません。半ば放置していても稼げることがスイングのメリットでもありますので、こまめにチャートをチェックしなくても不安にならないレバレッジ設定が大切です。

最適なスイングトレードのレバレッジ

海外FXスイングトレードで最適なレバレッジは10倍~20倍程度に抑えておくことです。

せっかくハイレバレッジがかけれるのに残念だと思う方もいるでしょうが、ハイレバレッジにはデメリットがあって、数pipsの値動きでも損失額が大きくなりあっという間にロスカットされる可能性があります。

ポジションを日をまたいで持ち越すわけですから、起きてチャートを見たらロスカットされていた!なんてことになったら大変ですよね。

海外FXでは最初にロスカットの設定が選択できるようになっていますので、低めのレバレッジを設定しておきましょう。

ストップロスを設定すれば若干高めのレバレッジでもOK

ストップロスやクローズを指値注文・逆指値注文で設定するのであれば、若干高めのレバレッジでもOKでしょう。

ストップロス・クローズのレートを設定しておくことで、ロスカットの危険性や利確の取りこぼしを回避することができます。ただし、指値・逆指値で必ず設定する自信がない方はやめておいた方が無難です。

レバレッジの注意点

デフォルトでハイレバレッジの設定になっているケースもありますので、「口座情報」「アカウント情報」にて必ずレバレッジを確認するようにして下さい。

手法6.トレードノートをしっかりつける!

手法6.トレードノートをしっかりつける!

そして、スイングトレードに限らずFXで勝つためにはトレードノートをつけることが大切です。最初は付けていたのに、途中から面倒になって付けなくなるケースも多いようです。

ささいなことに思えても、トレードノートをつけるという行為・心構えが勝率を大きく左右していきます。

トレードノートを用意するだけでも、トレードへのモチベーションは高まります。ノートを開いて、ポジション状況やトレード戦略、気になるニュースを書いたりする行為が、トレードへの心構えを形成してくれるのです。「心構え = 勝つぞという決意」が相場分析やトレードにもプラスに反映され、何となく気ままにトレードしてしまうのを防ぐことができます。

また、反省点や改善点を改めて書くことで、気づかなかった自分の欠点や強みが発見できます。トレードスキルの向上には、トレードノートの存在が必須なのです。

エクセルやワードなどのソフトを利用してもいいですし、無料テンプレートをネットで探すことも可能。ノートを用意して書いたり、スケジュール帳やダイアリーを利用する方法もあります。

トレードノートを書くポイント

トレードノートの書き方に決まりはありませんので、各自で書きやすい方法でトレードを記録していくことができます。

  • 今日のニュース・注目トピックをまとめる
  • エントリー・エグジットの詳細を書く
  • 損益状況を簡単につける
  • 目標利益額やトレード戦略を書く
  • 反省点・気がついた点をまとめる
  • 気になる通貨ペアや価格を記しておく

など、投資家によって書く内容も様々です。チャートを手書きで書いたり、画像でソフトに挿入したりと本格的に記録する人もいれば、ひとことダイアリーのように、今日気づいたことや反省点などを書いていく人もいます。

続けていくことが大切なので、それぞれにとって続けやすい内容・スタイルで書くことが継続するポイントです。

PDCAを意識しよう

トレードノートに書く内容は自由ですが、PDCAを意識しておくとより生産的な効果が期待できます。

  1. 「P」→ Plan = 計画・目標
  2. 「D」→ Do = 実行・実践
  3. 「C」→ Check = 検証・反省
  4. 「A」→ Action = 行動・改善

トレードノートの書き方や続けるコツなどを以下の記事で詳しく解説しています。どうやって書けばいいのかわからない方は、参考にしてみて下さい。

トレードノートをつける注意点

ノートに書く内容を「これを書くべき」と決めてしまわないことです。とくに詳細を細かく設定しすぎると、書くのが負担になってしまいます。書くのが楽しくなるような、ラフな方法で続けていきましょう。
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ここまでは、どちらかというとスイングトレードを始めるための準備的な内容となりました。備えあれば憂いなしというように、実践に入る前には心構えや準備が非常に大切だということです。

ここからは、実践・トレードの具体的な手法を解説していきます。

手法7.流動性が高い通貨を選ぶ!

手法7.流動性が高い通貨を選ぶ!

トレンドごとに売買するスイングトレードは、上昇トレンド・下降トレンドとトレンドが上下しやすい通貨ペアが適しています。

スイングトレードで効率よく稼ぐためには、流動性が高く値動きが期待できる通貨ペアを選ぶようにしましょう。

流動性が低いと、なかなか思うように値幅が拡がらないため利益を得るのに時間がかかってしまいます。

基本的にメジャーな通貨ペアだと一定以上の値動きが期待できますが、メジャー通貨であっても時期によっては動きが緩慢となるケースもあります。マイナー通貨は、取引量が少なくため流動性は若干劣りますが、通貨ペアによっては値動きが期待できるものもあります。

時期によっても注目される通貨ペア、人気がある通貨ペア、取引が集中する通貨ペアなどが変わってきます。ニュースやイベントなどで話題性がある通貨ペア、かつ興味が持てる通貨ペアを選ぶとよいでしょう。

FX 世界の取引量ランキング

世界で最も取引量が多く、流動性が期待できるのはやはり米ドルがらみの通貨ペアです。

FXリサーチ会社「FXSSI」の統計データによると、取引量ランキングは以下のようになります。

  1. 1位:EURUSD
  2. 2位:USDJPY
  3. 3位:AUDUSD
  4. 4位:USDCAD
  5. 5位:GBPUSD
  6. 6位:NZDUSD
  7. 7位:GBPJPY
  8. 8位:EURJPY
  9. 9位:AUDJPY
  10. 10位:EURJPY

これらの通貨ペアなら取引量が多く、流動性が高いため短時間でも稼ぎやすいといえます。メジャー通貨の場合は、流動性高いだけでなく経済的にも安定していて安全性が高いことがメリットです。

米ドルでも、マイナー通貨がからむと取引量が少なくなりますが、保有する期間によっては十分な値動きが期待できる場合もあります。USDCNH、USDTRY、USDHKD、USDZARなどは比較的に人気があるマイナー通貨ペアです。

USDJPYの4時間足チャート
USDJPYの4時間足チャート

例えば、USDJPYの場合、2日で135pips、7日で約200pipsも動くこともあります。

USDZARの4時間足チャート
USDZARの4時間足チャート

USDZARの場合では、何と3日で約3,200pips、6日で5,1830pipsも動いているのです。

通貨ペアの注意点

通貨ペアを選ぶ時はスワップも考慮するようにしましょう。マイナー通貨ペアはスプレッドも1,000pips以上で大きくなり、ロングのマイナススワップがかなり大きくなりますので十分に注意して下さい。

手法8.4時間足・日足チャートをメインで使う!

手法8.4時間足・日足チャートをメインで使う!

スイングトレードでメインで使うチャートの時間足は、4時間足か日足がおすすめです。

4時間足と日足なら、ちょうど数日~数週間での値動き・トレンドが見やすいチャートとなります。
1時間足だと、ちょっと細かすぎて全体の流れがわかりづらくなります。週足になると今度は大まかすぎて、細かい値動きがわかりません。4時間足・日足チャートでは、全体の流れを確認しながら日々の値動きが見ていけます。
どちらの方が使いやすいかは、どれくらいの期間・値幅でトレードしていきたいかによります。

短期のスイングトレードなら4時間足

短期のスイングトレードは2,3日~1週間程度で50pips~100pipsあたりの値動きを狙う手法です。デイトレードにはちょっと抵抗があるけれど、なるべく短い期間で稼ぎたい方や、短期間で集中してトレードしていきたい方に適しています。

短期のスイングトレードしていきたい方は、4時間足チャートをメインで使うのがおすすめです。

長期のスイングトレードなら日足

長期のスイングトレードは1週間~3、4週間程度で100pips~300pipsあたりの値動きが狙えます。時間に余裕を持って分析しながら取引したい方、こまめにチャートがチェックできない方などは、長期間のスイングトレードがよいでしょう。

長期のスイングトレードであれば、日足チャートをメインで使うのがおすすめです。

チャートの時間足の注意点

もちろん、チャート分析には月足・週足、1時間足・30分足など異なる時間足を併用することが大切です。

手法9.長期への逃げ道も残しておこう!

手法9.長期への逃げ道も残しておこう!

損切ルールは守れるにこしたことはないのですが、いかに経験を積んだとしても厳守するのが非常に難しいスキルです。なぜなら、トレードには人としての感情がともなうからです。

損切りは守れなかった時のことを考えてエントリーした方が、最適なリスクコントロールが実現できます。

とくに初心者の方は、損切りできなくて当たり前と思ってトレードする必要があります。スイングトレードにて、万が一損切りしそびれた場合のことを考えてできることは、長期に転換可能なエントリーを心がけることです。

長期への転換可能なエントリーとは

長期への転換可能なエントリーとはどういうことなのか、AUDUSDのチャートを見ながら解説していきます。

AUDUSD 4時間足チャート
AUDUSD 4時間足チャート

例えば、AUDUSDが「0.81050」から「0.79150」に下がった後で上昇の気配を見せたとします。ここから上昇トレンドに向かうかなと思ってエントリーを検討します。

そこで、日足・週足にて「0.79150」は長期的に安値なのか高値なのかを確認します。

AUDUSD 日足チャート
AUDUSD 日足チャート

日足チャートで見ると、「0.79150」は高値圏にある価格です。まだまだ下がる可能性があるのがわかります。

AUDUSD 週足チャート
AUDUSD 週足チャート

週足チャートで見ても、「0.79150」は高値圏にありしかもこのあたりの価格から下がる傾向にあることがわかります。

ということは、まだまだこれから下がる可能性があるということになり、長期への転換が難しくリスクが高いエントリーだと判断できます。もし、損切しそびれた場合は「0.74040」あたりまで下がる危険性があるということです。長期トレードならこの価格では絶対にエントリーしないですよね。

スイングトレードで避けたいエントリー
  • 日足・週足での高値圏のロング
  • 日足・週足での安値圏のショート

上記の2つのエントリーは長期への転換も難しくなり、リスクが高いエントリーだといえます。

スイングトレードで安全性が高いエントリー
  • 日足・週足での安値圏のロング
  • 日足・週足での高値圏のショート

であれば、いざという時は長めに待つことでトレンドが反転する可能性があり、比較的に安全だといえます。

長期への逃げ道を考える時の注意点

相場予想に「絶対」「100%」正解だという答えはありません。先のことは誰にも分からないため、あくまでも参考として長期への逃げ道もあるかどうか判断材料の1つにしてみて下さい。

手法10.基本ラインのフル活用でチャート分析!

手法10.基本ラインのフル活用でチャート分析!

レジタンス・サポートラインなど基本ラインをフル活用するだけでも十分なチャート分析が可能です。

まずは、基本ラインをフル活用してエントリー・エグジットのタイミングを計るようにしましょう。

スイングトレードでトレンドを読み、エントリー・エグジットを計るために、レジスタンス・サポートラインとチャネル・トレンドラインをフル活用する方法を解説していきます。

基本ラインでエントリー・エグジット

基本ラインでエントリー・エグジット
  1. チャネルラインの下値ラインをもし、価格が下にブレイクしたら下降トレンドの継続を意味しています。このチャートの場合は、ここにモーニングスターが出てきていますね。
  2. チャネルラインの上値ラインを長い陽線が上にブレイクしました。上昇トレンドに向かう可能性が強まります。ここで「買い」エントリーです。ショートで保有していた場合はこのポイントが「買い」エグジットとなります。
  3. レジスタンスラインをブレイクせずにここで価格が下がり始めています。まずはここで早めに利確する方法もあります。
  4. 反発して上昇が継続したトレンドは一気にレジスタンスラインを超えて次のレジスタンスに達しています。トレンドラインを引いておいて下がるタイミングを見ます。トレンドラインを下にブレイクしたので、ここで「売り」エグジット。ショートならここで「買い」エントリーします。

チャート分析の注意点

基本ラインを使いながらもローソク足を確認することを忘れてはなりません。ローソク足はチャート分析の基本中の基本です。

手法11.ZigZagでトレンドの流れを掴む!

手法11.ZigZagでトレンドの流れを掴む!

スイングトレードはトレンドごとにエントリー・エグジットを狙う手法なので、トレンドラインやチャネルラインの活用が欠かせません。しかし、トレンドラインやチャネルラインを自分で引くのが苦手な方や、描画の手間を省きたい方もいますよね。

ぱっと見でトレンドが判断できるインジケーター「ZigZag」を使えば、自動で大まかなトレンドラインを引いてくれるので便利です。

ここでは、インジケーター「ZigZag」を使ったエントリー・エグジットをご紹介していきます。

インジケーターZigZagとは

インジケーターZigZagとは

ZigZagチャートは、特定のルールに基づいて上に向かうラインと下に向かうラインをジグザグに自動で表示してくれます。ZigZagを見ることで大まかなトレンドの流れが把握できます。

ZigZagを目安に、自分でもトレンドライン・チャネルラインを引いて使うこともできます。

ZigZagの売買シグナル
  • 上向かうライン → 上昇トレンド「買い」
  • 下に向かうライン → 下降トレンド「売り」
  • 下向きの頂点 → 上昇トレンドに切り替わる「買い」
  • 上向きの頂点 → 下降トレンドに切り替わる「売り」

大まかな流れにはなりますが、<strong>一目でトレンドの方向性がわかる</strong>ことがZigZagの大きなメリットです。このラインを使ってチャートパターンやエリオット波動の分析に使う投資家もいます。

ZigZagでエントリー・エグジット

ZigZagでエントリー・エグジット

ZigZagがちょうど上向きのラインを見せたら、下降トレンドが上昇トレンドに切り替わるサインです。ローソク足を見ると、モーニングスターが2か所に続けて出現し長いボディの陽線が出てきています。上昇トレンドに切り替わる可能性は高いと判断して、ここで「買い」エントリーします。

早めのエグジットを狙う方は、上昇に向かい始めてからほどほどの利益が出たらエグジットしておくとよいでしょう。

長めのスイングにて上昇トレンドが天井にくるのを待ちたい場合は、ZigZagが頂点に達するのを待ちます。下向きのラインが出始めたタイミングで「売り」エントリーでたっぷり利確ですね。

ZigZagの注意点

ZigZagは短めのラインが出てすぐに方向が切り替わることもあるので注意して下さい。

手法12.基本ライン・ZigZag・RSIを使った手法!

手法12.基本ライン・ZigZag・RSIを使った手法!

トレードで的確なエントリー・エグジットのタイミングを計るためには、複数の分析手法・インジケーターの併用が欠かせません。

どんなインジケーターも完璧ではないのです。必ず複数の分析手法・インジケーターを使うようにしましょう。

では、先にご紹介した基本ラインとZigZag、新たにRSIを加えてエントリー・エグジットする方法を解説していきます。

RSIとは

RSIは一定期間における値動きの強さを0~100の数値で表したものです。

数値が70に近づくほど「買いが優勢」となり、70を超えると「買われすぎ」と判断します。反対に数値が30に近づくほど「売りが優勢」となり、30を下回ると「売られすぎ」の状態と見ます。

RSIとは
RSIの売買シグナル
  • 70%以上 → 買われすぎ「売り」
  • 50%以上に向かう → 強い上昇「買い」
  • 50%以下に向かう → 強い下降「売り」
  • 30%以下 → 売られすぎ「買い」

基本ライン・ZigZag・RSIでエントリー・エグジット

基本ライン・ZigZag・RSIでエントリー・エグジット
  1. RSIでは30近くに触れて上に反発、サポートを反発、トレンドラインを相場がブレイク、長い陽線、ZigZagは上向きとなり複数の上昇サインが重なりました。ここで「買い」エントリーです。ショートはここで「買い」エグジットですね。
  2. RSIは70以上、チャネルライン・レジスタンスを抜けきらず下降、ZigZagは下向きとなり、下降サインが複数出ています。このタイミングで「売り」エグジットで利確します。ショートはここで「売り」エントリーできます。

分析の注意点

複数のラインを使う場合、チャートが見づらくなってしまいます。チャネルラインやトレンドラインはトレンド転換が見られそうな時にのみ挿入するようにすれば見やすくてわかりやすいです。

手法13.損切り・利確ルールを決めておくこと!

手法13.損切り・利確ルールを決めておくこと!

FXトレードでは、リスクを抑えてしっかり稼いでいくためには、損切り・利確ルールを決めておくことが重要なポイントです。

損切りすることで損失の拡大を防ぎ、利確目標があることで早すぎるエグジットを避けることができます。

スイングトレードではどれくらいの値幅で損切り・利確するのが理想的なのでしょうか。短期スイングと長期スイングで見ておきましょう。

短期スイングの損切り・利確の目安

短期スイングの場合、

  • 損切り → 25pips~50pips
  • 利確 → 50pips~100pips

あたりが平均的です。

長期スイングの損切り・利確の目安

長期スイングの場合、

  • 損切り → 50pips~150pips
  • 利確 → 100pips~300pips

あたりが理想的です。

損切り・利確の注意点

心理学では、人の行動としてリスクは先延ばし、利益は急ぐ傾向にあるといわれています。損切りを先延ばしにしたり、利確を急ぎ過ぎることがないように注意しましょう。
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ちなみに以下の記事では、海外FXの長期トレードについて詳しく解説しています。こちらも合わせて参考にしてみて下さい。

まとめ

まとめ

海外FXスイングトレードは、初心者から上級者まで幅広く使われているトレード手法です。短期・長期とそれぞれの投資スタイルに合わせて調整しやすいことが、その他の手法と大きく異なる点です。

ポジションを保有するため、ハイレバレッジが活かせないことが残念な点ですが、海外FXのデメリットである広めのスプレッドに左右されづらいことがメリットになっています。

トレンドごとに勝ち逃げするイメージなので、トレンドの波に合わせて効率よく稼いでいけることが大きな魅力です。

ただし、稼ぎやすい一方では、海外FXのマイナススワップにて損失が拡大する恐れがあるので注意しなければなりません。
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デイトレードはちょっと短期すぎて抵抗がある方、長期トレードは長すぎて待てないと感じている方に、スイングトレードはうってつけのトレード手法です。

海外FXで、どんな手法でトレードすればよいのかお悩みの方は、ぜひ今回の記事を参考にスイングトレードでしっかり稼いでいきましょう!

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。