海外FXのハイレバレッジトレードに最適「押し目買い、戻り売り」手法

海外FXのハイレバレッジトレードに最適「押し目買い、戻り売り」手法

graphline128 128海外FXのハイレバレッジトレードでは、少額の資金でも高額なトレードが可能になります。当然、レバレッジが高ければそれだけ強制ロスカットになってしまう確率も上がります。これを防ぐためには勝率の高い、安全策のトレード手法を採用するのも一つの方法だと考えられます。今回は、勝率の高いトレード手法として人気がある「押し目買い、戻り売り」手法について解説します。

「押し目買い、戻り売り」手法とは?

  • トレンドの発生時に
  • トレンドの発生方向とは逆方向にレートが動いたタイミングで
  • 順張りの方向でポジションを持つ

トレード手法です。

oshimegai 9

FXのチャートは、トレンドが発生しても、一直線にレートが動くことはありません。常に上下動を繰り返しながらトレンド方向に進むので、チャートを見てみれば蛇のような蛇行運転になるのです。

  • 押し目買い → 上昇トレンド発生時に一時的にチャートが下降したタイミングでロングエントリー
  • 戻り売り → 下降トレンド発生時に一時的にチャートが上昇したタイミングでショートエントリー

という手法になります。

「押し目買い、戻り売り」手法の良いところは

順張りだから勝率が高くなるテクニカルトレードであること

です。明確なトレンド方向にポジションを持つので、だましに遭う可能性も低く、逆方向に動いたらすぐに損切りできるので「小さく負けれて大きく勝つ」と言うことを実践できる手法となっています。

「押し目買い、戻り売り」手法の悪いところは

エントリーできる機会が少ないところ

後ほど解説しますが、「押し目買い、戻り売り」は明確なトレンド発生を確認してからのエントリーになるので、1日数回程度しかチャンスがないトレード手法です。これが最大のデメリットと言っていいでしょう。

「押し目買い、戻り売り」手法を使うときのポイント

明確なトレンド発生を確認する必要がある

今回は「移動平均線(MA):20MA、50MA、100MA」を採用しますが、短期、中期、長期の移動平均線がすべて同じ方向に向いたときにトレンド発生と考えます。

明確なトレンド発生を確認せずに予測で動いてしまうと「押し目買い、戻り売り」の成功率は大幅に下がってしまうのです。

エントリータイミングは一目均衡表の雲

「押し目買い、戻り売り」のエントリータイミングは一目均衡表の先行スパンの雲を採用しました。これを抵抗帯雲と言いますが、雲は抵抗線を意味します。

一目均衡表自体が特定の時間内の相場から算出される指標で、一目で相場観がわかる指標として重宝されていますが、雲が厚ければ厚いほど、抵抗線としての機能が発揮されるため、ほとんどぶつかったら戻ってくるのです。(抜けたら、相場の転換点と考えるしかありません。)

一目均衡表の雲にぶつかったタイミングが「押し目買い、戻り売り」のエントリータイミングとしてトレードをします。

実際に「押し目買い、戻り売り」理論を1週間検証してみました。

検証条件

採用したチャート
  • 移動平均線(MA):20MA、50MA、100MAで表示(設定:種別Simple)
  • 一目均衡表:(設定転換線9、基準線26、先行スパンB52)
  • 5分足
採用したルール
  • 20MA、50MA、100MAが同じ方向を向いたときに「トレンド発生」と考える
  • 一目均衡表の雲にぶつかった時に「エントリー」
  • MAが交差した場合トレンド終了として「エグジット」
  • 100MAを抜けてしまった場合トレンド終了として「エグジット」
  • 急激な相場変動時は見送り

検証期間

2016年8月12日~2016年8月19日

8月12日

oshimegai 5

見送り

8月15日

oshimegai 4

ポジションの方向:買い
エントリー:101.062
エグジット:101.002

6.0pipsの儲け

ポジションの方向:買い
エントリー:101.220
エグジット:101.190

3.0pipsの損失

8月16日

oshimegai 3

ポジションの方向:売り
エントリー:100.301
エグジット:99.910

39.1pipsの儲け

8月17日

oshimegai 2

ポジションの方向:買い
エントリー:100.534
エグジット:100.971

43.7pipsの儲け

oshimegai 1

ポジションの方向:売り
エントリー:100.325
エグジット:100.167

15.8pipsの儲け

8月18日

oshimegai 6

ポジションの方向:売り
エントリー:99.890
エグジット:100.048

15.8pipsの損失

ポジションの方向:買い
エントリー:100.223
エグジット:100.401

17.8pipsの儲け

ポジションの方向:売り
エントリー:99.991
エグジット:99.921

7.0pipsの儲け

8月19日

oshimegai 7

ポジションの方向:売り
エントリー:99.991
エグジット:99.915

7.6pipsの儲け

ポジションの方向:買い
エントリー:100.147
エグジット:100.299

15.2pipsの儲け

結果

勝敗:8勝2敗
合計:133.4pipsの儲け

まとめ

今回は1週間のテストでしたが、1週間で10回ほどしかエントリーの機会がありませんでした。一方で、勝率8割という高い結果になっています。

  • 確実なトレンド発生を確認すること
  • 雲にぶつかったらエントリーすること
  • 損切りラインを小さく持っていること

を心がければ、勝率7割ぐらいで小さく負けて大きく勝つことができるトレード手法と言えるのです。

トレード機会が少ないデメリットがありますが、海外FXであればハイレバレッジトレードが可能になるため、小さなpipsでも大きく稼ぐことが可能になります。

初心者にもおすすめのトレード手法となっています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。