海外FXのマネージドアカウント
海外FXにはマネージドアカウントと呼ばれる手法があります。FXのノウハウが少ないがそれなりの資金量がある大口投資家向けの手法になります。海外FXのマネージドアカウントとは、いったいどういう取引方法なのでしょうか?
海外FXのマネージドアカウントとは
マネージドアカウントとは、FX運用のプロの専門家があなたに変わって口座の運用管理を行う、海外FXにおける投資運用サービスの総称で、別名PAMMやMAMとも呼ばれます。
日本国内では顧客の口座を管理して運用するための資格を得るのには厳しい審査が必要になり、ほとんど普及していない手法なのです。
しかし、海外FX業者にとって「顧客が儲けること=顧客の取引量が増えること」につながるため、トレーダーに儲けてもらうことが非常に重要な問題だったのです。
資金を持っている投資家は多くても、FXトレードで安定的に収益をあげられる方は少ないからです。
そこで、登場したのがマネージドアカウントです。
資金を持っている投資家はFXトレードで安定的に収益をあげられる優秀なトレーダーに口座の管理を任せることで、ノウハウの少ない投資家でもFXトレードで勝てる、儲ける仕組みができあがったのです。
しかも、基本的に優秀なトレーダーは成功報酬(利益の20%~40%)での報酬支払いになるため、負けてしまった場合には無報酬になってしまいます。つまり、一生懸命顧客の口座に利益をもたらすように運用してくれるのです。
MAM(Multi Account Manager)(マム)
運用者に資金を預けずに、発注のみを運用者に委託する運用手法のことです。取引履歴を投資家自身が口座で見ることが出来るため、場合によっては運用者の運用手法が分かってしまう事があり、手の内を明かすことを嫌がる運用者には運用委託する事はできない可能性があります。
PAMM(Percentage Allocation Management Module)(パム)
運用者に資金を預けて委託する運用手法ですが、運用履歴を開示したくない運用者が利用します。投資家は運用資産の増減のみ知ることが出来ます。複数の投資家の口座を運用者の口座に一元管理し、それなりの資金量で運用することになります。投資家は運用結果の損益を証拠金の比率に応じて分配されることになります。
海外FXのマネージドアカウントのメリット
- 少額からプロに運用を任せることが可能
- 成功報酬型だから一生懸命運用してくれる
- 自分でFXをする必要がない為、時間が限られる方に向いている
- 入出金は投資家の指示でしかできないため安全
海外FXのマネージドアカウントのはじめ方
では、海外FXのマネージドアカウントはどうやってはじめれば良いのでしょうか?
- 海外FX業者の紹介
- 自分で探す
の大きく分けて2つの方法があります。海外FXのマネージドアカウントになれた方であれば、自分で探しても問題ありませんし、海外FX業者の紹介よりも幅広い選択肢から探すことができます。
一方、信頼できる海外FX業者からの紹介であれば、信頼できるアカウントマネージャーを見つけることができる反面、選択肢は狭くなります。
はじめて利用する方の場合は、海外FX業者に紹介してもらう方が無難と言えるでしょう。最近ではこのマネージドアカウントの方法を簡単に利用すべく、ソーシャルトレードを採用する海外FX業者が増えてきました。
ソーシャルトレードでは、単純に運用成績の良いトレーダーを見つけて、コピートレードのボタンを押せば、その人と同じ運用でトレードが自動的にできるようになるため、細かい交渉や調整が必要なマネージドアカウントよりは気軽に同様の効果が得られるのです。
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