MT4は世界中で最も使われている人気のトレードプラットフォームです。優れたテクニカル機能とカスタマイズ性が魅力のMT4の存在が以前から気になっていた方は多いですよね。海外FXではほとんどの業者がMT4を採用しています。海外FX口座を開設したら、次にやることはMT4のダウンロードです。
MT4のダウンロードは、利用する海外FX業者のサイトまたはMT4の公式サイトからアクセスできます。
国内FXではMT4を提供する業者は非常に少ないので、海外FXにて初めてMT4を使うケースがほとんどだと思います。ダウンロード方法や手順など不安に思う方もいるでしょう。
MT4が利用できる端末
MT4のダウンロードにあたって、最初にMT4が使える端末をご紹介していきたいと思います。
インストール版
MT4がインストールできる端末は、
- PC Windows
- PC Mac
- PC Linux
- スマホ・タブレット iPhone iPad
- スマホ・タブレット Android
- スマホ・タブレット Huawei
など、ほとんどの端末に対応しています。
PCの推奨スペック
WINDOWSの推奨スペック
PCの推奨スペックは、
- Windows8.1以降
- CPU pentium以降 1GHz (できれば2GHzが好ましい)
- メモリ 512MB以上 (多いほど動作はよい)
- モニタ 800×600以上 (ある程度の大きさが好ましい)
MACの推奨スペック
MACの推奨スペックは、
- MAC OS Catalina以前
- MAC OS mojave
MAC OS Catalina以降になると、32bitから64bitに変更になっていてMT4に対応できません。mojaveあたりが理想的で、mojave以前のMACでも利用できるケースもあるようです。
MT4はもちろんMACでも使えますが、各自の機種やネット環境によっては不具合が生じる可能性があります。インストールして使ってみないと何ともいえないところです。
スマホ・タブレットの推奨スペック
- iPhone iOS12~14
- iPad iOS12~14
- Android OS5~10
ブラウザー版
MT4はインストール版だけでなくブラウザー版も利用できます。ほとんどの海外FXでブラウザー版とインストール版の両方を提供しています。
MT4が使えるのは嬉しいけど、インストールとか面倒だな、ややこしそうだなと抵抗を感じる方もいるでしょう。ブラウザー版はインストールが不要で普通にブラウザーからアクセスしてMT4の画面を立ち上げることができます。インストールを不安に思う方でも安心です。
利用できる端末
利用できる端末は、
- PC Windows
- PC Mac
- スマホ・タブレット iPhone/iPad
- スマホ・タブレット Android/Huawei
MT4にログインできるブラウザー
MT4ブラウザー版の推奨環境は
- Internet Explorer Ver.10~
- Edge
- Firefox(最新バージョン)
- Google Chrome(最新バージョン)
- Safari(最新バージョン)
MT4を使うまでの準備・流れ
MT4を使うまでの準備・流れは、
- 海外FX口座を開設しておく
- MT4のIDとパスワード、サーバー名を確認する
- MT4のダウンロード画面にいく
- MT4をインストールする
- MT4のアカウント登録
- MT4の使い方を学ぶ
- MT4でトレードスタート!
上記のような流れで進めていきます。
MT4 5つのステップ
1.海外FX口座を開設しておく
MT4を使うためには、最低でも海外FX口座を開設しておく必要があります。利用する口座がないと、MT4のダウンロードはできてもログインすることができません。
- デモ口座
- ライブ口座
のどちらかを開設しておけば、いつでもMT4をダウンロードして使うことができます。
XMで口座開設
XMは日本語サポートも充実していて、日本人投資家が一番多い海外FX業者です。サイトがシンプルで使いやすく、国内でもXMに関する情報が入手しやすいので海外FX初心者でも安心して使うことができます。
新規口座開設では入金不要でボーナスが3,000円分もらえるので、デモ口座としてボーナスだけで取引を試してみることができます。
XMの口座概要
マイクロ口座 | 詳細 |
---|---|
基本通貨 | USD、EUR、JPY |
取引単位 | 1ロット=1,000通貨 |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
取引手数料 | 無料 |
最低入金金額 | 5ドル |
最低取引ロット | 0.01ロット、0.1ロット |
ボーナス・ポイント | 口座開設・入金・取引 |
ゼロカット保証 | あり |
マイクロ口座では、取引ツールにMT4とMT5のどちらを使うかによって、最小取引ロットが変わってきます。
MT4 → 10通貨(0.01ロット) MT5 → 100通貨(0.1ロット)
スタンダード口座 | 詳細 |
---|---|
基本通貨 | USD、EUR、JPY |
取引単位 | 1ロット=100,000通貨 |
レバレッジ | 最大1,000倍 |
取引手数料 | 無料 |
最低入金金額 | 5ドル |
最低取引ロット | 0.01ロット=1,000通貨 |
ボーナス・ポイント | 口座開設・入金・取引 |
ゼロカット保証 | あり |
2. MT4のIDとパスワード、サーバー名を確認する
海外FXの口座開設が完了すると、海外FX業者からMT4の「IDとパスワード、サーバー名」がメールで届きます。通常は、口座開設完了のお知らせメールに表記されています。
いざログインする時に慌てて探すことがないように、あらかじめ「IDとパスワード、サーバー名」を確認してPCのメモに添付しておきましょう。万が一、わからない時はカスタマーサービスに問い合わせればわかります。
3.MT4のダウンロード画面にいく
次にMT4のダウンロード画面にいきます。ダウンロード画面は、海外FX業者のサイトの「トレードプラットフォーム/取引ツール」のページにあります。あるいは、MT4の公式サイトの「ダウンロード」のページからダウンロードできます。
4.MT4をインストールする
ダウンロード画面から、「ダウンロード」ボタンを押してMT4をダウンロードします。MT4をダウンロードできたら、ファイルを開いてインストールを完了させます。
5.MT4のアカウント登録
インストールが完了したらアカウント登録を行います。「IDとパスワード、サーバー名」を入力すればアカウントの登録が完了です。これで、いつでもログインしてMT4が使えるようになります。
6.MT4の使い方を学ぶ
MT4をインストールして無事にログインできたからといって、すぐにトレードを始めてはいけません。デモ口座の場合でも、本番のようにとらえて準備してから取引することが大切です。
MT4の使い方は、XMなど海外FX業者でガイドが用意されている場合もあります。使い方ガイドが用意されていない海外FX口座を開設した方でもXMの「MT4チュートリアル」を参考にすることができます。
また、Youtubeやネットでも海外FXトレーダーがMT4を解説するものがあるので探してみるといいでしょう。大抵の問題はYoutubeやネットで探すことができます。徹底的にMT4の操作方法を学びたい方は、Amazonなどから「MT4入門書」を購入する方法もあります。
XMのMT4チュートリアル
https://www.xmtrading.com/jp/tutorials
XMのMT4チュートリアルでは、MT4のインストール方法やログイン方法からチャートの表示方法、ナビゲータウィンドウの見方、口座履歴の見方、注文方法など基礎的なことが学べます。
7.MT4のトレードスタート!
MT4の基本的な操作方法がわかったら、海外FXのトレードスタートです!
MT4のダウンロード方法・手順
MT4のダウンロード方法をわかりやすく解説していきます。
ここではXMのMT4をダウンロードしていきます。どの海外FX業者でも手順は同じなので参考にして下さい。
手順1.ダウンロード画面に行く
まず、海外FX業者のサイトへ行って、ダウンロード画面のページに行きます。メニューの「プラットフォーム」から「PC対応MT4」を選択します。
そうするとダウンロード画面に行きますので、ダウロード画面から「ダウロード」のボタンを押します。
「ダウンロード」ボタンを押すと、ブラウザの下部に「xmtrading4setup.exe」のファイルが表示されます。
手順2.ファイルを開いて「実行ボタン」を押す
ファイルをクリックして開くと、「このファイルを実行しますか」という画面が出てきますので、「実行」ボタンを押します。「実行」すると、MT4のセットアップ画面が出てきます。最初の画面はMT4の使用許諾契約の条項が記載されています。「Next(次へ)」を押すことでMT4の使用許諾契約に同意したことになります。
「Next(次へ)」を押して下さい。
「Next(次へ)」を押すと、以下のような人物の画面が数枚出てきてインストールが始まります。
画面がどんどん切り替わりますので、インストールが終わるまでしばらく何もしないで待ちます。
手順3.インストール完了ボタンを押す
インストールが終了すると以下のような画面が出てきます。
「finish(完了)」を押してインストールを完了させます。
手順4.MT4のアカウント登録をする
完了ボタンを押すと、以下のようにMT4の画像が出てきてサーバーを選択する画面が表示されます。
海外FX業者から、メールで通知されている「サーバー名」を選択します。
サーバー名を選択したら「Next(次へ)」を押して下さい。
そうすると、口座のログイン情報を入力する画面が出てきますので、海外FX業者から通知されている「IDとパスワード」を入力します。
「IDとパスワード」を入力してサーバーを選択したら「ログイン」を押して下さい。これで、アカウント登録は完了です。
MetaEditor4 (MQL4) とは
最後にMT4の補足ツールであるMetaEditorについて簡単に解説しておきます。
MT4のインストールが完了すると、MT4と一緒にMetaEditor4(MQL4)もインストールされています。
MetaEditor4とは、
MetaEditor4でできること
MetaEditor4でできることは大きく4つあります。
カスタムインジケーター
カスタムインジケーターは自作のインジケーターのことで、MetaEditorで作成することができます。
MT4に標準搭載されているインジケーターに別の機能を追加したり、オリジナルのインジケーターで表示させたい情報がある場合などに使えます。
EA(エキスパートアドバイザー)
EAは自動売買プログラムのことで、MetaEditorを使ってオリジナルの自動売買プログラムが作成できます。
売買条件は各自の戦略に沿って自由に設定できます。カスタムインジケーターを自動売買の条件に設定することも可能です。
スクリプト
スクリプトは単発で一回だけ設定することができる注文機能です。保有中のポジションをある条件で決済したい時や新規注文を出したい時などに使えます。
スクリプトは一度実行されると自動的にチャートから削除されます。
ライブラリ
ライブラリは、カスタムインジケーターやEA、スクリプトなどに挿入した機能を一括でまとめて保存しておけるホルダーのことです。
よく使う機能をライブラリに保存しておけば、新たにカスタムインジケーターなどを作成する時に簡単に読み込むことができます。
ちなみに以下の記事では、MT4と国内FX業者のトレードプラットフォームの違いについて解説しています。こちらも合わせて参考にして下さい。
まとめ
MT4は、PC、スマホ、タブレット、Windows、MAC、iPhone、Androidとほとんどの端末に対応しています。
ただし、端末が古すぎたりメモリに余裕がなかったり、通信速度が遅すぎたりすると不具合が生じる可能性があります。海外FXでせっかく高機能のMT4が使えるのであれば、快適な環境でトレードしたいですよね。この機会に端末やネット環境をまずは見直してみることから始めていきましょう。
インストールが苦手な方はブラウザー版が使えるのもMT4のメリットです。ブラウザー版でもインストール版とほぼ同じようにMT4の機能が堪能できますので安心です。
MT4が使いこなせるようになったら、MetaEditorでカスタムインジケーターやEAの作成も可能となります。無限に機能が拡張できるMT4にて、最高のトレード環境を築いていきましょう!