MT4(メタトレーダー)でのテクニカル指標の表示方法
MT4は、日本では高機能チャートソフトとしても広まっているように、チャートの表示機能は非常に優れたものがあります。そのため、テクニカル指標自体を作ることも可能ですし、主要なテクニカル指標であればはじめからMT4にインストールされているため、ボタン一つでの表示が可能になるのです。
1.MT4にはじめからインストールされているテクニカル指標の主なもの
英語表記になるので、日本語での表記と照らし合わせて確認しておきましょう。
- Bollinge Bands : ボリンジャーバンド
- Ichimoku Knko Hyo : 一目均衡表
- MACD : 移動平均線
- Parabolic SAR :パラボリック
- Relative Strength Index : RSI
- Stochastic Oscillator : ストキャスティクス
そのほかにも、大量なテクニカル指標がインストールされているため、気になる指標があれば表示させてみましょう。
2.移動平均線の表示
まずは、基本中の基本「移動平均線」を表示させてみましょう。
手順は簡単でウィンドウの通貨ペアが表示されている下に「ナビゲーター」というウィンドウが表示されています。この「罫線分析ツール(けいせんぶんせき)」のフォルダの「+」マークをクリックして一覧を表示させます。
ここで「Moving Average(移動平均線)」を選び、ダブルクリックをするかチャートにドラッグしてドロップしましょう。
そうすると移動平均線を表示する期間や線の色、移動平均線の種類などを選択できる画面になります。ここで「OK」ボタンを押せば、赤いラインの移動平均線が元のチャートに表示されたのがわかります。
3.テクニカル指標「ボリンジャーバンド」を表示させてみる
やり方は移動平均線のときと同じです。
「罫線分析ツール」の一覧の中から「Bollinge Bands(ボリンジャーバンド)」を選びます。
色を黄色にしてから表示させてみると
こんな感じになります。
4.色を変える
色は、人それぞれ見やすい見にくいというものがあったり、今まで使っていたFX業者のツールの色設定になれている方もいるかと思います。好きなように変更しましょう。
例えば上記のチャートを見やすく変更するとこうなります。
追加したテクニカル指標の上で右クリックをするとプロパティが表示されるのでそのパラメータを変更すると色も変更することが可能になります。
まとめ
テクニカル指標や移動平均線、色などの設定をしたらテンプレートとして保存(定型保存)をしておけば、どのような通貨ペアでもすぐに自分の好みのチャート表示で表示されることが可能になります。
とくにスキャルピングなどの短期トレードでは勝率を大きく左右するのがこのチャート表示のカスタマイズなので、きちんと覚えて最適なチャート表示を見つけましょう。
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