海外FXでおすすめの出金方法はこれだ!出金手数料が安い・使いやすい出金方法とは?

海外FXで悩みがちなのが出金方法です。海外FXは文字通り国外にある会社ですので、国内FXのように簡単にスピーディに入出金ができないことがデメリットとなっています。

海外FXで利用可能な出金方法は一般的に6種類の方法があります。それぞれ海外FX業者ごとに利用できる出金方法や出金ルールが異なるため、海外FX口座を開設する時は必ず出金方法を確認しておくことが大切です。

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今回は、海外FXで使いやすくておすすめの出金方法や出金手数料などを比較しながらご紹介していきます。ぜひ、これからの海外FXにお役立て下さい。

海外FXの出金方法の種類

海外FXの出金方法の種類

海外FXの出金方法は業者によって違いがありますが、大まかに6種類あります。

利用できる海外FX業者が多い順番に見ていくと、

  1. クレジットカード(デビットカード)
  2. 海外送金
  3. 国際決済サービス
  4. 国内銀行送金
  5. プリペイドカード
  6. 仮想通貨

といった出金方法があります。

6種類の出金方法

それぞれの出金方法の特徴を簡単に解説しておきましょう。

1.クレジットカード(デビットカード)

海外FXで一番ポピュラーな入出金方法がクレジットカード(デビットカード)です。

VISA、Mastercard、JCB、American Expressなどが利用できます。

クレジットカードの入出金とは、カードのショッピング機能を使って資金のやり取りをします。入金はショッピングの支払い、出金は支払った金額のキャンセルによって返金される仕組みになっています。

注意点

クレジットカードの出金は支払い額のキャンセル扱いとなるため、入金額以上の出金はできません。

海外FX業者によって利用できるブランドが異なり、またカード会社の中には海外FXへの利用を不可としているケースもあります。

2.海外送金

海外送金は国内の銀行から海外の銀行、海外の銀行から国内の銀行へと送金する入出金方法です。ほとんどの海外FX業者で海外送金を採用しています。

海外送金は出金する際に、希望する銀行口座を指定できる利点があります。

海外送金なら利用できる海外FX業者が多い一方では、手数料が高く、手間や日数もかかるため最近ではあまり使われない方法となっています。

注意点

SWIFTコードがない金融機関では海外送金が利用できません。

海外FX業者によっては入金額以上の出金に海外送金以外の選択肢がないケースもあります。また、出金する金額によっては銀行から電話で確認があるなど若干面倒なこともあります。

3.国際決済サービス

国際決済サービスとは、インターナショナルなウォレットサービスを使う方法です。ウォレットサービスを提供する決済事業者を介して海外の金融機関と資金のやり取りが可能になります。

現在、海外FXで利用できる国際決済サービスには「bitwallet」「STICPAY」があります。

あらかじめ国際決済サービスのアカウントを作成して、各自の銀行口座やクレジットカードを紐づけておいて使用します。

注意点

以前はPayPalなど使える国際決済サービスは多かったのですが、日本の金融庁からの圧力によってサービスを停止する業者が増えています。

bitwalletやSTICKPAYも将来的に利用停止となる可能性がないとはいえません。

4.国内銀行送金

国内銀行送金は海外FX業者が提携している決済業者を通すことで、国内銀行振り込みの扱いで入出金ができる送金方法です。

海外FX業者のサイトから、決済事業者へ登録ができる仕組みになっています。

事前にアカウントを作成しておくことで国内銀行送金での入出金が可能となります。

注意点
国内銀行送金は手数料も無料で便利な出金方法ですが、利用できる海外FX業者は少ないのが特徴です。決済事業者への登録にはマイナンバーが必要です。

5.プリペイドカード

海外FX業者や国際決済サービス事業者が発行しているプリペイドカードを利用して入出金を行う方法もあります。

プリペイドカードに海外FX口座からチャージしておくことで、国内のATMから簡単に現金で出金可能となります。

海外FX口座を開設後に、サイトからカードの申請ができます。

注意点
ごく限られた海外FX業者・国際決済事業者にてカードの発行が可能です。海外で発行するカードなので、いざトラブルに合った時の対処が困難なことや手数料が高いことがデメリットです。

6.仮想通貨

最近では、仮想通貨で入出金ができる海外FX業者が徐々にですが増えつつあります。
数ある仮想通貨の中でも、今のところはBitcoinに限定されています。ごく稀にEthereumやRippleなどが使えます。

仮想通貨取引所にて、口座を開設していることが前提です。仮想通貨専用のウォレットサービスに登録しておけば、簡単に資金のやり取りができます。

注意点
仮想通貨の相場はつねに変動しています。出金するタイミングによっては、損失が出るリスクがあります。仮想通貨取引に馴れた投資家に利用できる出金方法です。

手数料 使いやすさ比較

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海外FXの出金方法で気になる手数料や使いやすさを表で比較してみました。
出金方法 出金手数料 使いやすさ
クレジットカード 基本無料、カード会社による ★★★★★
国際決済サービス/bitwallet 振り込み手数料824円 ★★★★★
国際決済サービス/STICPAY 800円+出金額の2% ★★★
海外送金 送金手数料3,500~5,000円程度 ★★★
国内銀行送金 基本無料 ★★★★
プリペイドカード/Land-FX 手数料1.2% 為替手数料 ★★
プリペイドカード/STICPAY 手数料1.3% 為替手数料 ★★
仮想通貨 基本無料~数百円程度 ★★★
  • 上記いずれの場合でも、円口座以外からの出金は手数料がかかります。
  • 出金には優先順位があって、クレジットカードの入金額を出金することが最優先されます。
  • 海外FX業者によっては、入金した方法でしか出金できない場合があります。
  • 出金方法が1つの方法に限定されている場合があります。

海外FXでおすすめの出金方法はこれ!

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それでは海外FXでおすすめの出金方法をご紹介いたします!
海外FXでおすすめの出金方法はこれ!

1位:bitwallet

海外FX初心者に一番簡単でおすすめなのはクレジットカードなのですが、クレジットカードの場合は出金額に上限があることが難点です。入金額以上にいざ稼ぎ始めた時はクレジットカードでは対応できません。

クレジットカードは、実は出金できる期限にも限界があるのです。海外FXのカード出金は支払い額のキャンセル処理によって行われています。キャンセルできる期間には限界があって約1年以上経ってしますと入金額でも出金不可となってしまいます。

クレジットカードの難点を解決してくれたのが、国際決済サービスのbitwalletです。bitwalletなら手数料も安めで入金額以上の金額でも簡単に出金できるので安心です。bitwalletは利益の出金を考慮した時に一番おすすめの出金方法です。とくに稼げる投資家ほど、まずはbitwalletのアカウントを作成しておくことが海外FXでは必須だといえます。

bitwalletの手数料

bitwalletの手数料は入金時はみずほ銀行からの振り込みで手数料は無料。出金は、海外FX業者への手数料は無料で、bitwalletから各自の銀行口座に振り込む際の手数料が824円かかります。出金額を問わず一定で824円なのでまとめての出金がおすすめです。

bitwalletの使い方

事前にbitwalletのアカウント登録をしておきましょう。

  1. bitwalletでアカウントを作成
  2. bitwalletが利用できる海外FX業者を利用する
  3. 海外FX業者の出金手続きにてbitwalletを選択
  4. bitwalletの画面にアクセスできるので出金手続きを完了
  5. bitwalletに即時~1営業日で入金 →銀行口座への振り込み手続き

bitwalletが使える海外FX業者

XMTitanFXFBSTradeviewHotForexiForexなど

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例えばXMなど一部の海外FX業者では、入金した金額しかbitwalletで出金できない場合があります。必ず、海外FX口座を開設する際には出金ルールを確認するようにしましょう。
bitwalletの使い方

2位:クレジットカード(デビットカード)

そして次におすすめな出金方法は、すでに述べたように出金額が制限されながらも便利で簡単なクレジットカードです。初めての海外FXや、試しに入金してみたい時にはクレジットカードが便利です。海外FX業者によって扱うカードのブランドは様々ですが、VISA、Mastercardなら大抵の海外FX業者で扱っています。

クレジットカードの他に、デビットカード、プリペイドカードの利用も可能です。入金は即時~数十分程度、出金はカード会社によって反映されるまでの時間が異なります。デビットカードやプリペイドカードは即時決済なので比較的に反映が速いです。

クレジットカードで出金するためには、クレジットカードで入金していることが最低条件です。海外FXのクレジットカード出金は、ショッピング利用がキャンセルされて返金される仕組みになっていますので、入金に使った同じカードでなければ出金処理ができません。従って入金額以上の利益が出金できない点がクレジットカードのデメリットとなります。

クレジットカードの手数料

海外FX業者への手数料は入金・出金ともに基本無料です。各カード会社によって入金の際には規定の手数料や利息がかかります。加えて、円口座以外の利用は為替手数料が課されます。

クレジットカードの使い方

入出金の手続きが一番簡単なのがクレジットカード入出金の特徴です。

  1. 会員サイトから入出金の手続きに進む
  2. 出金方法一覧からクレジットカード(ブランド)を選択する
  3. カード情報、出金額を入力する
  4. 数分~数十分程度で出金手続きが完了
  5. 数日~2週間程度でカード履歴に返金が反映される

ほとんどの海外FX業者でクレジットカードの出金を扱っています。(要入金)

IS6FXGemforexなどは出金方法が国内銀行送金に限定されています。

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例えば、Gemforexなど一部の海外FX業者では入金方法を問わず出金方法が国内銀行送金(海外送金)のみなどと限定されている場合もあります。また、カード利用のキャンセルには期限がありますので半年~1年以上経つと返金処理ができなくなるので注意しましょう。
クレジットカードの使い方

3位:国内銀行送金

そして海外FXの入出金方法で覚えておきたいのが国内銀行送金です。国内銀行送金は、海外の金融機関との資金のやりとりが海外送金ではなく国内での送金として手続きできる方法です。国内銀行送金が利用できる海外FX業者はそう多くないのが特徴です。

以前は利用できた海外FX業者でも、日本人口座の数が増えすぎると金融庁からの圧力がかかるため、サービス停止となってしまうケースもあるようです。

国内銀行送金は、日本の金融機関と提携している海外の決済事業者を中継することで、国内送金として入出金ができる仕組みになっています。

入金の際には国内銀行から一旦決済事業者へ資金が振り込まれ、決済事業者が海外FX業者へ送金します。出金の際は海外銀行(海外FX業者)から一旦決済事業者へ振り込まれ、決済事業者が国内銀行へと送金する流れになっています。海外FX業者によっては、入金方法で国内銀行送金を使わないと出金では利用できないケースもあります。

国内銀行送金の手数料

国内銀行送金の手数料は決済事業者・海外FX業者にかかる分は無料です。入金の際は各自で利用する金融機関が定めた振り込み手数料が課されます。出金の際は基本無料です。

円口座以外から出金する場合には決済事業者に一旦出金する時点で為替手数料がかかります。

国内銀行送金の使い方

国内銀行送金を利用する場合は、あらかじめ海外FX業者が指定する決済事業者へのアカウント登録が必要です。

  1. 会員サイトから入出金の手続きに進む
  2. 出金一覧から国内銀行送金を選択する
  3. 指定の決済事業者のアカウント登録画面にアクセスできる
  4. 決済事業者にてアカウント登録を完了させる
  5. 海外FX業者の出金画面にて出金手続きを行う

国内銀行送金が利用できる海外FX業者

XMAXIORYIS6FXGemforexTitanFXなど

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国内銀行送金だと、手数料が無料になるだけでなく日数がかからない点もメリットになっています。1~2営業日にて送金した金額が反映されます。ただし、決済事業者の登録の際にはマイナンバーの提出が義務づけられていることや、入金に使わないと選択できない場合があるので注意しましょう。

その他の出金方法がおすすめな場合

それぞれの状況や希望によっては、その他の出金方法がおすすめの場合もあります。最後に、bitwallet、クレジットカード、国内銀行送金以外の出金方法を使った方がよいケースをいくつかご紹介しておきましょう。

海外送金がおすすめなケース

クレジットカードを所有していない方、あえてカード利用を避けたい方で、かつセキュリティなどの理由からも国際決済サービスの利用を避けたい方などは海外送金がおすすめです。

海外送金は手数料が高くなるのですが、海外銀行から国内銀行へと銀行間で送金してくれるため、セキュリティ面から考えれば安全性が高い出金方法だといえます。安全面を重視したい方は海外送金の方が安心できるでしょう。

また、円口座以外を利用の方で海外銀行の口座を持っている方は海外送金の方が簡単で手数料もかからない場合もあり得ます。海外FX業者の銀行口座情報を調べてみましょう。

プリペイドカードがおすすめなケース

海外FX業者や国際決済サービスが発行するプリペイドカードは海外のカード会社が発行しています。円口座を利用しているケースでもカード会社のベース通貨は外貨となってしまい国内で出金する際には為替手数料がかかります。手数料が割高となるため、本来プリペイドカードはあまりおすすめではありません。

ただし、海外でカード利用がある方、海外サイトでのショッピングが多い方はむしろ海外のカードの方が手数料が抑えられます。例えばLand‐FX、STICPAYのプリペイドカードは香港ドルが基盤になっています。香港ドル、または外貨の利用がある方は自社発行のプリペイドカードを発行するのも選択肢です。

仮想通貨がおすすめなケース

仮想通貨取引の中級者以上は、仮想通貨での入出金が便利です。仮想通貨の口座につねに一定額以上の仮想通貨を保有しているのであれば、価格相場に応じて入金・出金のタイミングを図ることが可能です。

仮想通貨から通貨への換金には相場変動のリスクが生じる反面、利益につながる可能性もあります。円通貨での出金を急がない方などは一旦仮想通貨で出金後にタイミングを見ることもできます。

まとめ

海外FXの出金方法は、

  1. クレジットカード(デビットカード)
  2. 海外送金
  3. 国際決済サービス
  4. 国内銀行送金
  5. プリペイドカード
  6. 仮想通貨

以上6種類の方法があります。

海外FXをするからには、当然利益を出すことが目的です。入金額以上の利益を出金する方法を考慮した上で海外FX口座を開設しておくことが重要なポイントとなります。

利益の出金を考慮するならば、一番おすすめな出金方法は国際決済サービスのbitwalletです。bitwalletは利益の出金だけでなく、海外FX業者間での資金の移動の際にも手数料が100円程度なのでとても便利です。

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bitwalletを採用する海外FX業者は近年増えてきています。利用する海外FX口座が決まっていなくても、ひとまずbitwalletのアカウント登録をしておいて損はありません。bitwalletのアカウントは無料で作成可能で、維持費もかかりません。

これから海外FXを始めていく方は、ぜひこの機会にbitwalletのアカウントを作っておくことをおすすめします。

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。