スプレッドが狭いおすすめの海外FX口座はここだ!海外FX口座最狭スプレッドランキング

スプレッドが狭い方がスキャルピングやデイトレードでは有利。短期トレードがメインの投資家はスプレッドが狭い海外FX口座をどこなのか疑問に思う方も多いでしょう。

短時間で小さめの値幅を狙うトレードでは、スプレッドが広いと思うように稼ぐことができませんよね。

海外FXは全般的に国内FXよりもスプレッドが広くなるのが大きな特徴ですが、海外FXでも最狭レベルのスプレッドを提供している海外FX業者はいくつかあります。

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今回はスプレッドが狭いおすすめの海外FX口座をご紹介していきます。具体的なスプレッド値、口コミや評判も合わせてご紹介いたしますので、どうぞ参考にしてみて下さい。

海外FXのスプレッドは狭い?

海外FXのスプレッドは狭い?

海外FXのスプレッドは国内FXと比べて広めの設定になっています。

例えば、米ドル/円で見てみると国内FXでは最近では0.1pips~0.2pips程度のスプレッドも珍しくはありません。海外FXでは、最狭クラスの業者であっても手数料無料のSTP口座では0.8pipsあたりが限界です。

スプレッドが広いと効率よくスキャルピングやデイトレードでサクサク稼げなくなります。約定した時点でスプレッド分のマイナスが発生してしまうので、プラスに転向するまでの時間がかかりすぎてしまいますよね。

海外FXのスプレッドの広さを見てがっかりした投資家もいるのではないでしょうか。海外FXでスプレッドを狭くする方法として「ECN口座」を利用する方法があります。ただ、手数料無料に慣れている方の多くは最初からECN口座を使うのに抵抗を感じる方も多いと思います。

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今回は、手数料無料のSTP口座(海外FXのスタンダードな口座)に焦点をあてていきます。まずは、最初に海外FXのスプレッドの特徴を簡単に見ておきましょう。

海外FX スプレッドの特徴

海外FXのスプレッドの特徴は大きく3つあります。

  1. 国内FXより広めのスプレッド
  2. 変動スプレッド
  3. ECN口座はスプレッドが狭い
ちなみに、ECN口座とは手数料が有料で、スプレッドが狭い設定になっている海外FX口座のことです。3ドル~5ドル/片道1ロットにて国内FXとほとんど変わらないスプレッドで取引可能です。

海外FXでスプレッドが広くなる理由

海外FXでも、各業者によってスプレッドの設定には大きな差があります。中には最狭スプレッドを売りにしている海外FX業者もいくつかありますが、それでも国内FXに比べれば広めの設定です。(ECN口座は国内FXとほぼ変わらないスプレッド)

海外FXでスプレッドが広くなる理由は、海外FX業者が採用している取引方式によるところが大きいのです。海外FXと国内FXの取引方式の違いを理解することによって、なぜ海外FXではスプレッドが広くなるのか納得がいきます。

海外FXの取引方式はNDD方式、国内FXの取引方式はDD方式です。この取引方式の違いからスプレッドに差が出てしまうのです。

海外FXのNDD方式

海外FXで採用されている取引方式は「No Dealing Desk/ノーディーリングデスク」と呼ばれるNDD方式です。

NDD方式とは

トレーダーの注文 → 海外FX業者のサーバーを介して → インターバンク市場で売買(為替市場)

インターバンク市場とは直接為替取引を行っている世界の金融機関のことです。つまり、NDD方式ではトレーダーの注文は直接インターバンク市場に流れる仕組みになっています。そこで、その時の為替市場の動向がそのままレートに反映されるのでスプレッドは変動します。また、海外FX業者への手数料がスプレッドに一定の比率で加算される仕組みになっています。

NDD方式では、海外FX業者は顧客の取引にはノータッチです。インターバンク市場の変動レートが反映されることと、海外FX業者の手数料が加算されていることからスプレッドが広くなるのです。

NDD方式の場合は、顧客の利益とFX業者の利益は比例する関係にあります。サービスの透明度が高く、信頼できるNDD方式だから海外FX業者を利用する投資家も少なくないのです。

国内FXのDD方式

一方、国内FXのDD方式とは「Dealing Desk/ディーリングデスク」と呼ばれる取引方式です。

DD方式とは

トレーダーの注文 → FX業者の窓口(システム)で注文完了 → FX業者が「呑み取引」またはインターバンク市場で取引

呑み取引とは、注文を受けた後で取引せずに保留しておく取引方式のことです。呑み取引では顧客が損をすると返還する資金が少なくて済むため、顧客が損するほどにFX会社は儲かる仕組みになっています。DD方式ではインターバンク市場の為替レートを参考に各FX業者でレートの設定が可能となりますので、スプレッドが狭くできるのです。

つまり、DD方式の場合は呑み取引が主な収益源となるため、国内FX会社の場合スプレッドで稼ぐ必要がないのです。

呑み取引が基盤となる国内FXでは、顧客の利益とFX会社の利益は相反する関係にあります。そこまで悪質な業者はないまでも、スリッページやストップ狩りなど不信感を持つ投資家も少なくないようです。
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以上のような取引方式の違いから、海外FXではスプレッドが広めになってしまうわけです。理由がわかればむしろ安心する方も多いのではないでしょうか。FX会社の収入源が明確であることや、リアルな世界の為替市場で取引が行えることが海外FXの大きな魅力となっています。

スプレッドで海外FX口座を選ぶポイント

スプレッドで海外FXを選ぶポイントは5つあります。

  1. 平均スプレッドで比較する
  2. リアルタイムスプレッドを確認する
  3. サーバーの質を調べる
  4. 約定力も考慮する
  5. デモトレード・リアルタイムトレードで試してみる

上記5つのポイントから、満足のいく海外FX口座を探すことができます。

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ちなみに、海外FXのスプレッド比較のコツについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にして下さい。

海外FX口座 最狭スプレッドランキング

海外FX口座 最狭スプレッドランキング
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それでは、スプレッドが狭いおすすめの海外FX口座をランキングでご紹介していきます。まず、7位までのランキングは以下のようになります。
ランキング 海外FX業者 STP口座 ECN口座
1位 LandFX 0.6~1.4pips 0.1~0.3pips
2位 Axiory 1.2~1.8pips 0.3~0.8pips
3位 Tradeview 1.6~2.0pips 0.1~0.4pips
4位 TitanFX

 

1.6~2.0pips 0.3~0.8pips
5位 FX Pro 1.7~2.1pips 0.8~1.2pips
6位 BigBoss 1.7~2.1pips 0.2~0.5pips
7位 XM 1.8~2.2pips 0.5~0.8pips

上記は米ドル/円を基準にご紹介しています。

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さらに上位3位の海外FX業者を詳しく見ていきましょう。STP口座と合わせてECN口座の情報、公開データや口コミ・評判なども掲載しているので先々の参考にして下さい。
海外FX口座 最狭スプレッドランキング

LAND-FX

  • 米ドル/円の平均スプレッド(STP口座):0.6~1.4pips
  • 米ドル/円の平均スプレッド(ECN口座):0.1~0.4pips
  • 最小スプレッド:0.0pips

特徴

LAND-FX(タイタンエフエックス)の運営会社はLandprime Ltd社。本社はロンドン、英国の金融ライセンス、日本向けのサービスはセントヴィンセント・グレナディーンの金融ライセンスにて運営しています。

設立2008年と長い実績と信頼性を誇る海外FX業者です。ITインフラ大手のEQUINIX社のデーターセンターを確保、東京にもサーバーを構えるなど、高度なトレード環境で評価されています。

LAND-FXは最近になって、最大レバレッジを大幅に引き上げ、無制限レバレッジの提供を開始しています。

口座概要

Land-FXでは、スタンダード口座・Prime口座(STP)とECN口座(ECN)の2種類から選択できます。

スタンダード口座
スタンダード口座 詳細
基本通貨 USD、JPY
取引単位 1,000通貨
レバレッジ 無制限
取引手数料 無料
最低入金額 1,000円
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・ポイント なし
ゼロカット保証 あり
ECN口座
ECN口座 詳細
基本通貨 USD、JPY
取引単位 1,000通貨
レバレッジ 最大1000倍
取引手数料 3ドル(片道)/ロット
最低入金金額 1,000ドル相当
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・ポイント なし
ゼロカット保証 あり
STP口座でも圧倒的に狭いスプレッドが魅力です。ECN口座は手数料が片道3ドル/ロットと格安。スプレッドにこだわるトレーダーにおすすめです。

公開データ

LAND-FXの公式サイトにて平均スプレッドのデータが公開されています。(時期や時間帯によって変動します)

通貨ペア スタンダード口座 LIVE口座
USDJPY(米ドル/円) 1.20pips 0.29pips
EURUSD(ユーロ/米ドル) 1.00pips 0.10ips
EURJPY(ユーロ/円) 1.40pips 0.30pips
GBPUSD(英ポンド/米ドル) 1.20pips 0.40pips
AUDUSD(豪ドル/米ドル) 1.30pips 0.31pips
EURGBP(ユーロ/英ポンド) 1.53pips 0.53pips
ZARJPY(南アランド/円) 1.44pips 0.44pips

LAND-FX 公式サイト

LAND-FXは、EQUNIX社以外にも複数のITインフラを確保しています。大手LPの数も50社と多く、最適な環境で有利にトレードできます。

口コミ・評判

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口コミや評判では、LAND-FXのスプレッドは狭い!約定力がある!と高い評価を得ています。とくにVPSサーバーと併用した際のスプレッドは驚異的だとのことです。
口コミ・評判

AXIORY

AXIORY
  • 米ドル/円の平均スプレッド(STP口座):1.2~1.8pips
  • 米ドル/円の平均スプレッド(ECN口座):0.3~0.8pips
  • 最小スプレッド:0.0pips

特徴

AXIORY(アキシオリー)はAxiory Global Ltdが運営する海外FXです。ベリーズの金融ライセンスを取得、信託保全を採用している数少ない海外FX業者の1つで信頼性の高さで定評があります。

世界最大の金融インフラEQUINIX社のデータセンターを採用、約定率は99.99%と高く、提携リクイディティプロバイダーの数も多いことから、スプレッドの狭さをほぼ100%実現できている海外FX業者です。

公式サイトでは現実的な平均スプレッド値を公開、約定率の実測データを公開するなど、サービスの透明度の高さにて信頼性と人気を確保しています。

口座概要

AXIORYはスタンダード口座(STP)と最狭スプレッドのナノ口座(ECN)の2種類から選択できます。

スタンダード口座
スタンダード口座 詳細
基本通貨 USD、EUR、JPY
取引単位 1,000通貨
レバレッジ 最大400倍
取引手数料 無料
最低入金金額 200ドル以上
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・ポイント あり
ゼロカット保証 あり
ナノ口座
ナノ口座 詳細
基本通貨 USD、EUR、JPY
取引単位 1,000通貨
レバレッジ 最大400倍
取引手数料 3ドル(片道)
最低入金金額 200ドル以上
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・ポイント なし
ゼロカット保証 あり
手数料無料の最低入金額は2万円程度。2万円以下でも入金可能ですが1,500円の手数料がかかります。入金額のハードルはやや高めですが、最近、AXIORYでもボーナスキャンペーンを開始しているので、お得な条件で口座開設できるチャンスがあります。

公開データ

スプレッドはリアルタイムで公式サイトにて公開されています。(時間帯や時期によってスプレッドは変動します)

通貨ペア スタンダード口座 ナノ口座
USDJPY(米ドル/円) 1.4pips 0.4pips
EURUSD(ユーロ/米ドル) 1.1pips 0.1pips
GBPJPY(英ポンド/円) 2.1pips 1.0pips
EURJPY(ユーロ/円) 1.4pips 0.4pips
GBPUSD(英ポンド/米ドル) 1.1pips 0.2pips
USDCAD(米ドル/カナダドル) 2.1pips 0.9pips
AUDNZD(豪ドル/NZドル) 2.4pips 1.3pips

https://www.axiory.com/jp/

ユーロ/米ドル、英ポンド/米ドルはとくに狭い設定になっているのがAXIORYの特徴です。

口コミ・評判

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AXIORYでも、週明けや早朝はスプレッドは広がりやすいとの声が聞かれています。トータル的には、AXIORYのスプレッドへの信頼度・評価は非常に高いです。他社から移行してきた投資家はAXIORYのスプレッドの狭さに驚き、AXIORYが初めてだった投資家は他社のスプレッドの広さに驚いた、とのことです。
口コミ・評判

TRADEVIEW

TRADEVIEW
  • 米ドル/円の平均スプレッド(STP):1.6~2.0pips
  • 米ドル/円の平均スプレッド(ECN):0.1~0.3pips
  • 最小スプレッド:0.0pips

特徴

TradeviewはTradeview Ltd社が運営する海外FX。10年以上の実績を持ち、英国領ケイマン諸島の金融ライセンスを取得しています。

日本語のサポートやコンテンツがそこまで充実していないこともあり、国内の知名度・人気度はやや低めですが、実はスプレッドの狭さでは高く評価されている海外FX業者なのです。

例にもれずEQUINIX社のサーバーを採用、そして50社以上の大手リクイディティプロバイダーと独自の高速システムにて最高のトレード環境を提供しています。

口座概要

Tradeviewでは取引ツールや注文方法などで5種類の口座から選択できます。

ここでは、STPのスタンダード口座とECNのスタンダード口座を2つ紹介しておきます。

xLeverage口座
xLeverage口座 詳細
基本通貨 USD、EUR、JPY、GBP、AUD
CAD、CHF、MXN、ZAR
注文方式 STP方式
レバレッジ 最大500倍
取引手数料 無料
最低入金金額 100ドル(10,000円)
最低取引ロット 0.01ロット=1,000通貨
ボーナス・特典 なし
ゼロカット保証 あり
ICL口座
ICL口座 詳細
基本通貨 USD、EUR、JPY、GBP、AUD
CAD、CHF、MXN、ZAR
注文方式 ECN方式
レバレッジ 最大200倍
取引手数料 往復5ドル/1ロット
最低入金金額 1,000ドル(100,000円)
最低取引ロット 0.1ロット=10,000通貨
ボーナス・特典 なし
ゼロカット保証 あり
口座の基本通貨の種類が多く、STP口座は1万円からとハードルが低いのが魅力です。ECN口座のICL口座では最低入金額が10万円と高めですが、手数料は往復5ドルと格安の設定になっています。

公開データ

Tradeviewのリアルタイムスプレッドが公式サイトから確認できます。(時期や時間帯によって変動します)

通貨ペア リアルタイムスプレッド
USDJPY(米ドル/円)   0.1pips
EURUSD(ユーロ/米ドル)   0.4pips
GBPUSD(英ポンド/米ドル)   0.6pips
EURJPY(ユーロ/円)   0.6pips
AUDUSD(豪ドル/米ドル)   0.3pips
USDCAD(米ドル/カナダドル)   0.7pips
EURGBP(ユーロ/英ポンド)   0.5pips

https://www.tradeviewforex.com/ja/#spreads

上記はECN口座のスプレッド値ですが、米ドル/円ではタイミングによっては0.1pipsを実現するなど、国内FXなみの最狭スプレッドを実現しています。

口コミ・評判

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Tradeviewでも時間帯によっては、スプレッドが広めになることを避けることはできませんが、スプレッドの狭さでTradeviewをすすめる投資家は多いです。とくにスキャルピングには最高の海外FX口座だとの声が聞かれています。

まとめ

まとめ

今回はスプレッドが狭いおすすめの海外FX口座をご紹介しました。

とにかく最狭スプレッドにこだわりたい方は、抜群のトレード環境を完備する「TitanFX」がおすすめ。初心者の方ならTitanFXのZeroスタンダード口座、慣れている方はZeroブレード口座を使ってみて下さい。

最狭スプレッドにこだわるけれども、安全性も重視したい方は「AXIORY」です。約定力も高く、国内での知名度もあり信託保全も採用しているので安心できます。

日本語サポートにこだわらない方は、最狭スプレッドが国内なみの「Tradeview」のECN口座にチャレンジしてみましょう。Tradeviewならではの高い約定力にて満足感を得られると思います。

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どんなにスプレッドで優れた海外FX業者であっても、週明けや早朝にはスプレッドが拡がる傾向にあります。時期や時間帯によってスプレッドは変動してしまうことや、通貨ペアによっても最適な海外FX業者が違ってきます。

今回の記事を参考に、自分に合った海外FX業者にて最狭スプレッドを手にしていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

個人投資家、ライター、アナリスト。海外メディアを駆使した市場リサーチが強み。副業トレーダーを経て、フリーランスとして独立。 株式投資、FX、金プラチナ、債券、外貨預金、ETF・投資信託、不動産などの分散投資を得意とする。